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A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

読みたかった本

2013-05-30 | 




仕事を辞めたらゆっくり読もう…
そう思って買い貯めていた本が
すっかり山積みになっていました。

「やっとその時が来た!」
とばかりに読み始めると、
勢いがついてしまったようで
今月は、次から次へと貪り読む日々でした。
といっても、
もともと読むのが遅いので、
小説はまだほんの5冊ほど。

そうすると、
私の悪い癖で
他のいろんな事がお留守に…
ブログ更新もすっかり滞ってしまって、
訪問してくださった方々にはお詫び申し上げます。

本を読みながら、
「あらら、洗濯ものを干さなくちゃ」
「あらら、ご飯の時間だわ」
「あらら、もう暗くなってきちゃった!」
「あらら、今日も出来なかったこと…いろいろ」
こんな毎日ヾ( ̄ェ ̄;

本を読むのはこの時間まで、
次は織りをこの時間まで…と、
きっちり時間配分をするべきだなと
反省することしきりです;

この本、
随分前に読みたくて買っていたのに、
時が経ちすぎて
今は文庫が出ているじゃないですか!

重い文芸書は
ダイニングに座って、
テーブルに本を置いて読みます。
ソファーにゴロンとしながら読むと、
ウトウトし始めたとき、
顔の上にゴチンっと本を落として、
おでこか鼻が、
血を見ることになりかねないので。

昭和初期の良い時代、
年若いお手伝いさんの手記。

田舎から東京へ、女中奉公に出たタキさん。
若いお嬢様の嫁入り前から彼女のそばについて、
お嫁入り、
子育て、
戦争が始まって、
激化して田舎へ戻るまで…
途中、淡~い恋もあったりして。
小説というからには、
何か大きくて特別な出来事が
ドーンとなくてはいけない気がしていたけど、
たまにはこういう
ほんわかしたお話もいいものです。
始終、ニコニコしながら読んでいた覚えがあります。

題名通り、
かわいらしいお話でした。

Book:「小さいおうち」 中島京子著 文藝春秋





模様集

2013-02-18 | 





私は大雑把なくせして細かい柄編みが好きなんですよね。
細かければ細かいほど燃える…かもしれない。

よく血液型で、A型は几帳面でO型は大雑把と言われますが、
確かにO型の私は、大雑把なところが多々あることは否めないけれど、
かなりきっちりしたところもあったりして(ほんのちょびっとだけだけど)
人は、一言では言い表せない複雑なものなんだな…と、
細かい自分を見つけるたびに納得しています。
反面、A型のコウさんは、確かにずいぶんと几帳面だけれど、
O型の私が見ても、
「そ、そこで、そんな中途半端でほっとくのか?!」と思うほど、
かなりいい加減なところもありますもんね。
ほんと、人間とは複雑な生き物です…

細かい柄編みの作品が載った本を探していますがなかなかなくて。
あったとしても1冊の中で、編んでみたいと思う作品は1~2作品くらい。
その為に1冊買うか買うまいか…いつも悩みます。

この模様集を見つけた時は嬉しかったなぁ。
コレさえあれば、たくさんの模様の中から好きな柄を選んで、
ミトンにしたりレッグウォーマーにしたり出来るじゃない!

スェーデンの各地方別のパターンがB4版のカード形式になってケースに詰まっています。
1800年代の編まれた博物館所蔵のパターンや、
私が好きなのはゴットランド島のパターン。
これでもかーっと細かい模様編みが満載されています。
昔の人の手仕事の細かさと言ったら!
地方によってデザインが全く違っていて、
見ているだけでもワクワクしてきました。

私にとっては高価な本でしたが、
一生モノの宝物だと思って今回手元に置くことにした本です。

「スェーデンの伝統ニット模様集」ブリット-マリー・スリストッフェション著 日本ヴォーグ社


エッセイ

2013-01-31 | 





いつも朝起きる時間は、真っ暗だったのに、
最近少し明るくなってきました。
ほんのすこーしずつ、
夜明けが早くなっていってるんだな~と気付く瞬間。
毎年、この頃だったかな。

