夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

放射線のお勉強など

2011年04月10日 02時48分12秒 | その他
ここにメルアドは載せていないのですが、遊びに来た方が僕のメルアドを探し出して私信をくれます。その内容はほとんどが僕へのエールですが、見ていると放射能の事についてあまり知られていないようなので、今日は放射能の基礎について僕が知っていることを書きます。

まずは言葉です。放射線の話をする時、言葉は結構重要です。

放射線:単純に光だと思ってください。ただ光と違うのは物質を通り抜ける性質(透過性)が大きい事です。皆様が医者に行ってレントゲンとかCTとかの撮影をしますよね。あれは物を通過するという放射線(X線)の性質を利用した物です。しかし、通り抜けると言っても100%通り抜けるのではなく、通りやすい所と通り辛い所があります。一概には言えないのですが、一般的には硬い所が通り辛く、柔らかい所は通り安いです。よって、レントゲンでは柔らかい皮膚や肉は通り抜け、硬い骨や歯などの硬い所は通り辛くなりますので、その後にフィルムに当てれば通り辛い所と通りやすい所のコントラストが出来てそれがレントゲン写真となります。

放射能:放射線を出す能力のことを言います。

放射性物質:放射能を持った物を放射性物質と言います。基本的には総ての物から微弱な放射線が出ていますので、総ての物が放射性物質なのですが、一般的に放射性物質というとある程度以上の放射能を持った物について使われることが多いです。現在気にしなければならないのはヨウ素131、ストロンチウム90、セシウム137です。
 ヨウ素131:半減期は8日。甲状腺に集まる習性がある。
ストロンチウム90:半減期は29.1年。骨や骨髄に影響を出しやすい。毒性が高いので今回のような事故の時は一番気にしなくてはならない放射性物質。
 セシウム137:半減期は30年。集まり安い所はないが、あえて言えば筋肉に集まりやす        い。

線量:放射線量のことを略して線量といいます。文字通り放射線の量です。

単位:放射線の単位はいろいろありますが、今世間で良く使われるのはシーベルトとベクレルです。シーベルトはSvと記載されます。ベクレルはBqと記載されます。一般的にシーベルトとだけ言ったらSv/h(一時間あたり)であり、ベクレルとだけ言いったらBq/kg(1kgあたり)ということです。ベクレルは放射性を持った物質がどのくらいの量の放射線を出しているかを表した単位です。シーベルトは人体に与える影響の大きさを表した単位です。
 ベクレルが大きければシーベルトも大きいわけですが、単純な事ではなさそうです。そこには実効線量係数というのがあって、放射性物質の種類ごとに人体に与える影響の大きさが違うからです。例えばヨウ素では、経口摂取の場合の実効線量係数は2.2×10-8です。よって、2000Bqの放射能を持ったホウレン草を1kg食べたら2000 Bq/kg × 2.2×10-8Sv/Bq = 0.000044 Sv/kgです。
ここで実効線量係数を言うとヨウ素の場合は先の通り。ストロンチウム90は2.7×10-6
セシウム137は1.3×10-8です。これとまた別に経口摂取ではなく吸入摂取の実効線量係数がそれぞれにあります。面倒臭いので細かい計算をしたい人とはhttp://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ONを使ったら簡単にはじき出してきます。


放射線の種類
 ・α線:透過性が低く、紙一枚で遮蔽できます。しかし、体内被曝では問題になります。
 ・β線:要は原子から飛び出した電子です。電子薄い金属でも遮蔽できます。
・γ線:コンクリートの壁や鉛の板で遮断できます。原子核から放出された電磁波です。
 ・X線:コンクリートの壁や鉛の板鉛で遮蔽されます。これも電磁波の一種です。
 ・中性子線:金属も簡単に通過してしまいますが、唯一水を通過しません。

