夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

タナゴ釣り師必見

2016年03月30日 22時44分54秒 | タナゴ釣り
【福島より放射能汚染が深刻な首都圏のホットスポットが判明! 飲料水が汚染される可能性も?】と題された週プレNEWS 3月24日(木)6時0分配信。これによるとやはり霞ヶ浦の放射線量は高いようです。
 これを引用すると


福島の放射能汚染がいまだ深刻だったことは前回「福島の学校の放射線量は新潟の6千倍以上」、前々回「水源に浸した布から高濃度セシウム検出」の記事でリポートしたが、汚染は福島だけではない。所々にホットスポットがある首都圏も同様だ。


本誌では原発事故から5年が経つ千葉・茨城・東京の沼や川、公園の土などを独自測定。すると、依然としてたくさんのセシウムにまみれていることがわかった。知られざる首都圏の放射能汚染の実態に迫る。



福島原発事故では、大気中に飛び出した放射性物質が広範囲に拡散し、福島だけでなく関東圏も放射能汚染された。

こんなエピソードがある。事故直後、都内の病院のエックス線写真に黒い点が無数に現れるケースが相次いだ。医師がメーカーに問い合わせると、空気中を漂う放射性物質がフィルムに感光して写り込んだとのことだった。

本来、自然界では放射性セシウムはゼロに近い。それが測定された場合、福島原発から来たことを物語っている。当時は建物の中にまで放射性物質が舞い込んでいたのだ。

2011年5月以降、都内43ヵ所と千葉北西部2ヵ所の放射線量を定点観測するジャーナリストの有賀訓(あるがさとし)氏は、

「首都圏の放射線量は11年夏から12年春頃にかけてピークでした。千葉県の松戸、柏で、毎時8μSv(マイクロシーベルト)を記録したこともあるほどです。

都内でも窪地(くぼち)となる神田、上野、九段下などの地域は相対的に高く、今でも毎時0.3μSv台の時も。14年の秋口からは線量が下がることもなくなりました。半減期の短いセシウム134が一定量消失し、残ったセシウムが滞留しているからだと思われます」と言う。

事故から丸5年がたった現在、首都圏にはどの程度の放射性物質が堆積(たいせき)しているのか。本誌は昨年12月、放射線量が比較的高い首都圏東部で、23ヵ所の湖沼や川の底質(泥)と公園の土などを測定した。



福島原発から放出された放射性プルームは、奥羽山脈に沿って南下しながら栃木県に達したものと、太平洋沿岸を南下し、茨城県の霞ヶ浦辺りで関東平野に入ったものがあるといわれる。そこでまず、海上からの進入路となった「霞ヶ浦」や「北浦」(茨城)の底質泥を採取した。

測定するとセシウム(セシウム134と137合算値。以下同)の値は、霞ヶ浦が151Bq(ベクレル)/㎏、北浦が109Bq/㎏。泥にはかなりの水分が含まれていて、これだとキログラム当たりのセシウム量が薄められてしまう。そこで泥の水分量を測定した上で、乾燥した状態の値になるよう計算で補正した(乾物換算値。記事中の測定値はこの数字)。

すると、それぞれの泥から、霞ヶ浦は453Bq/㎏以上、北浦は315Bq/㎏のセシウムが検出された。ちなみに環境省の昨年9月の調査では、霞ヶ浦の最高値は610Bq/㎏、北浦は405Bq/㎏が出ている。

次は、栃木県を流れる利根川の支流、小貝川水系に属する「牛久沼」。茨城県で3番目に大きい湖で、首都圏の釣りスポットとしても知られる場所だ。ここの底質泥を測定すると、2613Bq/㎏以上の高い放射能値が示された。国の測定値は670Bq/㎏だから、その約4倍に相当する。

615Bq/㎏(4万Bq/㎡)を超える場所は放射線管理区域相当となり、一般人や18歳未満は立ち入れない。その値をはるかに超える水準だ。当然、水中の汚染プランクトンを食べる魚も汚染されている。

牛久(うしく)市が2月に測定した結果によると、コイから35Bq/㎏、モツゴから27Bq/㎏、フナからも23Bq/㎏のセシウムが検出されていた。食品の基準値は100Bq/㎏だから、それは下回っているが、他の場所の魚はこんな数値は出てない。汚染されていることは明らかだ。

