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A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

あたたか

2008-12-15 | 料理


日曜日の朝ご飯。

朝からとても寒かったので、蒸し料理を作りました。
蒸したり、炊いたりしていると、
キッチンとリビングがあたたかくなりますもんね。
コウさんと一緒に作ったその他は、
ひよこ豆ともちきびご飯とお味噌汁とぬか漬けです。

豚肉と蓮根の蒸し物は、今回初挑戦です。
最近お気に入りの、野口真紀さんの料理本を参考に作りました。

蓮根を5mm幅に切って水いさらし、
豚肩ロース肉は、一口大に切って、
テンメンジャン、醤油、紹興酒、てんさい糖、しょうが汁、にんにくすりおろし、
を適当に混ぜた調味液を揉みこみます。
それをお皿に交互に並べて、15分くらい蒸しました。
仕上げに万能ネギをパラリ。
テーブルに運ぶと、ほかほかと湯気が上がります。

しっかりした味付けで、豚肉から出たスープが蓮根にしみ込み、
ご飯が進みました。
ひよこ豆ともちきびのご飯も、
モチモチしていておいしい!
朝からついつい食べ過ぎてしまいます。

食べ終わったら、IKEAに行きました。
先週、近くに出来たIKEAに行って、
そこで見つけた出窓用の木製ブラインドを検討中でした。
以前、出窓のカフェカーテンが気になって外したら、
とてもすっきりと景色を見渡せて良かったのですが、
翌朝の午前中には、ものすごくまぶしいことが発覚…ヾ( ̄ェ ̄;
ご飯もおちおち食べていられないので、仕方なくカーテンを戻しました。

それから色々探し続けていて、
やっと良い感じの木製のブラインドを見つけたのです。
これなら木の素材がやわらかく、見た目もスッキリしているし良いんじゃない…
一週間考えて納得した上で、再びIKEAに出掛けました。

船橋のIKEAに行ったのは2年4ヶ月前で、
遠いのと、すごーく混んでいたのでぐったり。
それ以来行っていなかったのですが、
今回新しい店舗が近くに出来て、これからはちょくちょく行けそうです。



無事、木製ブラインドと、その他にもお目当てだった品物を購入した後、
すぐに家に帰れたのが嬉しかったわぁ。
近いと面白いわーい、IKEA♪



ありあわせ

2008-12-12 | 料理



天津飯が食べたいけれど、そう都合よく家にカニ缶はないので、
カニかまで代用しました。

カニかまをほぐして、酒としょうがの絞り汁をかけておきます。
人参、しめじ、ネギなどありあわせの野菜をごま油で炒めたら、
溶いた卵の中にカニかまを入れて混ぜ、
炒めた野菜の中にジャーっと入れて、卵焼きを作ります。
それをご飯の上にのせて、あんをかけたら出来上がり。

そういえば…と、冷蔵庫にあった鶏そぼろや三つ葉ものせたりして、
本物のカニじゃなくても、案外おいしくいただけます。


焼きあご

2008-11-20 | 料理



お出汁をとる時は昆布とかつお節で、煮干は使わないのだけれど。
カルシウム摂取だと思って、煮干をお味噌汁に入れてみたら、
何だか魚臭さが気になってそれっきりやめてしまいました。

以前、ある和食のお店でいただいた食事のお出汁がとてもおいしくて、
「お味はいかがですか?」と聞かれた時に、
「お出汁の味にとても丸みがありますが、
 これは何の出汁を使っているのですか?」とたずねました。
その時「昆布とかつおと、焼きあごでとった出汁です」と、
焼きあごのことを教えていただいたのです。
おいおい「美味しんぼ」じゃあるまいし、こういう聞き方するかいー?!ですねっ;
でもそれくらい、私にでもわかるほどちょと違った美味しいお出汁でした。

でも、焼きあごはスーパーなどでは売っていないし、
どの焼きあごがいいのかわからないしなぁーなんて思っていたところ、
料理家の飛田和緒さんの著書に、おいしい焼きあごが紹介されていました。
「これだ!」と思ったけれど、
秋に取り寄せると夏にとれた新モノが届くということなので、
この秋までじっと我慢で待っていたのです。

そして、
先月やっと届いた五島列島の焼きあごが冒頭の写真です。
干物になってもまだ1匹12cmもあるトビウオは、
一晩水に漬けて戻すと、
お鍋の中でツイーっと泳ぎ出しそうに見えました。
焼きあご3匹と昆布とかつおでとった出汁は、やっぱりとても美味しくて、
もう焼きあご無しのお出汁は考えられないな…と思ってしまいます。
この焼きあごがパウダー状になったものもあって、
これもお味噌汁にパラッと入れると美味しさ倍増です。

