計画停電があるので、買い物をするお店もジムもお休みが多くなり、
家に居る時間が増えました。
電気はもちろん、水道もトイレも使えなくなるので、
こういう時は無心になれることをするのが良いかと思い、
久しぶりにタティングレースを始めようと…
すると、久しぶりすぎて(いやそれほどでもないかも)
「えっと…どうやるんだっけ?」ヾ( ̄ェ ̄;
大人になってから覚えたものは、
なかなか引き出しが開かなくて困ります。
ようやく手の方が先に思い出したものの、
ピコットの大きさがふぞろいでちっとも上手くいきません。
取りあえず、小さなドイリーを編んで練習することにしました。
すると今度はうっかりミスの連続で…;
1度引き締めた部分を解いてやり直すのは至難の業なので、
間違った部分を泣く泣くチョキンと切ります。
そうして、そこからもう一度糸を繋いで編み直し。
気が付くと、そこらじゅうから糸が出ていました。
あとから糸の始末をしようと思ったけど、
これじゃぁ始末だけに何時間もかかりそう。
糸の始末は、その都度するべきですね。
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以前から検診の予約をしていたので、震災後初めて電車に乗りました。
丁度停電の時間帯だったのですが、
電車と大学病院は大丈夫だということだったので。
電車を降りると、シャッターが下ろされた駅ビルや通りを歩いて、
信号が消えている横断歩道を注意深く渡ります。
病院に着くと、節電のため暗い院内にたくさんの人。
待合室で待っていると、
各々の携帯電話から警報音が一斉に鳴って、強めの余震。
手術している人はいないのだろうかと心配になりました。
帰りの電車では、
途中の駅で電車が止まり、
ここで運転を打ち切りますというアナウンス。
乗客の皆は静かに電車を下りて、
いつ来るか分からない次の電車を待ちました。
誰一人何も言わずに動いていましたが、
皆が被災地の人々のことを思ってるんだなぁって、
その時とっても感じました。
普段と違うことがたくさんあるけれど、
「何のこれしき!」という気持ちが、
どこでも、誰からもたくさん感じました。