夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

核兵器禁止条約・・・・・日本は世界の癌

2016年10月28日 22時32分20秒 | 社会
国連で核兵器を法的に禁止する初めての条約の制定を目指す決議案行われました。
当然日本は賛成に、しかもその先頭に立つべき立場なのに・・・・・反対を表明。

このニュースを聞いたとき、聞き間違いかと思って二度聞きしてしまいました。そして開いた口が塞がらなくなってしまいました。

よく考えるとなんとなく解って来ました。
それはオリンピック招致の時の安倍さんの演説にあるように思えます。
安倍さんの『アンダーコントロール』と言ったあの一言です。
どこの国も過去の大惨事であるチェルノブイリを考えれば今の日本でアンダーコントロールなんてあり得ない事は解っています。それでも日本での開催にこぎつけたのは、あの時の招致委員会の方々や安倍さんが事前にロビー活動をしたからです。そしてその結果オリンピック招致を勝ち取ったのですが、その時に大きな借りを作ってしまったわけです。何せ放射能がいっぱいの場所に選手(若いので放射能の影響が大きい人たち)を集めるのです。もしかしたらその人たちの選手生命を奪ってしまうかもしれません。それどころか場合によっては人生そのものを奪ってしまうかもしれません。そんな地域でオリンピックの開催をすると言うのですからその借りはとても大きいはずです。

こんな時にアメリカから核兵器を法的に禁止する条約の制定を目指す決議案に『No』と答えて下さいと言われたらそうするしかないのでしょう。

岸田外相は「決議案は、核兵器国と非核兵器国の対立を助長し、亀裂をいっそう深めるものだった」とその理由を説明していますが、その決議案がどんな物だったかは明らかにしていません。決議案のどういうところがそうなのか?原文を提示してからその理由を述べないと本当にそうなのかどうかも分かりません。っていうか、どんな理由があってもせいぜい棄権までで反対に廻ることは許しがたい暴挙としか言いようがありません。

私的な考えでは、そういう立場に立つのは他の国であって、世界で唯一の被爆国である我が国がこんなことでは世界に呆れられると思います。実際、各国から呆れられてます。そしてみんな思ったと思います『日本は世界の癌だ』と。
こんな恥知らずな政府は要りません。即刻訂正し賛成派に変更すべきです。

なんか日本人であることが恥ずかしくなってしまいます。

僕は核兵器を禁止しない政府のやり方に反対します。
この決議案に日本を含む38カ国が反対、16カ国が棄権、そして圧倒的多数の123カ国の賛成で採択されました。世界各国と歩調が合っていないことからも、日本がどれだけ場かな国かを露呈した形となりました。
核兵器を実際に使った唯一の国であるアメリカのご機嫌取りして、その被害刻である日本が核を肯定するなんて絶対にあってはいけないことです。どんな些細な事でも核兵器の擁護の立場をとってはいけません。こんな政府に憲法改正を任せるのは超危険です。
今の政府は日本人の恥です。

ここに今回の政府のやり方に厳重に抗議します。

ノーベル賞

2016年10月25日 12時29分07秒 | 社会
Bob Dylanがノーベル賞を無視しているのは当たり前と言えば当たり前です。

ノーベル賞はダイナマイトの発明で有名なアルフレッド・ノーベルが作った賞。
先に他界した兄リュドビックが亡くなられた時、ノーベル本人と間違えて死亡記事を載せた新聞が「死の商人、死す」とか「アルフレッド・ノーベル博士:可能な限りの最短時間でかつてないほど大勢の人間を殺害する方法を発見し、富を築いた人物が昨日、死亡した」と書かれ、このことからノーベルは死後の自分の評価を気にするようになり、その遺産でノーベル賞を遺言で示した。そして彼の死後70年後の1968年にスウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環として設立されたものだそうです。

