A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

浅草橋へ

2015-09-28 | おでかけ


初めて降り立った駅です、浅草橋。
というのも、土日に催された
「東京スピニングパーティー」を訪れるために。
こういう時、
必ずと言っていいほど迷う方向音痴の私でも
すぐ分かる駅近くの大きなビルだったので良かった。
友人と待ち合わせて、いざいざ~!

何年振りになるかしら、
ここ3年ほどソウル旅行と日程がばっちり重なってしまって
どうしても行けなかったんです。

主に欲しかったものは
織り用のたっぷりの経糸と、インクルルームに使用する刀杼。
私のインクルルームに付属されていた杼は
厚みがあって少し重くずんぐりとしたフォルムで、
「日本人女性の手にはちょっと使いずらいかな~」と、常々感じていました。
打込みの時に、もっと「ガツン!」と入り込む…とでも言いましょうか、
そういう手ごたえの杼が欲しかったので
この催しならば感触を直に手に取って感じ、
良いものが選べるはずと期待満々。

思った通り刀杼はいくつかあったのですが
細すぎたり長すぎたり、はたまた高すぎたり高すぎたり高すぎたり…
やはり、良いお道具は高価ですね;
まさに、帯に短し襷に長し。
その中でも、この細い刀杼なら良いんじゃないかというものがあり、
行ったり来たりしながら迷った挙句に決心、
そのブースに戻ってみると…遅かりし、一点もので売れちゃってました…;
ま、ご縁がなかったのね。

↑あっさり諦めた感じですが、
実は色々なブースの色々な杼を見たり、
腰機でのベルト織りデモンストレーションの様子を見ているうちに、
刀杼自体には(粘土ベラのような形が多いので)ヨコ糸が巻けず、
結局今の付属の杼を使うことになるのでは?と気づく私。
腰機でのデモンストレーションでは、
20cm幅の広いベルト織りに、
刀杼をヨコに刺したまま使用していたのです。
私の織る幅のベルト織りだと、
刺したままだと杼がグラグラしてあんな風には出来ないかな。

インクルルーム付属の板杼は両方の用途を兼ねてる…
やっぱり付属の形はベストなのね。
そうして目先を変えて探すと、
目に飛び込んできたのがこれです。



パオロッサという素材の自然木で、かなり硬い木だそう。
織りに使う板杼の極小サイズで、
大体手の平タテの長さと同じ18cmです。
これなら糸も巻けるし、
両端が良い感じに鋭くてガッツリと打ち込めそう。
先が細いので、経糸の間をくぐりやすいんじゃないかな?!
あ~、早くベルト織りの糸をかけて試してみたいです。

それから今ある付属の杼も、
自分の手に合わないのなら、
端にやすりをかけたりして合わせてみようと思い至りました。
自分に合う道具を探すのも大事だけど、
そればかりではなく、道具は自分仕様にしてゆくものですね。
今回の件は良い勉強になりました。

それから今回気付いたのがDMCのブースがあったこと。
タティングやレース編み用の糸がお安くなっていたり、
ピンセットの先がハサミになったような
ハーダンガー専用のはさみがありました。



(奥のハサミ)私は初めて見たのですが、
布をカットする時に、
よりギリギリまで美しくカットできるそうです。
布が逃げて端がキレイにカットされない悩みが解決されるはず。

それからまた刺繍枠が増えちゃった…
訳アリ(全然気にならない極小ヒビ)定価¥800が¥200に。
もっと買えば良かった…。
さすがメーカー品、金具も良いものだし木枠も太くて頑丈です。

結果的に、刺繍道具が多かったかな。
あ、経糸はお目当ての感じが見つからず
残念ながら今回はあきらめましたσ(^ー^*


Monk's Belt

2015-09-26 | 機織り


涼しくなり金木犀の香りがする頃には
のらくらな私もあれこれと始めたくなります。
座っているだけの機織りも
夏場はじんわりと暑いので
秋らしい気候になって少し進み始めました。

この柄は頻繁に色が変わるのでちょっと大変。
でも好きな柄のMonk's Beltは楽しいです^^
糸のつなぎ目が美しくなるよう心がけながら
織っています。


SW

2015-09-22 | 刺繍


先日には糸が無くなって、
DMCのアブローダーを東京駅前まで買いに行ってきました。
もう夢中です。

そうして毎日毎日刺繍していることを
お伝えしたいのに、
刺繍に没頭してしまうと
こちらの更新がおろそかになってしまいます…
この矛盾、いったいどうしましょうか。

ざっくりぷっくりした刺繍より
どちらかというと
細かくて平たい感じの方が好みなので
テキストに提示されたものより
細かい目の布と、
1段階ずつ細めの糸で刺しています。