この位で大丈夫だと思います。


で、一番気になるのが人体への影響だと思います。

累積被爆について
人の平均寿命は80歳くらいでしょうか?例えば色々な機械がありますが、80年も使える機械って少ないと思います。これは動くことで擦り減ったり、その機械を構成している部品の材質が劣化して来る事が主な原因ですが、人体だって、関節などはそのままでは擦り減ってしまいますし、いろいろな臓器はそのままでは劣化してしまいます。そこで人体はいつも新しい細胞を作って古い細胞を殺して新しい細胞に生まれ変わりながら営まれ、維持されています。そのスピードは案外速く、6~7年で体の総ての細胞が変わるらしいです。その細胞が生まれ変わるときは元の細胞とまったく同じ細胞がが出来ないといけないので、その総てを記憶した遺伝子と言われる物が細胞が新しい細胞が出来る度に伝えられて行くのです。この時が一番放射線の影響を受けやすい時です。よって、細胞が活発に生まれていく臓器や細胞が活発に活動している幼児などが影響を受けやすいということです。大人より子供、子供より幼児の方が影響を受けやすいのはそのためです。また成人では(TVでも有名になった)甲状腺や、骨の中の骨髄という所で白血球が次々に作られているので血液の癌と言われる白血病になりやすいと言われるのはそのためです。不妊症も同じ理由からですが、女性より男性の方が確率が上がるのは女性の場合、一か月でみても卵子はそれほど生産されないのに対し、男性の精子は沢山生産されるからです。
 上記のことから、放射線による被害で避難するときは若い人からが基本です。人情的にはお年寄りを優先したいのですが、放射線被害に限っては細胞が活発に動いていない(つまりは放射線による影響が比較的少ない)お年寄りは最後にするしかないのです。

そして人体への影響で一番注意しなくてはならないのが後発する影響です。放射線の人体への影響は、巨大な線量が当たれば勿論即時に症状を出します。先日タービン建屋で貯まった水に足を入れた人が被曝して火傷症状を出したのなんかはその例です。しかし、よほど巨大な線量を当てなければ直ちに人体に影響はありません。一般の国民はこんな巨大な線量の場所(原発の敷地内とか)には行かないので、核爆発でも起こらなければこの問題はありません。枝野さんが言っているのはこのことです。ところが先にも述べましたが、すぐに出なくても後で出て来る人体への影響が恐いのです。何故かというと、その時には判らない訳ですから、後で発症して例えば裁判を起こしたとしても、多分裁判長は『明確な因果関係は認められない』となるに決まっていますので、何の補償も受けられないのです。現在これは政府や東電にとっては美味しいところなので行使してます。つまり、なるべく測定値を公表しないという事です。そうすれば、後になってしまえば『測っていないので知る得なかった』と平気で言えますから、我々は泣き寝入りするしかないのです。
 話を元に人体への後発の影響について述べます。先にも述べましたが放射線は遺伝子に影響を及ぼすものですから、その遺伝子は子・孫・ひ孫と代々、ほぼ永久に受け継がれていきます。子の顔や性格が遺伝していくのはこの遺伝子があるからです。その遺伝子が壊されるのですから、その影響が将来的にどの時点で出るのかはまったく判らないのです。場合によっては今は大丈夫でも何千年とか何万年も後に出る可能性だってあるのです。ですから、これに関してはまったく分かっていないというのが正直なところです。要は影響らしいものが出現でたとしても(時間が経ち過ぎているので)因果関係が判らないのです。症状としては癌、白血病、不妊症に加えて不妊症や奇形児の発生が良く言われます。例えば奇形児の発生を例にとってお話ししますと、僕の子に奇形児が出来たとします。そして、お爺ちゃんが広島で被曝していたとします。その場合、その子の奇形が果たしてお爺ちゃんの被曝によるものなのかどうかははっきりしなくて当たり前です。では、まったく関係がないかというとそうでもなくて、やはり被曝した人たちの子孫には奇形の発生は他に比べて多くなりますので、間違いなく影響はあります。よって、枝野さんは『こういうあるかないか判らんもんで大騒ぎしないで冷静に対処してくれ』と言っているのだと思うのです。ですからあの『直ちに・・・』発言は正しいのですが、いかにも責任逃れの発言なのです。僕が考えるには政府の先頭を切って大ウソで国民のパニックを防ぐ枝野さんは大変だと思いますよ。でも、良く考えてみればそもそも大ウソの塊であるマニフェストで政権を取った党ですから、国民だってそう思って対応しなくてはなりませんね。
 もし奇形児が生まれたら、本人は勿論、その子の親だってそれはもう大変な人生になることは想像に容易です。しかし、現実は想像をはるかに超えた苦労が沢山あるようです。勿論、奇形児の発生は放射線を浴びてなくても起こり得る事なのですが、先にも述べましたが放射線を浴びる事によってその確率が上がるのです。それを冷静に判断して各自で対処してくれと言われても皆様は全く判らないと思います。専門家だって解らないことだらけの世界ですから我々が解らないのは当たり前の事です。これで冷静にいられるでしょうか?また、どう対処しろというのでしょうか?こんなことを平気で口にする政府やコメンテーターはとんでもなく無責任な奴らとしか言いようがありません。
 要は、放射線は例え少ない線量でも、人体への影響は多かれ少なかれ必ずあるのです。しかも、普段から宇宙からの被曝もあるのですから、それらも加えてどのくらいの被曝量になっているのか?を考察する必要があるのです。
 例えば2.4mSvが自然界から受ける線量だとします(世界平均)。そして、今回の事故で福島原発由来の放射線2.4mSvが確認されたとします。で、このような場合、政府の言い方としては『自然界からの放射線量と同じですから大丈夫です』となるわけです。これはおかしいです。自然界から2.4mSV、それに福島原発から2.4mSvですから合わせて4.8mSvを浴びているのです。皆様にあっては、こういう姑息な言い方にも十分に注意してないと簡単に騙されて『大丈夫だ』って事になってしまいます。コメンテーターなんか完全に足し算ができない人のようです。

