A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

ご褒美の本

2010-12-27 | 



今年は例年より少し早めの、今日が仕事終わりでした。
といっても、家でのあれこれは後回しにしておいてのことですから、
これからが本番と言うべきかもしれません…;

今日は忙しくなるって前々からわかっていたので、
目覚ましの音がますます恨めしい…。
それでも何とか起き上がると、
早朝の明けの明星と日の出が美しく、眠い目をこすりながら、
「今日も1日がんばろうぅ~( ̄0 ̄)ノ」と自分の気力を奮い起こしました。

*****



そんなこんなで何とか業務終了~。
今年一年頑張った(?)自分へのご褒美に、ずっと欲しかった本を購入しました。
奈良のひろちゃんから、
くるみの木のレシピ本が出たよ~って教えてもらっていたのですが、
こちらではなかなか入荷せず、痺れを切らしてお取り寄せしました。

数年前になりますが、
ひろちゃんと行ったくるみの木のランチがおいしくて。
それを作れるなんてこんな嬉しい本が出たのねぇ。
早速、お茶を飲みながらゆっくりと読みました。

優しい文章と共においしいレシピが満載の本が何より好きな私にとって、
これはもう嬉しすぎる本でした。
まさに私達が座ったテーブルと椅子が載っていて、
そこに座っていただいた、あのおいしいお料理の思い出がよみがえり、
「あぁ、また行きたいなぁ…食べたいなぁ」
読んでいる間中、ずっとその思いが続きました。

といっても、奈良は遠い;
また訪れる日が来るまでは、この本を参考にお料理を作りたいと思います。

Book: 奈良「くるみの木」のレシピ  石村由起子著 角川SSコミュニケーションズ








面白いョ!

2010-12-22 | 


夜の間に雨が降って、空気が洗われた様子。
遠くの建物までもがはっきりと見えました。
スカイツリーは再来年の完成なのに、
外見はどんどこどんどこ積みあがっていって、
もうこんなに高くなっています。

完成したら日本中からたくさんの人たちが訪れるのでしょうねぇ。
私は多分、しばらくはここから眺めることになりそうです。
数年経って…うーんと落ち着いたら行ってみようかな。





最近「面白い!」と思う本になかなか出会えなくて寂しかったのですが、
久しぶりに嬉しくなる面白さ。

私の読書…
いわゆるベストセラーと言われる本はほとんど読まないです。
恋愛小説?全く読まない。笑。
それから、ミステリーは、ずーーっと「??」が続いて、
最後の数ページにバタバタと解決していくでしょ。
その結果が「なんだそんなことだったのか…」なんて思ったりすると、
「この本に費やした数週間(読むのが遅いのでこのくらいかかる)を返して~」って言いたくなります。ヾ( ̄ェ ̄;
えっ…?ミステリーとは、経過の「?」な気持ちを楽しむものなのっ?!
そうそう、人がどんどん殺されたりするお話も好きじゃないかな。
読書に関しては、なかなかの天邪鬼ぶり。

そんな私が最近見つけたこの本。
もう、読むのが楽しくて仕方がないのです。

料理人の主人公“澪(みお)”は、生まれも育ちも大坂なのですが、
訳あって江戸の料理屋さんで腕をふるうことに。
故郷の大坂の味と江戸の味の違いに戸惑い悩みながらも、
江戸の人々に喜ばれる味を見つけ出していくのですが、
それだけじゃなくて、それはもういろーんな事が起こってね、
ドキドキしたりワクワクしたり怒ったり…
この間は、電車でウルウルしてしまったものだから大慌てで、
家に帰って続きを読んで号泣~なんてこともσ(T∇T)

澪が考え作り出す料理がまた美味しそうで、
読みながらおなかがぐぅ~っと空いて、お料理がしたくなります。
本の最後には巻末付録として、その料理のレシピが載っているのですよ。
また、江戸時代の人々の暮らしがうかがえて、それも楽しい。
大坂から見知らぬ土地の江戸で暮らす澪の境遇を、
自分にオーバーラップさせてるところもあるのかな。

現在四巻まで出版されているのですが、今三巻を読んでいます。
面白くてどんどん読みたいけれど、
読み終わってしまうのがもったいなくて…
早く五巻が出てくれないと追いついちゃうじゃない~という気持ち^^

あ…ベストセラーは読まないとか言って、
この本は文庫書き下ろしのベストセラー本です。
今一番、私の好きな小説です。

books:みをつくし料理帖シリーズ 高田郁著 ハルキ文庫
   
   


空き羽織り

2010-12-18 | 機織り





教室で習った空き羽織りが出来上がりました。
四本の糸を束にして、文字通り羽と羽の間を開けて織る技法です。
実物はほとんど黒みたいなグレーなのに、
何度撮っても白っぽくなってしまうのであきらめましたヾ( ̄∇ ̄;
四本の中の白っぽいグレーのモヘア糸がカメラに主張してしまうようです。