「わぁ、キレイな本!」
20歳の時、
ツルツルした表面の赤と緑、装丁の美しさに惹かれて、
「ノルウェーの森」上下巻を、
大阪梅田の紀ノ国屋書店で手に取った瞬間を、はっきりと今も覚えています。
ワクワクしながらレジに向かった気持ちも。

にもかかわらず、読んだ内容はさっぱり覚えていなくて…
もしかしたら、途中で止めちゃったのかな?
以来、村上春樹を1度も手に取ったことがないという読まず嫌いでした。

そんな私が、このエッセイにハマってしまったのはなぜでしょう。

以前から、
夜寝る前は、必ず本を読んでから寝るのですが、
最近、すぐに眠くなってしまって、
本を開いたそばからウトウト…
何日経っても同じページということがしょっちゅうです。
ひどい時なんてねぇ、
栞も挟まっていなくて、どこまで読んだか全然分からない;
寝る前の小説は無理だな…と。

そこで、1話が3ページというこの短いエッセイ集が目に留まったわけです。
どちらかというと、大橋歩さんの銅版画のほうに興味があって。
最初は、そんな理由で読み始めたエッセイですが、
読むと楽しくて、1話では終わらなく、
2話3話もうちょっと…と読んでしまう夜も。
もう全部読んだけれど、またもう1回最初から読み始めてしまうほどです。

今まで私が勝手に描いていた村上春樹像とは全く違う、
ユーモアたっぷりで実に人間くさい本当の村上さんに驚き、
すっかり興味を持ってしまいました。
私、もしかしたらすごく勿体ない“読まず嫌い”をしていたのかしら?

これは小説も読んでみなくては!と、
遅まきながら春樹文学にハマる気満々で文庫本を数冊購入。
さて、どれから読もうかな^^
もちろんこちらは、
昼間に椅子に座ってじっくり読ませていただきます。
楽しみ楽しみ♪

本:「村上ラヂオ」
  「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」
  「サラダ好きのライオン」

  村上春樹著 マガジンハウス 


厚さ5㎝

2012-12-27 | 




年末になると時の経つスピードは尋常ではないですね。
年賀状が終わった~なんて言ってる間にもうあと残りわずか。
私は大掃除仲間(=旦那様)が仕事納めになるのを待っております。

息子の方はというと、
いったい何回クリスマス会と忘年会があるのやら…
「30日は絶対掃除やります」と言い残して連日お出掛け。

中学、高校、大学、バイト、と毎日違う友達と、
「よくもまぁ、こんなに毎日毎日ハイテンション持続しながら騒げるもんだなー」と、
あきれるのを通り越して感心しています。
コウさんは、
「自分たちの頃もそうだったじゃない」って言うけど。
「えぇぇ~っ?そうだった~~っ??」……かも…?


話は変わって、
最近購入したインテリアの本です。
インテリアショップのスタッフのお宅が123件も掲載されていて厚みは5㎝。
これは相当見ごたえあります。
その上、インテリア雑誌では破格の\1000。

一枚一枚の写真に丁寧な解説付きなのもうれしい。
オールカラーの実例集は、とてもインテリアの参考になります。
テーブルの上に出していても目障りにならない装丁なので、
ホッと一息の時に、少しずつページをめくっています。

この本のおかげで、
年末の大掃除、気持ちの上でのヤル気は満々♪

Book: 「123人の家」


現実逃避

2011-12-29 | 



昨日で仕事納め、今年最後のジムにも行ってひと動き。
先生や皆さんと年末の挨拶も済ませて…
さて、今日からは大掃除でしょ?