被曝量の計算
 被曝量の計算は線量×時間です。上記のように足し算で計算したものも一瞬浴びた時と長期に浴びた時は影響の度合いは違って来ます。1時間浴びたものと2時間浴びたものでは、当然ながら2時間の方が危険性は2倍に増します。要は掛け算です。ここで注意しなくてはならないのがヨウ素です。ヨウ素は半減期が8日と短いため、例えば最初に高い放射線量でも一週間後ではほぼその半分の線量になっている訳ですから、ただ単に掛け算では出せないのです。ただ、危険性を考えた場合は多目に考えた方が無難なのでそのままでも良いと思います。それに比較してセシウムやストロンチウムは半減期が長い(○十年単位)のでほとんどそのままで結構ですし、ウランやプルトニウムになれば半減期が超長い(億年単位)ですから(そんなに長生きする人はいませんが、遺伝子はずーっと遺伝していますのでどんどん傷付けられています)そのままで正しい値が出ます。
 また被曝の様式によっても被曝量は大きく変わってしまいます。被曝の様式には体外被曝と体内被曝があります。要は被曝させる放射線源が体の外にあるか中にあるかです。体外被曝とは体の外に放射性物質があって、そこから出た放射線を浴びる事を言います。これに対して体内被曝とは体の中に放射性物質を取り込んで、そこから出る放射線を浴びる事です。例えば食物に放射性物質が混ざっていて食べてしまった場合などがこれに当たります。そして体内被曝には消化器被曝と呼吸器被曝があります。要は放射性物質を食べたのか、呼吸で吸ったのかの違いです。外部被曝の場合はほとんどの場合が一瞬の事が多いですが、内部被曝の場合は長時間です。消化器被曝は食べ物に乗って消化管を通り、ほとんどの場合便と一緒に排出されてしまいます。それに比べて呼吸器被曝は呼吸で吸った放射性物質が肺にくっついてしまうので、ほとんどの場合排出されません。よって、一生物ということです。勿論消化器被曝でも胃や腸管のヒダの間に入って何日間も出ないこともありますが、基本的には人体の異物排除機構が働くのでほとんどが排出されてしまいます。この事から一番危ないのは体内被曝のうちの呼吸器被曝で、次が消化器被曝で最後が体外被曝という事になります。要は放射性物質が体の中にある時間と比例しているだけのことです。

