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A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

2年越し

2015-08-29 | インクルルーム・ピルタナウハ織り


やっと織りあげました、
インクルルームにかけっぱなしだったBAND織り。
取り掛かればすぐに出来るものを…ねぇ。

久しぶりに始めたときに
途中まで確かに自分で織った覚えはあるBAND織りに
「えっと…で、どうやるんだっけ?」と
問いかけました。
大人になってから(年取ってからと言うべきか…)覚えたことって
ビックリするほど早く、きれいさっぱり忘れます~σ(^ー^;

とにかく、
細~く切れそうになっていた
記憶の糸を手繰り寄せてゆっくり織り始めたら
これが楽しいじゃないですか♪
続きはアッという間に終了して、2年越しで仕上がった3本。
ヤル気になれば2日くらいで織れるものです、はい;

本体はコットンリネンの糸で、
中央の柄をウールの糸で織っています。
柄に使用したグレーの糸がちょっと太すぎた上に
黒や茶色のつぶつぶが入っているので、
細かい柄だと柄が潰れてしまいました。

冒頭の写真で一番右のBAND織りは
鳥と植木鉢に入った花の柄(どちらも逆さま)が入っていますが
全然わからないでしょう?(TーT)
その上、鳥の柄の方を織り進めるにしたがって、
昔、どこかの高速道路のサービスエリアで見た
スズメの丸焼きを思い出して怖くなりました;

今回の糸では、
せっかく細かく織った柄よりも、
V字や◇や△のような単純な柄の方が
はっきりとして良く見えます。
今度はもう少しBAND自体の幅も広くして
再度、細かい柄を織ってみたくなりました。



ちなみに、
左の写真に写っている一番右のBANDの柄が
植木鉢に入った花(これも逆さまになってます)…
あっ…いま、
「どこが?!」って思いました?
いいのョ、それが正解ですゞ(^∇^;

Pattern:「Inkle Pattern Directoy」より


手芸本

2015-08-22 | インクルルーム・ピルタナウハ織り



スウェーデンのBAND織り古書です。
もっと沢山の図案を知りたくて
1972年発行のこの本を数年越しで探していましたが
どの古書店も常にsold outで
購入可なのを見たこと無かったのです。

すごい人気の本なんだなぁ…って
諦めかけていた矢先の、まさかの発見です。
幸運にも購入することが出来ました。
嬉しくって何度も眺めています。

そして、BAND織り熱も再々々々燃!
と思いきや、
1年以上もそのままだった
この織りかけのBANDがあったのでした…。
とにかく!!急ぎ仕上げますよ~(^∇^;



背景

2014-04-28 | インクルルーム・ピルタナウハ織り




インクルルーム熱が冷めてしまったのがこの柄ですゞ(^^;

「どうすれば背景にドット柄が入るのか…」

本には“ピックアップする”とあるけれど、
真ん中のメインの柄自体もピックアップするのに
背景もピックアップするだけでドット柄になるんだろうか?
メインの柄と同化してしまうんじゃないのかな?
どうしても頭の中でイメージできずに、ピタッと止まっていました。

このグレーの糸はウールの太めなので分かりにくいのですが、
ドット部分は、
良く見ると丸い形ではなくダイヤの形になっています。
どうやってダイヤの形にするのでしょう?
テキストが英文なので、
「これは間違いなく私が大切なことを理解出来てないんだ」
としか考えられませんでした。

だけど、
考えて考えて…もーっ!
いつまでたっても始まらないので、
「失敗してもかまわないから、とにかくインクルルームに糸を張る!」
そして図案通りに織ってみました。

答えは
「ピックアップするだけでダイヤの形の背景になるのょ」でした。

恐れずにまずやってみる、大事ですね~(^∇^;
インクルルーム熱、再燃!






インクルルーム

2014-04-21 | インクルルーム・ピルタナウハ織り




冬の間、少し影が薄くなっていたインクルルーム。

「これはどうすればよいのかな?」とある一つの壁にぶち当たってしまい、
頭の中でシュミレーションできないと先に進めない性格が災いして
そこでピタリと中断していました。

先日、頭の隅に追いやっていたその疑問のことを思い出して、
とにかく実際に始めてみて試行錯誤してみよう!とめずらしく前向きに考え、
さっそく機に糸をかけました。

写真は、
そう思い至るまでの数か月間、
インクルルームにかけっぱなしになっていた別の柄です;
まずはこちらを仕上げないと…
いつも暗い配色が多いので冒険して明るい色を使ってみました。
カーテンタッセルにするつもりでしたが
ちょっと明る過ぎたかな…と、再度何にすれば良いか考え中。
裏と表で、柄の色が逆転します。
表が青いツタで、裏が黄色いツタ模様。