こんな経緯を鑑みれば、Bob Dylanがノーベル賞そのものを認めたくない気持ちも解らない訳ではありません。

それにしても日本人が高確率でノーベル賞を取るのはどうしてでしょう?
なんとなく裏が見えてきそうな気がします。

一晩に100回寝る

2016年10月17日 22時13分11秒 | 社会
 こんな事書くと・・・何っ?って思われる方がほとんどだと思います。
 相変わらずワンコの介護に明け暮れている僕ですが、一日中付きっ切りの介護が出来るわけではなく、昼間は当然仕事があります。よって、昼間の彼は一人っきりになることが多く、帰宅した時(概ね3時間ごと)は面倒を見られますが、それ以外は手が空いた時しか見て上げられません。
 今の彼の状態は後足はまったく効かず、前足も右足が良くなく、左前足だけがかろうじて動かせる感じです。当然立てませんので水を飲みに行く事も用を足しに立つ事も出来ません。よって、こちらが気を遣ってそれらを満足させなくてはならないのですが、昼間だと仕事があるのでどうしても難しいです。そこで僕は考えて、彼の生活を昼夜逆転させました。つまり、昼間は寝ていて夜に起きて・・・そうすれば、僕さえ眠らなければ彼は比較的快適な日々が送れると考えたのです。そして実際そうなっていました。 お陰で僕はひどい睡眠不足の日々。昼間は仕事で夜は彼の相手をしているのですから寝る間がありません。何かをしている合間の僅かな時間を狙って睡眠を得るしかありません。幸い、こんな状態ですから寝付くのに1分も掛からない状態です。
 こうするとによって平穏な日々を過ごせていた彼ですが、最近は上記のように左前足だけが効いているので、彼が起きている間はお尻を中心にした回転運動を繰り返しています。ほとんど寝たきりの生活になっていますので少しでも運動をした方がいいと思っていましたが、お尻の出た部分が強くすれるので毛が抜けて床ずれのようになってしまいました。それでも彼は左回転運動を辞めることはせず、僕が家に帰ると目を覚まして回転運動に入ります。今は低反発マットに乗せてあるのですが、その四隅に行くと止まってしまってフンフン鳴きます。低反発マットから頭の部分は出ていますので、彼にしてみれば四隅を通過した後は下り坂ですが、四隅に向かう時は上り坂なのです。得意な四隅があるので、止まってしまうのは2ヶ所。要は1周する間に二回僕の援助が必要なのです。その間は概ね5分。しかも僕は1分もあれば寝てしまうので・・・つまり1時間で12回起きなくてはならないのです。これを11時~7時までの8時間やたっとすると、96回になります。実際問題、そんなにきちんと5分って事はないですから、毎晩100回はやっていると思います。最初のうちは辛かった(というより腹立たしかった)ですが、今は「これでいいんだ」と自分に言い聞かせてます。とはいうものの、仕事に取り付く前は爆発的な頭痛に襲われていますし、仕事場に行くのもフラフラして歩行が安定しません。仕事に突入してしまえば、緊張感からかそういうものは一切感じないので、1秒でも早く仕事に取り付きたいと毎朝思っています。
 いつまでこんな状態が続くのか分かりませんが、彼の人生(犬生?)を少しでも応援したいですし、一回でも彼が「あぁ・・・助かったぁ」と思ってくれれば、それが僕の本望です。

 でも・・・・・やはり・・・・・つらい。。。

2020年東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー会場

2016年10月16日 23時07分10秒 | 社会
 

 小池知事が「海の森水上競技場」から「長沼ボート場」(宮城県)への変更を検討しているとのこと。
 都は長沼整備費を351億円と試算していて、大会組織委員会は「さらにコストが増大する可能性があり、海の森の方が安価」と。これに対して宮城県の村井嘉浩知事は「長沼整備は150億~200億円でできる」との試算。小池さんは「今回の視察をベースに考えたい」と。