※注意
 上記のように放射線は手を洗っても風呂に入っても服を掃っても体を通過している光ですから除去できるはずはありません。このような行為で除去できるのは放射性物質が体に付着した場合だけです。今回の福島原発事故で当然ながら微細な(目に見えない)放射性物質は空中に放出されてわけですから、それを取り除くだけです。しかし、その取り除かれた放射性物質は放射線を出し続けています。そしてそれらは我々の体を通過して遺伝子を傷つけ続けているのです。よって、あまり効果があるものではありません。勿論、服などに放射性物質が付いていれば長期間の被曝になるので、やらないよりはやった方がいいかな?程度の事です。それより、空中に放出された放射性物質から受ける放射線(特にγ線)は鉛で囲まなければ防ぎようがありません。ですから、歯医者なんかでレントゲンを撮るときは防護服という鉛入りの重い服を着せられるのです。手を洗ってもマスクをしても、出かけた後服を叩いてもまったく無意味です。今もあちこちに浮遊している放射性物質から皆様は放射線を浴び続けています。でも、まだそれはいいのです。一番良くないのはその微細な放射性物質を呼吸をすることによって空気と一緒に吸い込んでいるということです。
 よって、今あちこちで放射能が検出されていますが、その地域に住む人たちは、間違いなくみんな被曝者です。後でこの件が収束してきたら東電と政府に物申さなければなりませんね。

【追補】
心配な事・・・放射線汚染された土
 人や動植物など、命を持った総ての営みに細菌やバクテリアが絡んでいます。例えば良く聞く大腸菌だって人体には必要な細菌ですし、皆様が水槽で魚を飼育していれば濾過槽のバクテリアがとても重要な事を理解しているでしょうし・・・。そして、この細菌やバクテリアは物凄い細胞分裂をしながら生きているのです。ですから、放射線の影響も大きく出るのではないかと思っています。特に農業では作物を作る土壌が大切で、いい土壌とはいいバクテリアが住んでいる土なのです。これを作るため農家の人たちは何十年の歳月を費やして作ってきたのです。もっとも、土は放射線の透過率が良くないので表面的なものですが、それでも表面でもいいバクテリアが死んで悪いバクテリアが繁殖し、しれが徐々に深いところまで浸透していくことも充分に考えられます。また、今までいたバクテリアの遺伝子が傷つく事によってとんでもないバクテリアになって、それが繁殖して来ることも考えられます。いずれにしても見た目は今まで通りの土でも、内容はまったく違う土になってしまう可能性があります。そうすると今までのような農業はできなくなります。現在は風評被害だなんて言っていますが、これは一時の事です。しかし、バクテリアをやられた後の土壌はまったく変わってしまっているでしょう。もっとも、放射線を浴びる事によって農業をするのに抜群に良いバクテリアに変わる事もないわけではないのですが、確率的に低いです。でも、たとえわずかでもそこに希望を持つしかなさそうです。
 農業への例を書いてみましたが、このようにバクテリアは総ての生命の営みに必ず関与していて、その活発な細胞分裂によって、放射線の影響は免れず、それが我々を含めた命というものにどのように影響を出してくるのかはまったく未知です。未知は恐いです。そして、このことは福島原発周辺に限った事ではありません。大気中の放射性物質を観測する包括的核実験禁止条約(CTBT)機構準備委員会は7日、福島第1原発から放出された放射性物質が太平洋上などを移動し、25日ごろまでに北半球全体に拡散したと報告をしています。ですから、人体に影響があるほどではないとはいえ、すでに北半球に蔓延したのですから、そこに住むバクテリアたちには少なからず影響が出て来るはずです。それは明日かもしれませんし、何万年後かもしれませんが。
 また、チェルノブイリでは放射線(放射性物質?)を食べる細菌が見つかったとのこと。この情報の真偽は判りませんが、もし本当なら、すぐにこれを福島に撒いてみたらどうでしょう。自然は自己再生能力を持っていますので、地球はこうして正常を取り戻そうと、けなげに頑張っているのです。金に目が眩んだ奴らの後始末をするために。
 2011年3月25日3時0分のasahi.comで原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出たと報告されています。この値は1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルで、チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象でした。つまりあのチェルノブイリでさえ非難したレベルの約2.5倍の線量を観測していながら、日本ではまだ何にもしていないというお粗末さ。しかもセシウムの半減期は約30年ですから100年は使い物にならない場所となってしまったわけです。