今日はね、朝おいなりさんを作ってお弁当に入れました。
そしたら、息子が帰って来て、
「今日の弁当さ、友達が見てビックリしてた」って言うから、
「おいなりさんでビックリ?何で?」って聞くと…

まず、おいなりさんの姿にビックリ。
「すげー色が白くね?」って。
関東のおいなりさんは醤油色が多いからね。
うちのは、こんな感じでほとんど油揚げの色そのままです。
その上、油揚げ裏返しになってます。
友達曰く「パンが入ってるのかと思った」そうです。
お弁当箱にロールパンが3個並んで入ってるってこと…?そんなアホな。

それから、
「お母さん、朝からそんなの作ってくれるの?」ってビックリ。
毎日お弁当を作るお母さんも少なくなって、
朝ご飯も食べなくて、お昼ご飯のお金が置いてあるっていう子も多いそうです。
「昨日の夜作っておいたんだよ」って息子が言うと、
「そうだよなー」って友達も納得していたそうです…

「ちょっと待ってよー!!朝作ったっちゅうねんっ。
 あんた、寝てるから知らんねんやん。早起きしてご飯詰めてたんやでー!」
ウッキー!!とイカる私。
少しでもおいしく食べさせてあげたいと思って、
前の晩に煮ていたのは油揚げで、朝、寿司飯を作って一生懸命詰めたのにぃー。
親の心子知らずっ。




fumufumu

2008-10-31 | 料理



“フムス”って、前々から気になっていたのです。
ひよこ豆を使った中東の豆料理だそう。
よく、お料理の本に載っているけれど、
すごーく簡単すぎて、
「それだけで、おいしいの?」って不思議だったのね。
だから、ひよこ豆を煮てもこれを作ることは避けていたんだけど。

賞味期限がもうすぐのひよこ豆を乾物入れの中から発見したので、
お昼前からもどして、夜に煮ました。
煮豆がお鍋にたっぷり出来たので、
「よし!」と決心して(そんな大げさなー)、
翌日フムスを作ることにしました。
作ると言っても、フードプロセッサーに材料を入れて混ぜるだけよ^^

にんにく一片をみじん切りにしたものと、
ひよこ豆2カップをフードプロセッサーに入れてスイッチオン。
軽くペースト状になったら、
塩と黒胡椒を適当に入れて、レモン汁を大さじ1くらいと、
ひよこ豆の茹で汁を大さじ1~2と、オリーブオイル大さじ1くらいを加えます。
あ、そうそう、クミンパウダーを入れるってよく書いてあるけれど、
家には無かったので、白胡麻ペーストを大さじ1くらい加えて、
あとは、ダーッと攪拌してなめらかなペースト状になったら出来上がり。
“くらい”が多くてごめんなさい。
でも、それほど適当に作ったってことなのです。

とっても素敵なiihosi yumikoさんのお皿に盛り付けてみました。
いただく時は、フムスの真ん中に穴を開けて、
そこにエクストラバージンオリーブオイルを注ぎます。
で、軽く焼いたバケットでフムスとオイルをくずしながら付けて食べるわけです。

ラタトゥユと一緒にお昼ごはんで食べると、
これがなーんと、おいしいじゃないですか!
ガーリックの香りと、ひよこ豆のコクと、オイルのなめらかさとがあいまって…
まぁ、びっくり。
思わず、パンのおかわりをしてしまいました。

この料理の大事なところは、
良いオリーブオイルを使うということだと思いました。
うちではヌニェス・デ・プラドというエクストラバージンオイルを使っていますが、
これは香りがフルーティーでとってもおいしいです。
このオイルにバルサミコ酢を少し注いで、
それをバケットにつけて食べるのもおいしいの。
うちでオリーブオイルを生で使うときは、
絶対これじゃないとダメになってしまったほどです。

もうこれからは、ひよこ豆を煮たら必ずフムスを作りますよ。
あ、でも私たち家族、外食でフムスを食べたことがないんだった!
ホントは、どんな味?