千葉県柏市と我孫子(あびこ)市の境にある「手賀沼」も高濃度に汚染されていた。昨年3月にはギンブナとコイなどから100Bq/㎏を超えるセシウムが見つかり、千葉県では漁協に出荷自粛を要請している。

今回の測定では697Bq/㎏、また、利根川に面した「排水機場脇」の水路からは894Bq/㎏が検出された。手賀沼では昨年9月の国の調査で、3000Bq/㎏近い汚染が見つかっている。検体の採取場所を変えれば、さらに高い値が出るかもしれない。

同じ千葉県にある「印旛(いんば)沼」も、9月の国の調査では最高580Bq/㎏が検出されていたが、今回の独自測定では、それよりも高い最高値で940Bq/㎏以上が検出された。

牛久沼、手賀沼、印旛沼の3つはどれも利根川水系。これらの沼が汚染されているということは、利根川が汚染されているのだろう。利根川は首都圏の水源。つまり、利根川が放射能汚染されていれば、首都圏の飲料水が汚染される可能性がある。

ただし、川の水を測定してもセシウムは出てこない。川底に沈んでいるからだ。それが時間とともに下流域に流され、湖沼に流入して底質泥が汚染されることになる。

首都圏東部にある5つの主要な沼の底質泥を測定した結果は、3ヵ所で放射線管理区域基準を超える汚染だった。湖沼の汚染のメカニズムを、長崎大学大学院工学研究科の小川進教授が解説する。

「原発から出た放射性物質のうち、約4割は水系に流れ込みます。川から沼へ流れ込むまでに濃縮され、その濃度は数千倍にもなります。特に底質泥の汚染が高濃度なのは、泥が地下へ染み込む水のフィルターになり、放射性物質が堆積するから。汚染されたプランクトンを餌として食べた魚も当然汚染されます」

(取材・文/桐島瞬 撮影/有賀訓)


とのこと。
こんな報告を見るたびに僕も霞ヶ浦通いを辞めて良かったと思っております。
放射線の影響では甲状腺がんが取り上げられる事が多いですが、それ以外の病気にもなります。それらの病気になるとかならないとかは運次第みたいなところがありますが、いずれにしても好んでそういう所に行く事はないでしょう。霞ヶ浦でしかあり得ないことであればともかく、タナゴは他でも釣れます。政府が言っている安全基準なんて当てにはならないです。でも、確実に言えることは『放射能は少ない方がいい』という事だけは間違いがない事実です。
 霞ヶ浦は浅くて広いので水の蒸発量が多い湖です。また沢山の流入河川があり、それまで入れると膨大な面積の水を集める湖です。ということはそれらの流入河川によって運ばれてきた放射線物質を残して水が蒸発するので濃縮されて行きます。ですから(これは想像ですが)土浦や石岡方面より下流の潮来の方が放射線量が高いと想像しています。上記の検体をどこで採取したか書かれていませんが、これが潮来方面で採取された検体であることを祈っています。

