白馬で撮ったギフチョウのイエローバンド型です。
ギフチョウ(イエローバンド型)
白馬のギフチョウにはイエローバンドというとても希少な変異型があります。
染色体の劣性遺伝(潜性遺伝)により翅の縁が黄色の縁毛で覆われる変異個体で、
後翅の樹状突起の黄色がよく目立ちます。
白馬に何度通っても遭遇できない幻の蝶という話をよく聞いていて、
今回まさか撮れるとは思っていなかったのですが撮れてしまいました。
ギフチョウ通常型(白馬産)
白馬の通常型のギフチョウです。
ヒメギフチョウとの違いは前翅の表側の先端の黄色がズレていることと、
後翅の下段に左右3つの濃い黄色の紋があることです。
あと、樹状突起もヒメギフに比べて長いのも細かな特徴ですね。
白馬のギフチョウは黒の面積が少ない感じがします。
ギフチョウ(兵庫県産)
こちらは4月の初旬に撮った関西のギフチョウです。
やはり白馬産に比べて黒く感じますね。
ギフチョウは地域によって模様に変異があるので、
撮り比べるのも面白いかも知れませんね。
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