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ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

このサイトの全ての写真・文章の著作権は個人に帰属しています。
商業利用やブログその他での転用をご希望の際はメールにてご連絡をよろしくお願い致します。

夏の高原蝶~ヒメキマダラセセリなど

2021-09-07 18:00:00 | 昆虫

お盆休みに撮った地味な蝶々たちです。




ヒメキマダラセセリ
1cmちょっとのとても小さなセセリ蝶です。
アカセセリ・コキマダラセセリにとても似ています。
時期的に2化目なのかとても新鮮で綺麗な個体でした。







ホソバセセリ
中型のセセリ蝶で模様が独特なので見分けは簡単です。
ややスレていたのが残念です。






ミヤマチャバネセセリ
割と希少なセセリ蝶ですがまあ地味です。
後翅裏面の5つ並んだ白斑の内側に1つ大きな白斑があるのが特徴です。






ヒカゲチョウ
大量にいましたが殆どがスレていました。
高原ではどこにでもいる普通種です。





クロシジミ
アリとの共生関係があるのでピンポイントでの発生になります。
翅を開けば茶黒なんですけど風が強くて開いてくれませんでした。






イチモンジセセリ
どこにでもいる全くの普通種です。
4つの白斑が一文字に並んでいます。







ウラナミヒメジャノメ
どちらかと言えば普通種になるので狙っては撮らない感じです。
花でじっとしていたのでカメラを向けてみました。





ツマグロキチョウ
コレも普通種でどこにでもいる蝶です。
雨模様で風も強かったのでいるものを順番に撮って終わりました。

今年の夏は短く蝶は全体的に不発で終わった感じです。
また来年に期待ですかね。








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千畳敷カールのクモマベニヒカゲ

2021-09-03 16:00:00 | 昆虫

お盆休みの穏やかな晴れの日を狙って千畳敷カールでクモマベニヒカゲを撮りました。















クモマベニヒカゲ 8/12日撮影
高山蝶の1種で前に載せたベニヒカゲに比べて撮影難易度が高くなかなか苦労しました。
人影や音に敏感で少しの動きでも飛び去ってしまいます。
花に留まってからアプローチしても逃げてしまうので待ち伏せで撮りました。

クモマベニヒカゲとベニヒカゲとの相違点はたくさんあります。
まず、生息域はベニヒカゲが1500mぐらいに対してクモマベニヒカゲは2000m以上の高地になります。
そして、クモマベニヒカゲには翅の縁に純白のフリルがあり見た目の印象が違います。
さらに、前翅の眼状斑の数もベニヒカゲが通常3個に対してクモマベニヒカゲは4or5になります。
後翅裏面はベニヒカゲには模様はありませんがクモマベニヒカゲには橙色帯と眼状斑・内側に白帯があります。
加えて、クモマベニヒカゲは数が極端に少なく2頭同時に見るのがやっとと言う感じです。

発生は7月下旬からで撮影に行った8/12日ではもうスレてる感じでした。
今回は撮影ポイントを見つけるのに時間がかかり、
陽が高くなってからの撮影で満足な写真は撮れませんでした。
またいつかチャレンジしたいなと思います。







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アマゴイルリトンボの連結

2021-08-27 16:00:00 | 昆虫

お盆休みに撮ったアマゴイルリトンボです。







アマゴイルリトンボ
日本固有種で生息地が20に満たない希少なトンボです。
モノサシトンボの仲間で目などが綺麗な瑠璃色をしているのが特徴です。
この生息地は南限に当たりますが安定した生息地になっています。
産卵を撮ろうと思って行きましたが天気が悪く風も強かったのでどうにもならずでした。
例年に比べて数が少なくモノサシトンボとクロイトトンボが多い感じもしました。






おまけショット1

オニヤンマ
遊歩道を何往復も飛んでいたのでそのうち留まるかなと見ていると、
やはり何度か留まってくれました。




オマケショット2

アゲハモドキ
ジャコウアゲハに擬態をしている蛾の一種です。
初め見たときはジャコウアゲハと思いましたが全く動かないのと頭が小さいことで、
コレは蛾だなと思い調べてみるとやはりアゲハモドキでした。






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高山蝶のベニヒカゲ

2021-08-23 16:00:00 | 昆虫

お盆休みに涼しい所に行ってきました。
目的は主に蝶々でしたが天気がイマイチで風も強く撮影できたのは3日ほどでした。
第1弾は高山蝶の中では一番撮りやすいベニヒカゲからです。









ベニヒカゲ
ベニヒカゲは中部山岳では標高1500m以上の高原に生息していますが、
分布は面的広がりではなく点なので環境変化で簡単に消えてしまうと思います。
前翅表面の目玉模様は3または4個で赤い帯の太さも変異があります。
後翅裏面には模様はなく翅をたたんで留まっていると目立ちません。