副産物

2008-08-20 | 料理






今年、梅シロップを作ったときに、
保存ビンに入りきらなかった梅で、
ちょこっと別の保存食を作っておきました。
“作って”といっても、漬けておくだけの私向きな保存食です。

梅味噌と梅醤油。
青梅を味噌に漬けておく、醤油に漬けておくだけです。
味噌の方は、ちょっと一手間。
写真のように、よーく味噌に漬かって梅が柔らかくなったら取り出し、
種を取って果肉をバーミックスでペースト状にし、
元の味噌に戻し、よく混ぜるのです。

これがとっても爽やかな梅の香りと酸味のある味噌で、
そうめんのつけだれに混ぜると、
とってもさっぱりとしておいしかった。
本当にクセになる味で、思い出してもまたそうめんが食べたくなります^^

梅醤油は和え物にかけたり、
私はまだ試していないのですが、
お刺身醤油に使っても良いそうです。
梅干しとは違った、青梅の清々しい香りの味噌と醤油。
どちらももう、余った梅から出来た副産物とは言えないおいしさです。

参考にしたのは
「飛田和緒の台所の味」東京書籍
という本です。



ぬか漬けその後

2008-08-18 | 料理



ここのぬか漬け、今でも健在ですョ。
もうすぐ“二年もの”になるんだなぁ~~。
昆布、唐辛子、からし、お酒、生姜、ニンニクも1片…などなど、
おいしくなるようにいろんな味出しを入れる研究中。
少し残ったビールも、入れると味が良くなると聞いて試したいんだけど、
1度も残らないので、これだけは未だに入れたことがありません~ヾ( ̄∇ ̄;

当初、2㌔のぬか床だったので、2.2ℓくらいの保存容器を見つけて、
「ピッタリだわ」と喜んで購入したのですが、
いざ、ぬかを入れてみるとピッタリすぎて、
思う存分ぬかを混ぜれないの!
混ぜ返しの為の余裕を考えてなかったっ。
あー、アホな私っ;

仕方がないので、いったんフタにぬかを少し移してから容器のぬかを混ぜ、
塩をした野菜を入れて、フタの上のぬかを戻す…
という面倒なことを続けていたのですが、
それも限界になり、やっとたっぷり入る容器に替えました。
野田琺瑯のぬか漬け用容器です。

さすが大きさも深さもちょうどよく、
ぬか床もしっかり混ぜ返すことが出来るようになりました。
ほとんど毎日のように、朝ご飯ではきゅうりのぬか漬けを食べ、
にんじんのぬか漬けは、
野菜スティックのようにして食べています。

おいしいぬか漬けがあるって、幸せですよ~^^


リベンジらっきょう

2008-07-23 | 料理



去年漬けたらっきょうのレシピは、塩漬けを1度すればよかったのですが、
出来上がりの塩が強めで、食べる前の塩抜きに時間がかかりました。
そこで、今年は違うレシピで作ってみることにしました。
粗漬け、下漬け、本漬けと3度漬けるのですが、
この方が出来上がりが良さそうなので、頑張ることにして挑戦してみました。

粗漬けは、ヤル気満々だったのですぐに終えました。
2~3日経って、アクが出てきたら次の下漬け。
早くやっておかないとーって思えたので、何とかクリアしました。
そこから10~15日後に本漬けなんだけど、
その時には、らっきょうの天地を切ってひと皮むかなければいけないの。
3kgあるからね。うーん…これは大変。
3回目ともなると、随分とヤル気もしぼんでいますし…。
うだうだしているうちに、20日くらい過ぎてしまいました;

やっと日曜日に、塩水を作って冷ましておいて、
これまたコウさんに手伝ってもらって本漬けが出来ました。
私がらっきょうをクルンとむいて、コウさんに天地を切ってもらいます。
「これ、何個あるのかな?数えてみる?」
「それはやめておこうよ」
などと話しながら。
こういう時って、
手を動かしながらゆっくりお喋り出来てとても楽しいのです。

さて。
それが出来たら、
1つずつ水気を拭き取って保存ビンに入れ、
塩水と唐辛子、昆布を入れたら出来上がり。
言うと簡単なんだけど、かなり時間がかかりました。
これ、1人では大変だったと思います。
「やっとできたぁ~~♪」
と喜んでいたところに息子が帰って来て…

「なんじゃこりゃー?!くっせぇーーー!」

大変!家中にらっきょう臭充満です!
らっきょうって、漬け始めのこのニオイがね…;
どうぞ、おいしいのができますように。


野菜ランチ

2008-07-22 | 料理



私、料理をしている時に、リビングにいる人を巻き込むのが上手なんです。
人と言っても、まぁ、息子かコウさんなんですけれどね。
「あー、ちょっと(高い所にある)野菜の水切り取って~」とか、
「手がふさがってるから、片栗粉出して~」などと言って台所に呼び込みます。
二人とも、気が付いた時にはお料理のアシスタントと化しているというワケです。

日曜日にも、私のその手で、コウさんは車麩を焼いていました。
二人だったので、車麩のステーキをメインにした野菜料理のランチです。

メニューは、

車麩のステーキ(黒胡麻かけ)
ズッキーニのソテー
納豆めかぶ
素焼きかぼちゃの煮びたし
蒸しなす(白髪ネギのせ)
にんじんとアーモンドのサラダ
トマトとサラダ菜
自家製きゅうりの糠漬け
小松菜となめこのお味噌汁
ご飯(押し麦、はと麦、黒米、緑豆、発芽玄米入り)