なかなか進まないけど
出来上がった箇所を振り返っては
ニンマリ…のシルバーウィーク後半ですσ(^ー^*



左:サテンステッチ部分が終わって
  これからがハーダンガー刺繍の醍醐味。

右:うーん、次はもうちょっと上手く出来るかも!と思うと
  先へ進む手が止まらなくなります。


刺繍の前に

2015-09-10 | 刺繍



樋口愉美子さんの刺繍が大好きで
前列の2冊を絵本感覚でよく眺めています。
ちょっと懐かしい雰囲気で
小学生のころ、
給食のナフキンに刺繍したことを思い出すのです。

この度の新刊本は単色も2色も多色も、
どれも素敵でまた大好きな本が増えました。
もう、すぐにでも刺したくなって
どれにしようかしらとワクワク♪

…が、ちょっと待てよ私。
その前に、
仕上げなくちゃいけないコたちがいるでしょうー(TーT)
ふと手が止まってからは見て見ぬふりをして
あろうことか見えない様に箱にしまっていたコたち。

私の場合、途中で挫折するのは圧倒的に刺繍が多いみたい。
機だと、仕上げないことには次の作品を始められないけれど、
刺繍は大中小の刺繍枠をたくさん持っているがゆえに、
はめたまま箱にしまえば(隠せば?)存在が記憶から遠のく…
って、自分の中途半端さを分析している場合かっσ(^∇^;



そんなこんなで、明るい日の光を久しぶりに浴びた、
ラスキンレースの途中と、
クロスステッチの途中と、
ハーダンガー刺繍の途中。
ははは…3つもありました。
みなさん、もれなく枠付き♪

とにかく一つ選んで頑張ろう!ということで、
最近、素敵なブロガーさんのハーダンガー刺繍を拝見して
はたと思い出した私のハーダンガー!
まずは取っつきやすそうなこちらから始めますね^^
今度こそ!


ランナー三種

2015-09-07 | 機織り


オーバーショットで織ったランナーです。
経糸を2.5Mで整経して、緯糸の色を変えて織りました。
柄選びや糸選び、
楽しくもあり、難しくもあり。
赤と茶は、
昨年の益子の陶器市で求めたウールの糸です。



近くで見ると、
茶や青や黄色のつぶつぶが混ざっていて、
お気に入りの糸。
微妙過ぎてつぶつぶが分かりにくいかな(;^ω^)

益子の陶器市は
陶器だけじゃなくて
骨董や手芸品を扱ったお店もずいぶん増えて、
そこを訪れるのも楽しみのひとつです。

産直野菜もたくさん売られていますが
野菜は重く荷物になるし、
到着したばかりだと
陶器のお店に行く気持ちが何にも勝ります。
帰りになって「そうそう!」と思い出しても
もう売り切れのお店ばかり;
欲しいものは最初に買う!
そして、面倒でも車に戻って置いてくることですね。

話がそれました。
グレーのラインを1本、それぞれに入れています。
同じ糸ではなくて
それぞれの糸に合わせたグレー、
赤っぽいのとか青っぽいのとか。

青と茶はお友達にプレゼントさせていただきました。
僅かなりとも暮らしに温かみを差すお助けになれば良いな^^



裏はこんな感じです。
パイナップルが並んでいるように見えるのは私だけ?



サンプル

2015-09-01 | 機織り



こちらは先日織った模紗織りのサンプル。
このサンプルを織った後に
先日のテーブルランナーを織りました。

サンプルがあると
次に模紗織りを織るときに参考になりますから
それは便利!と思うのですが
そうするためには
サンプルを台紙に貼って、
組織図や説明文を書いて貼って…云々

家計簿などを付けても付けっ放し。
読み返して反省し、
次の月に活かしたりできない私が、
サンプルを作ったとして活用できるのか?!
そもそも、模紗織りまた織るかな?
自問自答中です;


追記:
先日(8/10) の模紗織りの記述を読むと
糸の組み合わせも面白く、
秋冬バージョンも良いかも…という内容が(;^ω^)
活かそう、サンプル~!