ベニヒカゲは晴れの日はもちろん曇りの日でも盛んに花の蜜を吸いに来るので、
多少天気が悪くても風さえなければ撮れるありがたい蝶です。
この場所では数も多く20や30は簡単に数えらるぐらいたくさんいました。
穏やかな蝶なのでじっくり撮れていい時間を過ごせました。






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希少種オオゴマシジミ

2021-08-17 16:00:00 | 昆虫

4連休に希少種オオゴマシジミを撮りました。





オオゴマシジミ雄 7/25日撮影
オオゴマシジミは発生時期がとても短い蝶で数も少なく希少な蝶です。
なのに、この場所では規制がなく採集者が捕り放題やってます。
見かけたのは2個体だけでしたが採集者に捕まらないよう見張りながらの撮影でした。

このトラノオの辺りが蝶の通り道のようで20~30分に1回ぐらいは花の上を飛びます。
ただ、花に留まるのは稀で特に午前中は忙しく飛び回るだけでなかなか難儀しました。
昼前後になると何度か花に留まる気配を見せてくれて何とか数カット撮れました。
でも、翅の表側をすっきり撮るのはなかなか難しいですね。





おまけショット

コヒョウモン
綺麗な個体がいくつかいて何度も花に来てくれました。
この子がいるとオオゴマが花に留まらないんですけどね。






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山地性のジョウザンミドリシジミ

2021-08-06 16:34:52 | 昆虫

4連休に撮ったジョウザンミドリシジミです。
ジョウザン=定山で北海道の定山渓にゆかりのあるミドリシジミ=ゼフィルスになります。









ジョウザンミドリシジミ
山地性のゼフィルスでどちらかと言えば普通種です。
特徴としては緑色ではなく青色の金属光沢が強いことです。
数も多く比較的低い場所でテリ張りをするので撮りやすい蝶です。
活動時間は8時~10時ぐらいでアイノミドリシジミと入れ替わりで出てくる感じです。


分布は







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北方系のオゼイトトンボ

2021-08-05 12:00:00 | 昆虫

4連休に撮ったオゼイトトンボです。





オゼイトトンボ
オゼイトトンボは北東日本と北海道に分布する北方系の青いイトトンボです。
オオセスジイトトンボに振られてオオモノサシトンボを撮った帰りに寄った池にたくさんいました。
午前中から昼にかけて雄が高速で水面ギリギリを飛び回り雌を探します。
雌を見つけた雄は見ている限りずっと連結しっぱなしで産卵を促します。
水面に浮いたジュンサイの葉が大好きでよく留まってくれました。

オゼイトトンボはエゾイトトンボやルリイトトンボによく似ています。
見分けは腹部第2節の模様と目の後ろの青い模様=後縁紋の形です。
①雄の腹部第2節の模様
・エゾイトトンボはスペード型、
・オゼイトトンボはワイングラス型
・ルリイトトンボはワイングラスの角が取れた形

・エゾイトトンボは後縁紋が丸く後頭条と離れる
・オゼイトトンボは後縁紋が細く後頭条と繋がる
・エゾイトトンボは後縁紋が丸く後頭条と繋がる
この他にもオゼイトトンボ雄は付属器の下が長くなることや、
他と比べて腹部の黒色の面積が大きいなどの細かい違いがあります。




おまけショット

ウチワヤンマ
コオニヤンマとともにサナエなのにヤンマと名が付いています。
腹部先端(第7節)のウチワ模様が特徴ですね。
このウチワに黄色がなく真っ黒だったらタイワンウチワヤンマです。




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オオモノサシトンボの生息地

2021-08-03 12:00:00 | 昆虫

ちょっと遠くの池まで行ってオオモノサシトンボを撮りました。



オオモノサシトンボ
オオモノサシトンボは利根川流域と信濃川流域および宮城県に生息する希少種です。
モノサシトンボより少し大きく腹部の節斑が2重になり翅が褐色味を帯びるのが特徴です。
雄は肩の淡色条がほとんど消失し腹部第9節背面が黒くなります。
雌は腹部第10節背面に黒い部分があることでも見分けます。
また、若い個体は全体的に赤味を帯びるのも特徴です。
(若いモノサシトンボは黄色味を帯びます)

数年前にこの池を訪れたときに比べて水質がかなり悪くなり、
狙いのオオセスジイトトンボは絶滅に近い状態でしたが、
このオオモノサシトンボは何とか生き残っているような感じでした。
以前は菱が繁殖し水底から水が沸き上がる様子が見られましたが、
現在は菱が消え水が濁りオオセスジの生息環境は失われつつあるように見えました。
池の環境が復活してくれればいいのですが厳しいかも知れません。







オオモノサシトンボ若
池から離れた草地には若い個体がたくさんいました。
脚を中心に体が赤味を帯びているのがわかると思います。
若い個体のほうが腹部の2重節斑も目立ちますね。