なのに、またやってしもた;

コウさんは今日が仕事納めで、
息子はバイトの後、
皆で飲み会の初幹事だと張り切って出掛けた。

そうか、私ひとりで先に大掃除始めないとな~~
わかってはいるものの、
ポカポカののんびりムードに負けてしましました。

私の場合「好きだなぁ~」と思う編み物の作品の作家さんは、
たいてい三國万里子さんか、嶋田俊之さんだ。

今日も嶋田さんの新刊を眺めているとすっかり編み物気分になり、
去年購入した三國さんの手編みの本を引っ張り出したりして、
ずっと編んでみたかったミトンの編み図を解読し始める。

思い切って、ちょっと手の込んだ柄編みに挑戦してみようかな?
コントラストがハッキリした白黒の柄もいいけど、
このミントグリーンと茶色のミトンも可愛い。
糸はどんな糸使ってるのかな?
毛糸を検索すると、素敵な糸がいっぱいあって迷ってしまう。
年が明けたら注文しようかなぁ。

ふと気付くと、夕日が沈み始めていました。

あぁ、やってしまった。
試験前になると机上の整理整頓をし始める学生時代からのアレだわ。

嫌なことからの“現実逃避”。

いつまでたっても、性分というものは変わらないわぁ。
大物の洗濯はしたから、まぁいいか。
この「まぁいいか」も変わらない。

BOOKS:「手編みのてぶくろ」   嶋田俊之著 文化出版局
   「編みものワードローブ」 三國万里子著 文化出版局
   「編みものこもの」    三國万里子著 文化出版局  



目標

2011-12-21 | 




最初、この本の帯の文字を読んで目を疑いました。
「83歳と86歳の菜園生活…?」
こんなお幸せなご夫婦がいらっしゃるのですねぇ。

2人の菜園で野菜を育て、工夫をしながら楽しく暮らす。
収穫した野菜や果物で保存食を作ったり、奥様は機織り、刺繍、編み物も。
無理はせず、2人で出来ることだけをする。
お互いを尊重して助けあって。
なんと羨ましい。

今年の人間ドックに、昨日行ってきました。
コウさんは丈夫だわぁ。悪いとこナシ。
たいてい私の方が、ちょっと引っかかる。

いつもひたすら我慢するのが精一杯で、
写っている画像なんて見たことがなかった胃カメラなのですが、
今回の先生は、胃カメラ画像見ながら私に話しかけてくるのです。

私はそれどころじゃないはずなんだけどなぁ。
4回目ともなると結構余裕も出てきたのか、意外と大丈夫そう?
「いいから早くしてっ!」という意思表示も口が塞がっていてできないので、
自分の食道や胃袋や十二指腸の画像をライブで一緒に見ました。
慣れってコワイ;

先生曰く、十二指腸入り口に霜降り状の炎症発見!
うーん、言われてみればそれっぽいけど…素人にはわからんなー。
もちろん本人は自覚症状なしです。
むしろ、胃腸は人より丈夫だと思ってたから…。
さっそく、飲み薬で治すことになりました。

できれば少しでも長く、つつましく、
夫婦仲良く暮らすことが何よりの幸せだと思います。
それを目指して、体の見えないところを今のうちからメンテナンスです。

book:「あしたも、こはるびより。」 主婦と生活社


食事中

2011-10-19 | 




今朝コウさんが出勤してまもなく、
「電車が止まってて隣の駅からなら折り返し運転しているらしいんだ。今から車で送ってくれる?」
という電話がありました。
急いで支度して、帰宅したコウさんを車に乗せて隣駅に向かいました。
すると道路には、駅から歩き始めた人々の列が延々と続いていて…
皆一駅歩いているのです。
とにかく前へ前へ!何とかして会社や学校に向かおうとする日本人ってすごい!偉い!

それにしても、私は昨日から喉が痛くて、風邪気味みたいで。
その上、鏡で自分の左目を見てビックリ!
目尻側の白目の部分の血管が切れたのか、血がにじんだように真っ赤になっている…
目は普通に見えるけど、まるで吸血鬼みたいだ。
自分で指で突いたのか…それともストレス性?
これこそ“弱り目に祟り目”だわ;と半ばあきらめながら思いました。

そんなこんなで、エルマーのこともあって何だか朝から落ち着かない日。
少しリラックスしようと、この本を読んでいました。
人の食べたものとか、カバンの中身とか、お家の中とかを見るのが好きなのって、
一種の覗き見根性でしょうか?
どれもこれも美味しそうだし、何だか見てるだけで楽しいのよね。