 海の森水上競技場は、招致立候補時には工費69億円として計画されたのですが、招致が決まると、いきなり工費が1038億円と15倍に膨らみ、あまりに高すぎるということで圧縮を検討した結果、2014年11月に491億円となった。それでも立候補時の費用の7倍。加えて、圧縮後の491億円には従前通り行われる、橋の架け替えが含まれていない。つまり、見かけ上の工費は圧縮されているように見えますが、実はそれほど変わっていないというものです。そしてそれらの費用は100%東京都負担です。


今回小池さんが訪れた宮城県の長沼ボート場は東京から350キロ以上も離れているので、とても東京オリンピックとは言えません。人種を超え、国家を超え、スポーツを通して世界平和を祈ることを目的としたものがオリンピックですから、選手が散りぢりになってしまうことはその目的にも反する事となります。しかも、都税を使うのですから今後もその場所が都民の利用頻度が高い必要があります。多分、東京から放射能が高い福島を通ってわざわざ遠い宮城まで行き、このボート場を使う人は居ないでしょう。だとしたら、その場限りの出費なので10円でも高いと思います。


 また、埼玉の彩湖もオリンピックの競技会場として検討された場所の1つです。都は2年前、彩湖を含め4つの施設を候補として挙げ、整備費について試算しました。その結果、彩湖は558億円と最も高く、結局、海の森が競技会場に選ばれました。しかし、和田卓氏(埼玉県ボート協会理事長)によりますと「558億って、どこからどういうふうにこの数字が出てきたのか?私たちにも教えてもらいたい。協会が一昨年に彩湖の整備費を独自に算出したものでは90億円程度で整備が可能」だとしています。また、都は仮桟橋が必要で、それにお金がかかると言っていることに対し「必要ないと考えています。金をかけるためにやったのではないか。リオオリンピックの映像を見る限り、仮桟橋のようなものはなく、選手と並走するモーターボートから競技を撮影しています。加えて間に掛かる橋を撤去しなければいけない件に関しては都と同じ意見で撤去は必要だと。しかしこの橋の撤去費用などとして都は55億円を見積もりましたが、これも高過ぎる。10億円程度だと。

ちなみにFISA(国際ボート連盟)による国際競技会場の規格は
 ・静水で流れのないこと
 ・2000mの直線コース
   ※スタート前、ゴール後にはそれぞれ100メートルの自由水域を設けなければならないので実質2200m必要。
 ・6~8レーン以上の完備
   ※1レーン分に必要な幅は12~15m
 ・レーンの外側と各境界には10~12.5メートルごとにブイを設ける
 ・水深は2メートル以上
とのこと。

 現在招致に名乗りを上げた彩湖の隣にある戸田ボートコースは東西に約2500m、南北に約300m。日本最大規模の人工静水コースです。 東京オリンピック (1940)の時のボート競技会場として建設を開始したものの、日中戦争(支那事変)の激化を理由にオリンピックの開催権を日本が返上したため使用されなかった。1964年(昭和39年)開催の東京オリンピック (1964) ではボート競技の会場として使用された。
 このコースは上記FISAによる国際競技会場の規格を満たしているように思えます。だとしたらここを綺麗に改装すれば一番お金が掛からないはず。東京から近い(隣接)ので、オリンピック後も都民が多く使用するでしょう。なのに小池さんはなぜここを見ずして宮城へ行っているのか?訳が解りません。過去の物をなるべく使って節約し、その分の費用は選手や海外から来日してくれた人が快適に過ごせるようにする心遣いも日本人としての美しさではないかと思うのは僕だけではないと思います。
 もし小池さんが言う『復興五輪』を謳うのであれば福島原発事故で人が住めなくなった場所ででやるのが一番でしょ。安倍さんも『アンダーコントロール』を断言していますから。