オオモノサシトンボ羽化
羽化したての個体もいくつか見ることができました。
オオモノサシトンボはヒメガマがあれば産卵も羽化もできるので、
数は減っても生き残ってくれそうな気がします。

オオセスジイトトンボは他で探すしかなさそうです。






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スタイル抜群のヒメサナエ

2021-07-27 16:00:00 | 昆虫

その道のプロの方にアドバイスをいただき、
夏サナエのヒメサナエを探しに行ってきました。


















ヒメサナエ雄
河川上流から源流の川サナエで限られた地域にしか分布していません。
北摂地域ではなかなか見ることができないので兵庫県の西部まで撮りに行きました。
ヒメサナエは河川上流の日の当たる川床の飛び石の上に留まっていました。
大きな石よりは小さめの水面から10cmぐらいの石の上が好きなようで、
陽が照ると4・5頭が樹上から降りてきて縄張り行動をとっていました。

太陽が高くなると尾を高く上げるいわゆるオベリスクといわれる姿勢をで留まるのが面白くて、
それを前から撮ったり横から撮ったりして昼過ぎまで楽しめました。
まだ出始めで雌はいませんでしたが生息域の様子が分かったのが大きな収穫でした。


ヒメサナエは4cmぐらいで尾が極端に細くかなり華奢で目が大きく見える可愛らしい感じのトンボです。
日本では1属1種で夏に同じ環境で生息する似たトンボはオジロサナエぐらいです。
両種とも尾の先が白いのですがヒメサナエの胸側黒条は1本半でオジロサナエはY字型になるので見分けは簡単です。
夏サナエはヒメサナエの他はオジロサナエ・オナガサナエ・メガネサナエ・オオサカサナエ・ナゴヤサナエとコオニヤンマぐらいです。
梅雨が明けて夏本番になりこれから夏秋のトンボが楽しみですね^^







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キロサナエとヤマサナエ

2021-07-21 16:00:00 | 昆虫

6月に撮ったキイロサナエとヤマサナエです。



キイロサナエ雄
ヤマサナエとばかり思って適当に撮ってましたが、
帰ってから画像を見ると希少種のキイロサナエと判明しました。
まあ、やや薄汚れていたのでどう撮ってもそう変わりない感じですが。
ただ、キイロサナエと分かっていれば辺りをもう少し真剣に散策したとは思います。






ヤマサナエ雄
こちらは普通種のヤマサナエです。
同じ場所で撮りましたがヤマサナエは山側、
キイロサナエは田んぼ側と微妙に棲み分けている感じでした。

キイロサナエとヤマサナエの見分け
①胸のL字の内側が太ければヤマサナエ
 胸のL字の内側が細ければキイロサナエ
②胸側の1本目の黒条が太ければヤマサナエ(例外あり)
 胸側の1本目の黒条が細いまたは一部消失していればキイロサナエ(例外あり)
③雄の尾部先端の付属器の先端の二股が細く先が尖ってればヤマサナエ
 雄の尾部先端の付属器の先端の二股が太く先が曲がっていればキイロサナエ
④雌の産卵管が見えなければヤマサナエ
 雌の産卵管が見えていればキイロサナエ




おまけショット

コウノトリ
撮影したときは孵化後2週間ほどでした。
喉に袋があってまだ可愛らしい感じがします。
今はもう大きくなってもう巣立つ頃だと思います。






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翅を開いたキマダラルリツバメ

2021-07-18 16:00:00 | 昆虫

6月中旬に、去年と同じ生息地でキマダラルリツバメを撮りました。







キマダラルリツバメ
夕方3時頃から活動するので他の撮影が終わってから撮りに行ける夕方の蝶です。
幼虫は桐などの古木に棲むアリと共生するので極限られた場所にしか発生しません。
ピンポイントで発生するので場所を知っていなければなかなか見つけられない蝶だとおもいます。

この場所は割と有名な蝶の発生地の近くでもあり、
虫網を持った連中がウロウロしていました。
ハンターが帰るまで蝶を捕られないように守りながらの撮影でした。






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色鮮やかなモートンイトトンボ

2021-07-13 17:00:00 | 昆虫

6月に撮ったモートンイトトンボです。



モートンイトトンボ雄
前に載せたコフキヒメイトトンボやヒメイトトンボ・ヒヌマイトトンボと同じぐらいの大きさで、
基本的に湿地や浅い池に生息する小さなイトトンボです。
色は他種と比べると鮮やかでやや蛍光色を帯びている感じがします。
若い雄は尾部の紅色部分が広くて日が当たるととても綺麗です。










モートンイトトンボ雌
若い雌は蛍光がかったオレンジ色をしています。
成熟すると薄緑色になりますが他種と比べると色艶があって綺麗に見えます。
交尾は早朝で活動自体も昼までな感じでなかなか気難しいトンボですが、
晴れた日の朝ならいい感じでいろいろ撮れると思います。