経糸が少し余ったので、短い柄を一つ。(写真右)
これは本の栞にしようかと思います。

さて、
無事にインクルルームが空いたので、
さっそく疑問だった柄の経糸をかけて、
恐る恐る実際に織ってみると…
仕上がり具合はともかく、
あっけないほど簡単に図柄通りに織れました。

なーんだ…ホントのホント、
本に書いてあるとおりそのままだったんだσ(^ェ^;
勝手に難しく考えすぎていただけでした。

今更だけど、
何より大切なのはまずやってみることですね;
やっとこさ、再び先に進めます♪

図案:「THE WEAVER'S Inkle Pattern Directory」より



カーテンタッセル

2013-07-29 | インクルルーム・ピルタナウハ織り




インクルルームでの初作品がようやく出来ました!
Inkle Pattern Directory」より"Adjacent Flowers"のパターンを参考に。
途中で編み物をしたりしていたのでちょっと時間がかかってしまいましたが、
その気になれば織りやすいのでどんどん進みます。
織っているうちに少しずつですが、
インクルルームのコツなども自分なりに見つけたりして、
それはそれは楽しい時間になりました♪

インクルルームの良いところは、
糸をかけるのが簡単で楽しいこと(何だか職人気分♪)と、
何より早くキレイに織れるところですね。

今回はカッチカチに糸を張ってみたのですが、
あまりに固く張りすぎて糸が少し伸びたかも。
もうちょっと余裕をもった方が良かったけれど、
かと言って、緩すぎると端が整わない…
そこは数をこなして、
自分にとって丁度良い張り具合を見つけていこうと思います。



幅が一定になるようスケールを付けて、
チェックしながら織りました。
これはインクルルームの検索していた時に、
どこかの外国のおばさんがやっていた方法です。
織り幅が安定しないのが悩みだったので「コレだ!」と^^
トレーシングペーパーで帯を挟んでいるので織り進むとスライドできます。
厚手なのでヨレヨレしないし下の模様が透けて見えるので、
とても織りやすく幅をチェックしやすかったのでオススメです。



息子転勤の際、
IKEAで新しい部屋のカーテンを買って、
日本のカーテンレール仕様に作り変えました。
付属のカーテンタッセルが共布で
何となくボンヤリした感じに見えたのを思い出して、
このインクルルーム第1号はカーテンタッセルにしてみました。

最初に皮紐のループを付けてみたのですがどうもしっくりこなくて。
この蝋引きのような綿の紐が家にあったのでこちらにしました。
付けてみると縫いやすくてしっかりしているので、
こちらの方が向いていると思います。

仕上がりは、4.5㎝幅54㎝(紐部分は除く)長さになりました。
当初、60㎝くらいの長さに仕上げようと、
たっぷりと余裕を持って糸をかけたつもりが意外とギリギリ…
その上インクルルームから外したら、
きゅきゅ~っと縮んだみたいですσ( ̄ェ ̄;

でもね、
写真では分かりにくいかもしれないですが、
インクルルームにかかっている糸はキツく張り切っていますが、
外すと見た目も手触りもふんわりと優しい表情になった気がします。

試しに、うちのリビングの麻カーテンに付けてみました。
息子の部屋のカーテンも同じ色なので、こんな感じになると思います。
結果的に長さはちょうど良かったのでホッとしました。

さて、次はどんな模様にしましょう?!


インクルルーム

2013-07-18 | インクルルーム・ピルタナウハ織り





入荷待ちだったアッシュフォードのインクルルームがついに届きました。
大工仕事は苦手で、普段ならコウさんの帰りを待つのですが、
今回は、いてもたってもいられずに箱を開いて組み立てました。

ご覧の通り、
ペグがたくさんあるのが大変なくらいで、
組立図も無いくらい簡単なんです;

「おぉっ。やればできるじゃない^^」
付属のサンドペーパーで磨きをかけ終わって、
おいしいマンゴーをいただきながらニヤニヤ…
出来上がったインクルルームを眺め、悦に入る私です。

「こうなったら、ちょっと糸も張ってみよっか?!」と、
今度は柄と色を選んで糸を張り出しました。
「これよ、これ~♪」
インクルルーム自体の幅の中でコンパクトに糸が張れるので、
行ったり来たりしなくて良く、とっても張りやすいのです。
あまり好きじゃない糸張りの作業がスイスイ進んで楽しかったくらい♪




ナウハピルタは、織る巾が細かったけれど、
インクルルームだと、最大でペグの長さくらいの広幅布が織れます。
躊躇なく好きな幅に張れるのもインクルルームのありがたいところ。
「織った感じはどうかしら~♪」
もう、すぐにでも織り始めたいけれど、
家事を途中でほっぽらかして組み立て始めたので、
今日はココまで。