長良川も検討されているようですが、宮城と一緒で東京からは距離がありすぎです。

上記のようなことから最良の案はやはり戸田ボート場でしょ。そもそも、このボート場が背負ってきた過去そのものがレジェンドですから。そして今後も都民 が利用する確立がもっとも高いです。

 ちなみに最悪なのは海の森水上競技場でしょ。海水での開催は過去に例がありません。淡水と海水では浮力が大きく異なります。その中では過去の記録との比較は出来ません。よって世界新記録が出たとしても正式な記録としては認められないでしょう。これでは選手たちのモチベーションも下がってしまうことは明らかです。やはり戸田ボートコースが一番良いと思います。

《注意》戸田ボートコースと戸田の彩湖を混同している人がいます。隣接してますが別物です。彩湖は緩いZ型ですので、直線にするにはそれなりの費用が掛かります。もしそんなことをしたら戸田ボートコースと隣なのですから同じような施設が二個出来てしまいます。これも無駄だと思います。

 オリンピックは国家事業ではありません。あくまでもの東京都がやることです。ですから何よりも優先されなければならないのは東京都民です。オリンピックを終えた後に都民が『色々あったけど、やって良かった。』と思えるようにしなければなりません。遠い宮城やお金が異常にかかる「海の森水上競技場」なんかでやってこのような結果に終わるとは到底思えません。

領収書は白紙でも有効?

2016年10月06日 22時25分53秒 | 社会
政治資金パーティー、白紙領収書が常態化=高市総務相「法的問題ない」―参院予算委
Yahoo! ニュース 時事通信 10月6日(木)17時47分配信


 国会議員の政治資金パーティーの会費支出をめぐり、主催者側が日付や金額などが空欄の白紙領収書を渡し、参加者側が記入することが常態化していることが6日、参院予算委員会の質疑で明らかになった。
 パーティーを円滑に運営するためで、菅義偉官房長官や稲田朋美防衛相が、自身の事務所で記入した領収書を政治資金収支報告書に添付していることを認めた。
 政治資金規正法を所管する高市早苗総務相は「領収書作成方法は法律で規定されておらず、法律上の問題は生じない」との見解を示した。ただ、菅氏はこの後の記者会見で、「指摘を受けないよう気を付けていく方法を考えたい」と述べ、誤解を招かない対応を検討する意向を示した。

 共産党の小池晃書記局長は、2012~14年の菅、稲田両氏の収支報告書に添付されたパーティー支出の領収書を調べた。小池氏によると、菅氏については約270枚(1875万円分)、稲田氏については約260枚(520万円分)を同一人物が記入したとみられるという。小池氏は「金額が白紙のものを世間では領収書とは言わない」と批判した。
 これに対し、菅氏は「発行した主催者側の了解の下、実際の日付、宛先、金額を正確に記載した」と説明し、「政治資金規正法上、問題ない」との認識を示した。稲田氏は「数百人規模が参加するパーティーで、祝儀袋を開封して確認した上で宛先や金額を記載すると、受付が混乱し、運営に支障が生じる」として、白紙領収書への理解を求めた。




嬉しい事を言ってくれるじゃないですか! 高市さんまでですか?
これから領収書に日付や金額などを記入するお店はなくなりますね!
企業経営者たちが一番喜ぶ回答でした。
富山の議員も辞める必要はなかったのでは?
桝添さんに続き・・・もう税務調査はできないでしょう。

福島原発事故の事後費用。倍増の15,000,000,000,000円(15兆円)

2016年10月06日 14時54分24秒 | 社会
東京電力福島第1原発事故の損害賠償・除染費用について、当初は賠償費用に5.4兆円 、除染費用に2.5兆円(合計7.9兆円)だったものが、賠償費用が2.6兆円増えて8兆円に、除染費用が4.5兆円増えて7兆円に上がると報告。結果、合計額15兆円と2倍近くに膨らむこととなった。