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グンバイトンボの集団産卵

2021-07-11 16:00:00 | 昆虫

グンバイトンボが多数いる小川を見つけたのでたくさん撮りました。






























グンバイトンボ連結・産卵
他のモノサシトンボ属と同じで集団で産卵をする傾向があるようで、
広いスペースがあるのになぜか密になって産卵します。
多くの子孫を残すよう遺伝子に組み込まれた習性なんだろうと思います。

撮影方法はまず川の中に入って三脚を水面スレスレにセットしてトンボを待ちます。
ペアが来たら雌にピントを合わせてから雄の顔にもピントが合うように高さを微調整します。
2ペアが画角に入れば2頭の雌を平行にしてピントを合わせるようにすると4頭の顔にピントが合います。
絞ればピントが合いやすくなりますが背景が滲むので自分は絞らず解放で撮っています。
現場では細かいピントまで確認できないので連射で撮って後でピントの合っている写真だけ残します。











グンバイトンボ雄
雄の中脚と後脚に軍配のような平たい板が付いているのが特徴です。
この軍配は雌にアピールするためのもので飛んでいるときに非常に目立ちます。







グンバイトンボ(テネラル)
川辺を歩くと朝に羽化した個体がいくつも飛び立ちます。
羽化したては色もなく地味ですが見つけるとやはり撮ってしまいます。
もちろん、グンバイがあるのが雄でないのが雌です。







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アオサナエで玉ボケ祭り

2021-07-08 16:00:00 | 昆虫

もう何年も通っている大好きなアオサナエの清流ですが、
少し水は汚くなったもののアオサナエの数は圧倒的で、
ピークには等間隔でアオサナエが並んでいる姿を見ることができます。
















アオサナエ雄
雄は川の中にある石の上で縄張り行動をしていて、
低い姿勢でじっくり近づけば割と逃げないので、
背景を変えながらいろいろ撮れて楽しいです。
低く構えて水面を入れれば玉ボケができるのがいいですね。
アオサナエは尾部を上げて留まっている姿が独特で美しく、
背景の玉ボケと合わせていい角度で撮れると嬉しいですね。

アオサナエは6月中旬ぐらいまでで終わってしまい、
その後はアオハダトンボが清流の主役になっていきます。
今季も雄ばかりで雌は撮れませんでしたが、
気長にやっていればいつかは交尾や産卵も撮れるでしょう。







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ヒラサナエの楽園

2021-07-05 16:00:00 | 昆虫

去年と同じ場所にヒラサナエを撮りに行きました。
ダビドサナエ属モイワサナエの亜種ヒラサナエは富山から岡山の日本海側を中心に生息し、
亜種ヒロシマサナエとともにとっても希少なトンボです。








ヒラサナエ雄
この生息地は標高が高いので春のサナエトンボにしては発生時期が遅く、
5月下旬から7月上旬まで多くのヒラサナエを見ることができます。
多くのサナエトンボは羽化後には一旦生息地を離れて過ごすことが多いのですが、
ヒラサナエは生息地を離れることなく割と集団で湿地の葉の上でまったり過ごしている感じです。
若い個体は緑色の部分が明るい黄色をしています。










ヒラサナエ雌
雌も雄に交じったりやや離れたりしながら葉に留まっていました。
観察しているとカワトンボに襲われ地面に落とされ縄張りを奪われたり、
日向ではなく半日蔭の葉の上でじっとしていたりとひ弱な感じがします。
この湿地がある限りここのヒラサナエは安泰ですが、
局地分布の希少種なので大切にしたいですね。










ヒラサナエ雄(テネラル)
羽化直後に飛び立ったテネラルもいくつか見つけました。
色が薄く翅も半透明で頼りない感じでしたが、
辺りを一周して戻って来るといなかったので無事に樹上へ上がったと思います。


モイワサナエ3亜種
・基亜種モイワサナエ‥‥北海道・東日本(長野県・山梨・群馬・栃木・茨城各県以北)
・亜種ヒラサナエ‥‥岡山県・兵庫県・京都府・滋賀県など
・亜種ヒロシマサナエ‥‥広島県・鳥取県・島根県・岡山県
この3亜種の見分けは雄は尾部付属器の微妙な違いで区別します。
雌は素人には判別不能レベルになり基本的に分布域で区別します。
ただ、ヒラサナエとヒロシマサナエの分布域が重なる地域では、
生息地も含めて専門家に判断してもらうしかないと思います。

※最近はこの3亜種を統合してモイワサナエ1種とする場合もありますが、
たとえ学術的に統合されたとしても分布や生息環境が違うので、
やはりヒラサナエ・ヒロシマサナエの名は残してほしいなと感じます。






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