あ~、早く織ってみたいっ^^




気にしない

2013-06-17 | インクルルーム・ピルタナウハ織り




柄を図案におこして織ってみました。
多分こんな感じかな…と図に書いてみるのと、
実際に織ってみるのとは
また随分違った感じになりました。
織っているのは、左上の図案。

けっこうガンガンと打ち込んだつもりだったけど、
こうして出来上がっていくと、意外と細長い柄に。
その上、糸のネップが
柄のど真ん中に入っているではありませんか…。
ま、ネップだから味のうちでしょぅ。
気にしないで、次の柄を織る…




7本から13本

2013-04-02 | インクルルーム・ピルタナウハ織り


前回の柄は、
柄織り部分が7本の経糸で構成されていました。
そこで今度はもうちょっと複雑な柄に挑戦。
13本の経糸を使った模様を選んでみました。
生成りの部分はコットンシルクの織り用の糸で、
柄部分はミトンを編んだ時に余った段染めの毛糸です。

複雑な柄になればなるほど、
もっと色のコントラストをはっきりさせた方が、
細かい部分がくっきり出て良かったかも。
ちょっと離れて見ないと、柄が分かりにくいですよね。

私の場合、柄に集中しすぎると、
横幅を揃える意識がおろそかになることも要注意。
うっかり幅広になっていってしまいます。

機を使った織物とと違って、
バンドを織る時は、
緯糸を通すたびに端をギュッと引き締めるのが大事だと、
ヘイディ先生から教わりました。
「意識しなくても端がきれいに揃うこと」が当面の私の目標。

それにしても、織っている間はとても楽しくて、
うっかり時間を忘れてしまいます。



4月

2013-04-01 | インクルルーム・ピルタナウハ織り

大阪から帰ると、しばらくは家事をするのが精一杯、
あとは楽しかったことを色々思い出して、
ぼんやり過ごしてしまいます。

友達といっぱい会って遊んで、
大阪のおいしいもの食べて、
懐かしい場所に行って…
それでも、
大阪に帰ったらやりたいこと、
会いたい人との、
半分も叶わないまま、
こっちに帰ってきます。

あー、あれもこれも、
みーんな楽しかったなぁ。
今回はすんごいいーっぱい友達と会いました。
小中高大、それぞれの友達に会えました。
みんな優しくて、懐かしくて、
嬉しかった…嬉しすぎて涙が出たもん。
言いたいことバンバン言って笑える、
気の置けない仲っていいねぇ。

こんなにたくさんの優しい友達に会えて、
それはもう楽しくて、
「私…もう死ぬんちゃうかな?」って思ったくらい。

いやいや!
一緒に旅行にも行く約束したし、
頑張って元気でいて、また会いに行かなくちゃ。



気が付いたら、もう4月。

気合入れて、
さぁ、頑張るよっ!


ぼちぼちと、
ピルタナウハ織りを復習してみました。
先日購入した「THE WEAVER'S Inkle Pattern Directory」から、
面白そうな柄を選んで、一から織ってみる。
意外とちゃんと柄が出たので、
感動♪





楽しかったなぁ

2013-03-04 | インクルルーム・ピルタナウハ織り




念願だったピルタナウハ織りのワークショップへ行ってきました。
ピルタナウハ織りとは、
女性二人の手芸ユニットTAKKUさんによるフィンランドの手工芸です。

最初はカード織りというものに興味を持って、
そのことについていろいろと調べるうちに、
北欧の伝統工芸であるこのピルタナウハ織りに出会い、
何事も形から入る私は(笑)、この小さい織り機にすっかり憧れて、
ワークショップの日を一日千秋の思いで待っていたのです。

そうしてやっと、
ヘイディ先生とエーヴァマリア先生からこの織りを学ぶことができました。

最初は緊張していましたが、
明るく楽しい先生と同じ興味を持つ老若男女の方々と一緒に、あっという間の2時間でした。
「どうなってるのかな…?」って気になっていた仕組みが少しだけど見えてきて、
それはもう嬉しくて嬉しくて♪
お隣の席の彼女と、
「面白いね~」ってニコニコしながら織っていました。

それにしても!
両端をまっすぐに、全体に均等の力を入れて織ることの難しさは機織りと同じ。
最初は、太くなったり細くなったり、
幅が狭いだけに不出来具合が如実に現れます。
でも、織るのが楽しくて止まらない!
まずは課題を仕上げて、色んな柄織りをやってみようと思っています。


THE WEAVER'S Inkle Pattern Directory

眺めるだけで図の読み方がはっきりと分からなかった本も、
帰ってきて見ると…

なんと!読める読める~~♪