医師・歯科医師の国家試験の結果を見て

2016年03月21日 03時54分31秒 | 社会
まず、今日の書き込みは解り易さを考えて、あえて不適切な表現を用いることをお許し願います。

先日、医師・歯科医師国家試験の合否が発表されました。
結果は医師の合格率が91.50%、歯科医師は 63.58%。ざっくり言わせてもらうと医師は国家試験を受けたらほとんど合格、歯科医師は国家試験を受けても約半数は落ちるという結果です。
 この結果を見て判る事は、今医者は少ないのでハードルを下げて医師数を増やし、歯医者は多過ぎるのでハードルを上げてその数を減らして行くように厚労省が操作していることです。要は今回の国家試験で医者になった人はバカが多くて歯医者になった人は優秀な人が多いということです。・・・これでいいのでしょうか?
 この人たちはこれから研修医期間(医者は2年、歯医者は1年)を終えて実際に治療を始めるわけです。その時に・・・歯医者はいいです、優秀者なのですから。でも医者はバカが多いわけですから困った事です。こんな人たちに命を預けることを国民は望んでいるでしょうか?
 本来医師・歯科医師の国家試験とは、その業を成すにあたり、人の命にたずさわるだけの充分な知見や見識を持っているかどうかを試す物です。今医師が足りないからとか歯科医師が多過ぎるからとかを試験の合否要因にしてはいけないと思います。あくまでも受験者が医業者、歯科医業者として相応しいのであれば合格にするべきです。
 医業をはじめ人の命にたずさわる仕事は他にも弁護士などが上げられます。国民はこういう職種の人は優秀であって欲しいわけです。それが、数合わせによって優秀ではない人までその職種に就いてしまうというのは恐ろしい事です。
 このように現状では厚労省の操作で国家試験の合格率が左右されています。僕が考えるに、これらの試験だけは人や組織が操作してはいけないと思います。操作できるということは国家試験においても裏口合格が可能になってしまう可能性まで秘めてしまいますち。命にたずさわる業種に関する国家試験だけは事前に決定しておいた基準点に達した人たちは合格させ、達しない人たちは事務的に不合格にすべきです。ここに操作は必要ありません、というよりしてはいけないことです。純粋は資格試験でいいのです。受験者が優秀であれば合格率は100%でもいいですし、バカばかりだったら0%でも仕方ありません。要は国民は医者や歯医者弁護士など、人の命にたずさわる業種の人は頭脳的にも人間的にも優秀であって欲しいのです。

 優秀な人材がこのような職種を希望する世の中を作るのも政府の仕事です。これは難しいようで案外簡単に出来てしまいます。要はこれらの業種の人たちが裕福に暮らせるような仕組みを政府が作って上げればいいだけです。例えば医療費を上げ、患者さん負担を下げれば医療従事者の収入が上がります。するとその人たちの生活レベルが上がります。そうなれば医療従事者になろうとする若者が多くなります。つまりは医療系大学への進路希望者が多くなります。すると大学はより良い人材を確保する事ができ、その結果国民が安心して医療を受けられるようになるのです。しかし、ここで一つ問題があります。医療系の大学はその学費が恐ろしく高い事です。特に私立大学は一般の家庭では払いきれないくらいの額になります。ですから現状ではお大臣のご子息しかこの道に進む事が出来なくなっています。つまりどんなに優秀な人材であってもこの道に進む事が出来ない子供たちがいるわけです。これはもったいないことです。まさに宝の持ち腐れです。ですから、国はこのような人の命に関わる業種に誰もが進めるように補助金を出すとか、大学への補助金を増やして学費を下げさせるとかして、普通の家庭の子供でも行けるような手段を講じるべきです。このように受け皿を増やす努力をすれば、要は分母が増えるわけですから大学としてはより良い人材を確保出来るようになるわけです。要は経済的要因を排除して純粋に学力だけで狭き門を作るわけです。こうして大学に合格した優秀な子たちは大学で十分な知見や見識を学び、国家試験でその優秀さに太鼓判を押されて医業にたずさわるようになるわけです。これこそが人の命にたずさわる医者などに国民が望む事ではないでしょうか。優秀な医療従事者にしか我々国民は体を任せたくはありません。
 厚生労働省にあっては、是非国家試験の合否の判定基準を見直していただきたいものです。

埼玉県の放射性廃棄物

2016年03月15日 23時44分42秒 | 社会
先日、ひょんな事から知りました。
さいたま新都心(埼玉アリーナがある所)の駅からほんの目と鼻の先に大量の放射性廃棄物が置かれていることを。

 さいたま新都心には埼玉アリーナがあります。ここでは各種イベントが催されていますので若者も沢山集まって来る場所です。そんな所に大量の放射性廃棄物があるなんて信じられません。その放射性廃棄物を管理している会社のセンスの無さ、そしてそれを許している行政(国や県)の無神経さには開いた口が塞がりません。
 いずれにしても20歳以下のこれから子供を作る人は、埼玉アリーナやその周辺には近付かない方が賢明だと思います。