 今はこれを国費で何とかしてくれと要請した段階で、まだ政府は応答していません。でも結果的には応じるしかないでしょう。だって15兆円ってあの大盤振る舞いで有名な安倍政権の国家予算の1/6です。こんな大金を個人や一組織で払えるはずがないですから。ですから、結局は国民の税金を使ってこれを穴埋めしなくてはならないのです。税金だけではありません。電力自由化によって、東電以外の会社は東電に送配電網の使用料(託送料金)を支払いますが、それにもこの費用が加えられているのです。つまり、結局のところ東電を支えるのは皆様が払っている電気量と皆様が払っている税金、つまり両方とも“皆様”、つまりは我々、日本の全国民です。つまり、東電が出来るだけ使用者からお金を努力をする。でもまともに乗せてしまったら原発の恐ろしさを使用者(関東一円の全員)に植えつけてしまう結果となります。ですから、それが分からないくらいまで頑張りますから、その他は目立たない所(税金)でお願いします。ってことです。要はなんでかんで国民から取り立てようとしているのです。

いずれにしても原発に何かがあったときにはこんなにお金が掛かります。
何かが起これば住民の移住、そして除染、それにこれから掛かる医療費、そしてこうした廃炉に掛かる費用等々・・・国民にこんなに迷惑をかけまくる原発。現実を知った日本国民はもうだませないので、国内での建設は無理と知った安倍さんは、今度は海外に売り込もうとしている。一つ間違えれば人を病むことが判っているのに。この人には人の血がは通っているのか?僕にとっての彼は鬼としてしか映りません。もし売り込んだ原発に何かがあったら(海外は雑なのでその可能性は国内より高い)、売り込んだ日本の責任は免れません。
 また、現在稼働中で近所で活発に断層が動いている川内原発、「合格」決定され近い将来再稼動を始めるだろう美浜3号機。

日本国民はこれに納得するのか?

オリンピックの主催者は誰?

2016年10月05日 02時30分31秒 | 社会
これは単純に開催都市でしょ。要は東京都です。
五輪憲章でも大会組織委員会は開催都市と当該国の五輪委(日本はJOC)の下に組織するとなっています。
 ところが大会組織委員会の森喜朗会長は、東京都が組織委に対し「監理団体」の指定に応じるよう要請をしていたことに対し「我々は東京都の下部組織ではない」と憤慨。「そういうことを言うなら都から借りたお金をお返しする」と、都が組織委に拠出した出資金57億円を返還することまでも示唆したとのこと。
 上記五輪憲章にも謳われているように、大会組織委員会は東京都の下部組織なのです。組織委員長である森さんが五輪憲章を知らないわけはないし、お上に対してどうしてこんなデカイ態度がでキチガイ発言が出来るのか?
 お金を返すのではなく、クビですね!森喜朗会長は。お金を返してどうしようとしているのでしょう?もっともお金を返してもらえば組織委は活動が出来なくなるので自動解体しますが。まぁ、どちらでも良いです。こんな訳の解らない馬鹿が組織委員長なんてやってたら2020東京オリンピック・パラリンピックは最低の大会となることは今から判っていることですから。

国際ボート連盟のロラン会長が東京都の小池百合子知事と会談して2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場見直し案に不快感を示したとのこと。
国際ボート連盟のロラン会長は下記のように言っています。