実は、織り始めはそんなに好きな感じではなかったけれど、
出来上がって巻いてみると、
裾がスカラップのようになって意外とカワイイ♪
半分に折ってグルグルと巻くとボリュームもあって良い感じ。



こりゃまた、色が全然違いますね…;
こちらは教室で撮った織っている途中の写真です。
こんな風に、経糸が少しで済むので整経するのが早いのです。
その上サクサク織れるし、時間のかかる房作りも要らない。
この冬、色違いでたくさんあると便利だと思いました。



生姜クッキー

2010-12-16 | お菓子



 焼く前                             焼いた後

最近は食べるばっかりで、作るほうはとんとご無沙汰していましたお菓子作り。
お菓子を作ると息子は食べてくれますが、
そもそも家に居る時間が少ないので、
メインで食べる人は…私;
あるとどうしても、ちょこちょこ食べちゃうのよねぇ。
これはイケナイと、お菓子は作らないことにしていました。

そういう訳で久しぶりの手作りお菓子、
ひろちゃんから教えてもらった生姜クッキーを作ってみました。
おろし生姜がたっぷり50g入った生地に、
白胡麻と、好きなカシューナッツも追加。
レシピに米粉は無かったけど、余っているのがあったので少し入れちゃえ。
菜種油も無いので、太白ごま油で代用。
生地はちぎってポイッが良いとのことで、
ちぎったその上からクッキースタンプを押し付けて平たくしました。

教えていただいたクッキーとはすっかり違っているであろう、
ざくざく生姜クッキーの出来上がり。
日本一硬い伊賀のかた焼きせんべいとまでは言わないけれど、
1個でおなかが膨れる噛み応えのあるクッキーになりました。




クリームパン

2010-12-15 | 好きなもの




機織りの先生の個展に教室の皆で出掛けた帰り、
駅の近くに、話題の八天堂のクリームパンを販売していることがわかったので、
ちょいと行ってみました。
分かりにくいところだったので、
見つかった時は嬉しくて小走りになってしまった^^

5種類の味のうち、あずき以外はまだあったので、
それぞれ1つずつ買って、
それぞれを半分こしながら、2日に分けて息子と全種類食す。
写真の抹茶はあと残り3個のところギリギリGET。

パンがとてもしっとりしていて、
甘さを抑えたクリームは意外とあっさりしています。
こんなにたっぷり入っていて、
ぼんやりしていたらとろりとこぼれそう。
なるほどおいしいねぇ。
冷たいシュークリームという感じです。

またどっかで偶然出会ったら買っちゃうかな。



模様編みの靴下

2010-12-11 | 編み物





今年の初めに編み始めていた靴下がやっと出来ました^^
せーターみたいな大物だと大変だけど、
靴下なら少しぐらい凝った編み方でも大丈夫かな~って…
思った私は甘かった!

靴下の前面と後面が違う編み方なので、
短いスパンで違う編み方が次々出てきて…
頭の中がこんがらがってこんがらがって~~ホイっ!ですヾ( ̄∇ ̄;
その上、季節が暖かくなってきて、片方編んだところでギブアップ!

でも、片方だけの靴下ほど何の役にも立たないものはない。
とにかく仕上げようと、夏中投げ出していた毛糸を引っ張り出してきて、
ひたすら“根性”で編み上げました。

編み始めのイメージは、アラン編みのセーターを履いている感じで、
もっとざっくりした靴下に仕上がるはずだったのになぁ。
出来上がりは意外とピッタリめ。笑。
私は複雑になればなるほどキツーく編んでしまうので、
ちょうど良い長さにするために、
お手本の長さよりもずいぶん長くしたのもこんがらがった要因ですね。

でもね、温かさは格別。
履き心地もふんわり柔らかくて気持ちいいです♪



とりあえず、次は単純な編み方でざっくりといきたいな~;

参考本:「手編みのソックス」 嶋田俊之著 文化出版局


友達

2010-12-09 | 雑貨


先週から学生時代の友達が、出張で一週間東京に来ていました。
同い年の彼女は、自分で会社を持っている女社長さん。
私のようなのんびり主婦とはまったく違う忙しさの中、
「あきー!東京来てんねんけど会えるー?」ってメールをくれたのです。
私もしばらく大阪に帰ってないので、3~4年ぶりくらいかな。

どんなに久しぶりでも、
会ったとたんもう私達は女子大生♪(←1回ぐらい言わせて~ヾ( ̄∇ ̄;)
お互いの毎日の話や、共通の友人の話、
彼女の仕事の話も面白いし、
私の息子のことも生まれた時から知っているので、
写真を見て「えー?もう若者やん?!」って心底驚いていました。

結局、神楽坂と銀座、2度逢う事が出来てたくさん話したけれど、
それでもまだまだ話し足りなくて、別れる時は2人でウルウル…ヾ(TェT)

普段、人と話す時、
何でも自分の話に持っていかないように…
悪口にはならないように…
自慢話にならないように…
そんなことを気にしながら話しますが、さてどうでしょう。
帰り道に反省することもしばしばです。

ただ、学生時代の友達とは、自身の話と自慢話で良いような気がします。
というより、それが聞きたい。
いまお互いがどのように暮らしているかを伝えあい…

こんなに頑張ってるよ!
幸せに暮らしてるよ!
辛いこと、乗り越えられたよ!

