初めて降り立った駅です、浅草橋。
というのも、土日に催された
「東京スピニングパーティー」を訪れるために。
こういう時、
必ずと言っていいほど迷う方向音痴の私でも
すぐ分かる駅近くの大きなビルだったので良かった。
友人と待ち合わせて、いざいざ~!
何年振りになるかしら、
ここ3年ほどソウル旅行と日程がばっちり重なってしまって
どうしても行けなかったんです。
主に欲しかったものは
織り用のたっぷりの経糸と、インクルルームに使用する刀杼。
私のインクルルームに付属されていた杼は
厚みがあって少し重くずんぐりとしたフォルムで、
「日本人女性の手にはちょっと使いずらいかな~」と、常々感じていました。
打込みの時に、もっと「ガツン!」と入り込む…とでも言いましょうか、
そういう手ごたえの杼が欲しかったので
この催しならば感触を直に手に取って感じ、
良いものが選べるはずと期待満々。
思った通り刀杼はいくつかあったのですが
細すぎたり長すぎたり、はたまた高すぎたり高すぎたり高すぎたり…
やはり、良いお道具は高価ですね;
まさに、帯に短し襷に長し。
その中でも、この細い刀杼なら良いんじゃないかというものがあり、
行ったり来たりしながら迷った挙句に決心、
そのブースに戻ってみると…遅かりし、一点もので売れちゃってました…;
ま、ご縁がなかったのね。
↑あっさり諦めた感じですが、
実は色々なブースの色々な杼を見たり、
腰機でのベルト織りデモンストレーションの様子を見ているうちに、
刀杼自体には(粘土ベラのような形が多いので)ヨコ糸が巻けず、
結局今の付属の杼を使うことになるのでは?と気づく私。
腰機でのデモンストレーションでは、
20cm幅の広いベルト織りに、
刀杼をヨコに刺したまま使用していたのです。
私の織る幅のベルト織りだと、
刺したままだと杼がグラグラしてあんな風には出来ないかな。
インクルルーム付属の板杼は両方の用途を兼ねてる…
やっぱり付属の形はベストなのね。
そうして目先を変えて探すと、
目に飛び込んできたのがこれです。
パオロッサという素材の自然木で、かなり硬い木だそう。
織りに使う板杼の極小サイズで、
大体手の平タテの長さと同じ18cmです。
これなら糸も巻けるし、
両端が良い感じに鋭くてガッツリと打ち込めそう。
先が細いので、経糸の間をくぐりやすいんじゃないかな?!
あ~、早くベルト織りの糸をかけて試してみたいです。
それから今ある付属の杼も、
自分の手に合わないのなら、
端にやすりをかけたりして合わせてみようと思い至りました。
自分に合う道具を探すのも大事だけど、
そればかりではなく、道具は自分仕様にしてゆくものですね。
今回の件は良い勉強になりました。
それから今回気付いたのがDMCのブースがあったこと。
タティングやレース編み用の糸がお安くなっていたり、
ピンセットの先がハサミになったような
ハーダンガー専用のはさみがありました。
(奥のハサミ)私は初めて見たのですが、
布をカットする時に、
よりギリギリまで美しくカットできるそうです。
布が逃げて端がキレイにカットされない悩みが解決されるはず。
それからまた刺繍枠が増えちゃった…
訳アリ(全然気にならない極小ヒビ)定価¥800が¥200に。
もっと買えば良かった…。
さすがメーカー品、金具も良いものだし木枠も太くて頑丈です。
結果的に、刺繍道具が多かったかな。
あ、経糸はお目当ての感じが見つからず
残念ながら今回はあきらめましたσ(^ー^*