車麩は、ダシ醤油にハチミツを入れたものに漬け、
水溶き小麦粉にくぐらせてこんがりと焼き、黒胡麻をふりました。

どんな味なのか…
興味津々で食べてみると、
「うん、あれあれ!焼いたはんぺん!」と、
コウさんと意見が合いました。
歯ごたえのある焼きはんぺんです。
これは、お麩にしてはなかなかおいしいな。

それから、ナスがおいしい季節ですが、
揚げナスにすると、ナスがドンドン油を吸うので、
縞々に皮をむいてから、蒸しナスにしてダシ醤油をかけたところ、
実がトロリとしてとてもおいしかったです。

厳密に言うと、おダシがカツオと昆布なので、
完璧な精進料理とは言えませんが、
数えると、15種類の野菜類に五穀米ということになりますから、
とても良いランチだと思いました。
たくさん食べても胃が軽い感じ。
こういうランチ、出来れば毎日食べたいものです。



車麩

2008-07-18 | 料理



この間、
コウさんの実家に行ったとき、いいものをもらいました。
義姉家族と私たち夫婦が居たちょうどその日に、
お義父さんの新潟のお友達から宅配便が届いて、
新潟のおいしいお米と、この車麩が入っていたのです。
実は私、こんな大きな車麩(直径約10㎝)って、食べたことがありませんでした。

子供の頃、お麩といえば小町麩っていう小さいものが主流で、
お味噌汁やすき焼きなんかに入れて食べた覚えがあるんだけど、
それも特別好きでもなかったので、
自分が料理するようになってから買ったのは2~3回じゃないかな。

ところがここ最近、マクロビオティックの本などでよく、
この車麩をお肉代わりに料理しているのを見かけるようになって、
どんなものなのか、ずっと食べてみたかったんですよね。
お麩は、良質のたんぱく質のかたまりだって聞いていたし。
関西では無かったような気がするんだけど、
私の家で食べなかっただけなのかな?

なかなかこれっていう車麩が見つからなかったので(あっても量が多かったり意外と高価)、
宅配の箱からコレが出て来た時は、
私1人が「わーっ!車麩やーん!」って喜んでしまいました。
お義父さんと、お義姉ちゃんは、
「何これ?」って言ってたけどヾ(^m^*

宅配には2包入ってて、お義姉ちゃんに、
「1個貰ってもいい?」って聞いたら、
「どーぞどーぞ。、あっちゃん、全部持って行って。
 ココ(実家)に置いてても、きっとそのままだから。」
「えっ?お義姉ちゃんは?」
「(苦笑いしながら)無理っ」。
ということで、12枚入りのでっかい車麩を2包も貰ってきました^^

まずは、普通にもどして肉じゃがに入れてみました。
もどすとこれまたあまりにもでっかいので、4等分にして。
出来上がりの見た目は、豚の角煮にみえないこともないかな。
つるんとした小町麩と違って、とても歯ごたえがあり、
なかなかおいしくいただけましたよ。

お鍋に残ったので、
そのまま冷蔵庫に入れて次の食事でまた食べることに。
次に冷蔵庫から出して見ると、
車麩が中の水分をぜーんぶ吸ってしまっていて、
水気を足して温め直すと、ぶよ~んとふやけて、
歯ごたえはすっかり無くなっていました;
うーん、置いておくものじゃないんだな。

よーし。
次は味付けして焼いて、ステーキみたいにしてみよう。
どんな風になるかな?車麩研究は続きます…




新生姜で

2008-06-26 | 料理

さてさて、次は新生姜の番です。
去年、飛田和緒さんの本で見て作った新生姜のしょうゆ煮は、
色々使えてとても重宝したので今年も作ることにしました。

繊維を断ち切るようにスライスした新生姜に、
生姜が半分浸るくらいお醤油を入れて、
水気がなくなるまで煮るだけという簡単さ。
冷蔵庫で1年保存出来て、
これを刻んで入れたおにぎりや炒飯は、とてもおいしいです。
今年はたっぷり作りました。

それから、今年は甘酢生姜も。
少し梅酢を入れたので、サーモンピンクになりました。
「生姜なのに、かわいい色だわー♪」なんて、
自分で作った甘酢生姜だと何とも愛しくて、
ただの甘酢生姜を右から左から上から下からと眺めてしまいます。
ちょっとヘンな人…?

何よりこの2つは、煮るだけ、さっと茹でて甘酢に漬けるだけ…と、
保存食の中でも超簡単作り方なので、私向きなのです。