嬉しいことは喜びあい、
辛いことは慰めあい、
別れ際には、
今度会うまで元気で頑張ろう、絶対よって励ましあいます。

「ありがとう。幸せな話を聞くのは、私まで幸せになれます」
帰りの電車で、彼女からそんなメールが届きました。
本当に。私もそう。
今まで会っていた友の瞳を思い出し、
「あ~私、明日も頑張るわぁ~♪」って、
何とも温かく幸せな帰り道でした。

そういえば。
会って最初に、
何気なく「どこいく?」って言ったら、
その「どこいく」の一言がもう大阪とは全然違うって;
えぇーっ?!ほんまかいな。
けど、大阪魂は忘れてないでぇ~σ( ̄ェ ̄;

*****

写真は来年のお友達。スケジュール帳です。
今年の「ほぼ日」もいっぱい書けてスキなんだけど、ちょっと重いのが難。
ワクワク感も欲しいので、1年交代にしようかなーと;
学生の頃、新学期には新しい筆箱が欲しかったのと同じ気持ちです^^

愛着が沸くようにビーズを付けてカスタマイズしてみました。
それから、ペン付きカバーも作って。
どうぞ楽しい年になりますように♪
ほらもう、新学期気分ョ。





蓮根つくね

2010-12-02 | 料理


今年の益子陶器市で購入した器です。
好きな作家さんの角皿。
もうずいぶん長いこと、1年に1回お会いするのが楽しみ。

蓮根つくねは、
お鍋に入れる鶏団子のたねが余ったら、
翌日の朝ごはんに登場する家族が大好きなメニューです。
余ったら…というより、
次の日これを作るために鶏団子のたねを作ると言って良いかも。

鶏ひき肉に酒・醤油・塩・胡椒を適当にして、
ネギのみじん切りをばーっと好きなだけと、
しょうがのしぼり汁またはみじん切りをひとかけ分、
卵1個・片栗粉大さじ1~2を入れてよく混ぜたもの。
片面に片栗粉をはたいた蓮根に、
この鶏団子のたねを付けて照り焼きにします。
ホカホカご飯にピッタリです。

子供の頃、なぜか赤塚不二夫さんの“かるた”を持っていて、
あいうえおの最後の方、“れ”の言葉が、
「レンコンもってチャンバラだ」だったのです。
他の言葉は全く覚えてないのに、
“れ”だけはしっかり脳に刻まれてしまっていて。
赤塚さんのマンガキャラクターが節つきの蓮根を持っておどけてる図も。
蓮根を料理するといまだに、
「レンコンもってチャンバラだ~」と心の中でつぶやいてしまいます。



干しまくり

2010-12-01 | 料理




久しぶりに干し野菜。

今朝、TVで特集をやっていたのを観て、
干し大根の唐揚げが美味しそうだったので作ることにしました。
ついでに、家にあった野菜たちも一緒に。
大根、かぶ、かぶの葉、人参、パプリカ、れんこん。

ちょっと欲張っちゃったかなぁ~?
最初は切った野菜を重ならないようにキレイに並べていたんだけど、
すぐに大きなザルにも並べ切れなくなり…
「えぇ~い、乗ってりゃいっか~」と、ほとんど放り投げ状態ですヾ(^m^;
こういうところに大雑把な性格が出ますよ;

でもこの通り、今日はとってもお天気が良かったので、
ポカポカした日差しを浴びてあっというまに干し野菜の出来上がり。
このザルは、虫やほこり避けの網が付いているので、
安心して外に干すことが出来ます。

そうだ、少し遅くなったけれど干し柿も作らなくては!
以前作った甘柿クッキーがとても美味しかったので、
久しぶりに食べたくなりました。

ところで、干し大根の唐揚げですが。
いちょう切りにして干した大根を鶏の竜田揚げのように、
醤油・酒・みりん・しょうがの絞り汁に漬けて、
小麦粉をはたいて揚げるというものでしたが、
なかなかコクがあって、ついつい食べてしまう味でした。
唐揚げに出来るのは干しているからこそなんですね。
すごいなぁ~干し野菜。