午後4時の開院を待って、息子と2人でエルマーのお見舞いに行ってきました。
案の定、ケージを開けても、目も合わさず知らん顔。
こりゃかなり怒ってる時の態度です。
「何でこんな知らないところにおいてけぼりなんだよー!」ってとこかな。

昨日から24時間点滴した甲斐あって、ずいぶんと元気になっていました。
エルマーは入院したことが無く「もっとストレスになるのでは?」と心配していただけに、
「これだけでも、入院して良かったって思えるでしょ」という先生の言葉に、
やっと心から頷けました。

ほんと、少し気力が戻ったという感じ。
先生がご飯を持ってきてくださるとパクパク食べていました。
あの食いしん坊エルマーが、昨日はご飯も食べられなかったので、ホッとひと安心です。
週末には帰って来られればいいんだけど。

book:「よりぬき ただいま食事中」 マガジンハウス


凹みます

2011-09-16 | 




今日は仕事がお休みだったので、筋トレに励んでいました。
Tarzanが好きで女性用の特集なんかの時はたまーに購入します。
これを読んでいると、こんな私でもヤル気になるので…;


今回は、間違った知識を改める特集だったので、
1日かけてしっかり読み込みました。
読みながらもダンベルをアップアップ♪
何か、あちこち凹んできた気がするから不思議よね~。
そりゃないか;




タイ料理の本

2011-09-01 | 




テーブルの上にこの料理本を置いていたら、
普段、私の持っている本には全く興味を見せない息子が、
「これめっちゃ旨そうー!これ作って!」と、
表紙の写真を見て言いました。

ホント、この本の中はみーんなおいしそうなんですよ。
その上、掲載されている料理は簡単だし、
片っ端から作りたくなってしまいます。

この表紙は“鶏ひき肉のバジル炒め”。
今年はバジルの苗を1つ買っただけだったけれど、
摘んでも摘んでも若芽がどんどん生えてきて、
3人家族には充分たっぷり使えて重宝しました。

まだまだ育ってくれているので、
葉が柔らかいうちに、このバジル炒めに使いたいヮ♪


Book:10分で本格タイごはん  味澤ペンシー著 講談社


ときめく

2011-07-04 | 




あまりの暑さにちょっとしぼんでしまいました。
お花じゃなくて私。
6月末に撮ったテーブルの上の紫陽花の写真も、
7月になってちょっと時期外れですね。

実家の玄関先には、毎年額紫陽花が咲いていましたが、
それを見るたびに、
「私は、もっとまん丸にびっしりと花が咲く紫陽花が好きだなー」って思ったものです。
今は、額紫陽花にもなかなか味があるものだわ…と思える。
好みの元々は変わらないけれど、
派手に目を惹くものばかりだけではなく、
それぞれの良さを感じられるようになったのでしょう…か?



6月の衣替え前に、
「まずはテンションを上げなければ!」と読んだ本がこちら。
片付け本を見つけるとつい読みたくなってしまいます。
随分読んでいるのでかなりの頭でっかちなのですが、
片付け前に、とにかくいらないものは潔く捨てると言うのが第一条件ですね。
だけど…
私の場合は、いらなくても個人的に思い入れのあるものがどうしても捨てられない。

この本を読んでみて、今までの片付け本と違ったのは、
そのモノを持ってみて、ときめくモノは残し、ときめかないものは捨てるということでした。
これは分かりやすい考え方です。
自分が持ってみて、ときめけば残して良いんだ。
そう思うと、捨てようと思えるものが変わってきた気がしました。

それにしても、
個人の思い入れのあるものって、
他の人から見れば、どーでも良いものばっかりだなぁと。
自分の思い入れのあるものを見て、しみじみと思いました。
思い入れも良いけど、そろそろ潔く捨てなくてはいけないな。

book:「人生がときめく片付けの魔法」近藤麻理絵著 サンマーク出版