・「私が見たかぎり、とても良い環境だった。水は穏やかで、海の森水上競技場でオリンピック競技が開催されるのが想像できた」

・「オリンピックのためでなく将来のレガシーのためにプロジェクトを実行していくことが重要。『海の森水上競技場』が、最も良い選択だと思う」

・「直前に海の森から変わるかもしれないと報道で知って驚いた。承認済みのことに関して、我々に事前に相談がなかったことが残念。なぜこうなったのか深く知りたい」

と。
 なんか信じられません。と言いますのも、もし『海の森水上競技場』で競技が行われるのであれば世界初の海水での競技となります。皆様もご存知のとおり、淡水と海水では浮力がまったく違います。水の粘性も違います。これで例えば世界新記録とか出ても過去の記録と比較のしようがありません。こんなことは誰でも分かる事なのに国際ボート連盟会長という立場の人が分からないとは思えません。ではなぜこんな事を言っているのでしょう?僕には誰かに言わされているとしか思えないのですが。よく昔の自○党が使ってた手口に良く似てます。でも、もし本気でロラン会長がそう思っているのであればIOC(国際オリンピック委員会)に比較にならない土俵(海水と淡水)なのに、あえてそれを示唆してくるこの人に異議申し立てをし、早いところクビにしてもらいましょう。

 また丸川珠代五輪相も訳のわからない発言をしています。4日午前の記者会見で、国際ボート連盟のロラン会長が東京都の小池百合子知事と会談して2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場見直し案に不快感を示したことに関し「競技運営は(大会)組織委員会がIOC(国際オリンピック委員会)と交渉し、都がサポートするのが第一歩だ。」と。五輪相が五輪憲章を知らないはずないし。。。こちらも誰かに言わされているとしか思えません。もっともちゃんと五輪憲章を知っていればこんな発言はなかったはず。こんなキテレツな五輪相もはやく辞任してもらわねばいけませんね。こういうわけの解らない人が正常な運営を阻止するのですから。

結局のところ主催者は東京都。だって、東京都が招致したのですから。そしてそれをサポートするのが五輪相。そして組織委員会はその下の労働団体。要は働き蜂です。働き蜂は東京都や国の意向を正しく理解し、それを反映させられるように動くだけです。「我々は東京都の下部組織ではない」と憤慨し「そういうことを言うなら都から借りたお金をお返しする」などとのたまう族は置かれた立場が理解できていないおバカさんということです。また、「組織委員会がIOC(国際オリンピック委員会)と交渉し、都がサポートする」なんて訳の分からないことを平気で口にする大臣も同じです。そして過去の記録を抹殺してまで海水での開催に固執する国際ボート連盟のロラン会長は中学生の物理を勉強し直す必要があります。

こう書くといかにも小僕が池さんを応援しているようですが、そうではありません。僕はあの人とはウマが合いません。でも、オリンピックも豊洲も道理に外れた人たちが寄ってたかって国民や都民の税金をくすね取ろうとする人たちの集団であることを世間に知らしめたという意味で、これからも頑張っていただきたいと思っています。

私的意見ではありますが、もうオリンピックも豊洲移転も・・・今までの東京都がやってきたことは嘘とごまかしの塊ですから、一旦白紙に戻す必要があるように思えてなりません。豊洲は埋立地ですからちょっと大きい地震がくれば液状化しやすい土地です。液状化した土地にコンクリートみたいな重たいものがあれば沈み込みます。空洞で軽ければ浮き上がります。これで建物(特にコンクリート)にヒビが入らないはずはありません。どうしても豊洲しかないというのであれば安全の確認も必要ないでしょ。でも、安全な場所は他にいくらでもあります。そんな危険な場所に固執する必要はまったくないと思います。それより、また移転なんてことがないよう、将来を見据える必要の方がもっと大切だと思います。えっ?財源?・・・最終的な書類に印を押した人が全財産をはたいて対処すべきでしょう。で、足りないなら都税を使うしかないでしょ。都民が選んだ都議会議員がやった事なのですから。

行政の手口

2016年10月02日 10時22分43秒 | 社会
オリンピックにしろ豊洲にしろ上尾の図書館のしろ、実際にかかる費用が当初の金額からはかけ離れた金額に跳ね上がっています。それも我々の感覚をはるかに超えたあり得ないほどに跳ね上がります。そこには、その事業関係者の私利私欲を満たすための罠が最初から仕組まれているのです。