アベノミクスの終着点

2016年03月15日 23時43分24秒 | 社会
 三洋電機は2012年に中国の会社がが冷蔵庫事業などを買収。シャープは今年(2016年)2月に台湾の企業に買収。東芝は中国の美的集団に白物家電事業を買収された。
 政府はアベノミクスによって企業の収益は上がっていると言い続けていますが、そうならこんな事にはならないでしょう。こんな状況を見ているとアベノミクスがすでに失敗していることに気が付くはずです。これがアベノミクスの着陸点です。今恩恵を受けていると思っている企業も、行き着くところはここです。景気は良くなくなり、日本の技術はどんどん海外に流失し、他の国内会社もとてもやり辛くなるでしょう。ですからこのままにしておく事はとても危険です。今度の選挙ではこの事をよく考えて投票しましょう。

次々発覚

2016年03月14日 06時54分58秒 | 社会
川内原発(鹿児島県)周辺に設置されたモニタリングポストのうち、ほぼ半数が事故時の住民避難の判断に必要な放射線量を測れないことがわかった。(朝日新聞デジタル 3月14日(月)5時4分配信)

こんな単純なミスってあり得ない。川内原発の責任者ってバカ?
周辺住民もよくこんなで同意ましたね。 ・・・住民軽視もはなはだしいのに。しっかりしなさいよ。
原子力規制委員会もよくこんなで許可しましたね。・・・ちゃんと見てないのか?はたまた賄賂でもあるのか?

日本が原発がなくてもやっていける国であることは、総ての原発が止まった時に解ったはず。脅しで計画停電したり電気料金を上げたりしたがそれもこれからは電力の自由化で出来なくなる。もう原発は要らないでしょう。
いままであんなに危ないものを平気で設置していたこと自体が異常でした。
今年は参議院選挙があります。しかももしかしたら衆議院も解散して同時に選挙を行う衆参同日選挙になる可能性が高いです。
金の猛者だけが原発可動している党に投票するでしょうが、有能な有権者は原発を辞めない党には投票しないでしょう。

命日

2016年03月11日 21時32分54秒 | 渓流釣り
 今日は3月11日。一般の方にとっては東日本大震災の日として記憶に新しいこの日。僕らてんから師にとっては堀江渓愚氏の命日なのです。いずれにしても一年で一番心が痛む日です。テンカラでも埒が上がらない僕ではありましたがとても可愛がっていただき、その恩は今でも忘れていません。というよりその想い出は僕の宝物にもなっています。
 それにしても3年前のこの日の前日、僕が彼の病床で依頼された橋の完成の報告に上がった時、僕の報告にわずかに頷いたのが彼の最後の反応でした。彼の体にはたくさんの管が這っていて見た目に痛々しく思えて仕方ありませんでした。頑張って・・・頑張って・・・頑張って。家族やお孫さんにお会いしたかったのではないかと想像しています。でも、もうこの姿を見るのは辛いです。つい「もう頑張らなくていいですよ」と声を掛けてしまいました。そして彼が頑張るのを辞めたのが翌日の朝早くでした。
 本当にご苦労様でした。いつも楽しそうにしていた彼ではありますが、様々な苦悩もお持ちだったようで何度かそういう話も聞かされました。あれだけの人ですから総てが上手く行くなんてことは誰が考えてもあるはずはありません。それでも彼はみんなのためにテンカラをより進化させることを止めませんでした。今テンカラをなさっている総ての人が彼の恩恵に与っているわけです。僕自身はてんから師ですから釣りにおいては比較的彼の影響は少ないほうです。それでも実釣でフと彼の釣り方のコピーをしていることがあります。そんな時、いつも彼の笑顔がまぶたに浮かびます。そしていつも彼は言うのです「免許皆伝だね」って。
 そんな彼がこの世を去った日がこの日本中の人が記憶して忘れないあの大震災の日なのです。何の因果か?はたまた彼の策略か?
 僕は毎年禁漁期になると彼にその年の釣りの報告をしていました。でも、あれから報告は出来ないでいます。もっとも昨年から始まったワンコの介護で今年はあまり報告するようなことはなかったのですが、巨大な魚に鈎を伸ばされた報告はしたかったので残念でなりません。これからももう直にお会いしての報告は出来なくなってしまいました。これからワンコが一段落したら再び想い出(釣り)を沢山作り、今後の報告は僕が彼の元に旅立った後にまとめて報告しようと思っています。
 堀江さん、それまで待っててね! そして生前はありがとう!