 今日も雨が降っています。以前、水道局の放射線量が増加したのは雨で空中の放射線物質が落下したからだと言っていましたが、今はどうなのでしょう?もう空中の放射線物質は無くなったのでしょうか?そんことはないはずです。北半球を覆ってしまったくらいですから今でも封じ込める事ができていないのは明らかです。だとしたら・・・また隠蔽?


 4月9日(土)18時50分配信のYahooニュースで、『経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日午前、記者会見し、原発の安全対策に不備があったことを認め、根本的に見直す方針を明らかにした。その上で「今回の経験を踏まえ、これまでのことにとらわれず、すべてのことについて見直す必要がある」と述べた。』と。
 皆様はこれを聞いてどう思うでしょう?僕はカチーーーンと来ました。まったく腹立たしい奴です。安全対策に不備があったことを認めたのは当たり前ですが、「すべてのことについて見直す必要がある」ということはまったく必要がありません。原発はもうほぼ永久に止めなくてはならないのですから。・・・あなた達のお陰で日本と日本人は世界の嫌われ者になってしまったのですから。そこをよーーーく考えて下さい。絶対の安全なんてあり得ません。例えば隕石が落ちて来ても大丈夫ですか?アルカイダに狙われても大丈夫ですか?そんな安全こそ絶対にないことです。

これからの原発
 一機で莫大は電気を生み出す原子力発電所はとても優秀な発電です。しかし、今回の事で、何か予期せぬ事態になったらとんでもなく広範囲に恐ろしい事が起こってしまうのが明らかになりました。それでも、優秀な発電であることは認めます。でも安全性と優秀である事はまったく別問題です。むしろ優秀な発電法はそれだけエネルギーを持っているのですから危険性は増すわけです。つまり安全性と優秀性は反比例の関係です。ですから原子力推進派の方々が経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官のように懲りもせずに、これが収束したら再び推進したい気持ちは解ります。でもそれは間違っています。自分達がやってきた事で世界中に迷惑をかけ、世界中を不安にしているのですから。でも、推進させることができる唯一の方法があります。それはすぐに放射能が消せる薬品を開発することです。そうすれば例え隕石が落ちてきても、その薬をヘリで撒けば一瞬で放射能がなくなるわけですから安心です。そういう薬ができるまでは総ての原発の建設(計画も含めて)も廃止、現在動いている原発も即刻停止はやむを得ない事と思います。勿論、現在稼動している原発を総て止めると電気の供給量はまったく足りなくなる事は判ります。でも、これでいつまた大地震などによって他の原発に同じような事が起きるか分からない状況です。そんな中で稼動させることは人道上許されない事です。現在、東電が世界中の人々にどれだけの迷惑をかけ、不安を与えているのかを解ってもらいたいです。そうすれば経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官のような発言はあり得ないことです。身の程知らずにもほどがあります。