 行政の手口はこうです。まずは市民、都道府県民、そして国民(以下『民』という)の反対が出ないように『超低価格で出来るんですよ』と偽って議会で企画を通してしまいます。ここまではほとんどの場合民の目には触れません。そしてその企画はどんどん進んで行きます。そしてそれを進めるうちにどんどん金額を上げていきます。議員は自分のお金ではないですし、高額になるほどお礼(要は「賄賂」)の額も大きくなるからです。勿論こういうことは水面下で行われる事なので民の目には触れません。議員もそんな事は最初から解っていることなので何も感じません。ってか、すでにそれが当たり前となっています。それどころが自分たちの小遣いが増えるのですからそれが良い事と思っている議員もいるようです。で、民が気が付く頃には莫大な予算になっているのです。
こんな構造で予算は民の感覚からは遠く離れた価格に落ち着くのです。
 この方法がいいのは責任の所在がないところです。何せ決めたのは議会ですから。そしてその議員たちは我々、つまりは民が選んだ人たちだからです。ですから、予算が大幅にオーバーした事に苦情を言うと必ず彼らは「議会が決めたことですから今更撤回できない」と言います。これは彼らにとって撤回は都合が悪い事であることに加え、合わせて「おまえらが選んだ人たちが決めているんだ。つまりはお前らが決めたことだ。それをお前らが撤回しろっていうのはおかしいだろ」ってことです。つまりは民に責任転嫁してしまうのです。ですから警察が動いて犯罪が表面化しない限りは責任は民。・・・そう我々だと言っているのです。

 この手口が平気でまかり通ってしまっている現在、我々の税金は湯水のように扱われ、議員や関係職員、そしてそれを請け負った企業の手に渡って行くのです。
 企画段階の予算と実際にかかる費用とが大きくかけ離れるのはこういう理由からです。彼ら(議員や関係職員)にしてみれば責任を負わずして自由に税金を私物化できる方法、つまり、美味しいところはしっかり頂いて、責任を問われると民に押し付けられる素晴らしいやり方なのです。

このように、当初の金額からはかけ離れた金額に跳ね上がるのは決して材料費の高騰や人件費の増加などではありません。最初から仕組まれている罠なのです。

埼玉県上尾市の図書館移転って

2016年10月01日 12時28分05秒 | 社会
東京都では豊洲移転だけではなくオリンピックやその他様々な問題が起きています。総て利権が絡んでややこしくなって(っていうか、何かの時に責任の所在が分からないようにしてある)。みんな我々が納めた税金を狙っているのです。
富山でも激しく無駄遣いが露呈し、議員が次々に辞職しております。まさにこれなんかは完璧な税金泥棒。口で謝って心で笑って。。。
こんな税金の無駄使いを上げていれば切りがないのですが、とうとう埼玉の上尾でも露呈してきております。ネットでも見散できるので以下にまとめてみました。

図書館の移転の件で・・・市街地ではなく市長の地元の超ド田舎に移転するのだとか。駅から歩いて小1時間かかる距離です。そんな辺鄙な場所に移転する事に違和感を感じない人はいないでしょう。しかもそのド田舎に移転させるのになんと38億円が掛かり、それは今後さらに膨らむ可能性があるらしい。この金額は当初の20億円程度と言われていたもののほぼ倍です。こんなになっても平気でそれを随行し、市民の意見を聴く機会は持たない現実。・・・開いた口が塞がりません。
 まず、どうして上尾市はなんでかんでこのド田舎に超豪華な図書館を作りたいのでしょうか?また、人口の先細り予測がある上尾市でなぜそれが今なのでしょうか?また当初の予算がどうして2倍にもなったのでしょう?当初の予算を公表した人はその責任を取るべきですが、それさえも曖昧。万の単位が二倍だってビックリするのに億の単位で二倍になるって気が狂っているとしか思えません。まったく不可解な事だらけです。
 そもそも移転先の土地は実業団バレーボールチーム「上尾メディックス」(多分あの荒木絵里香選手が居たチームだと思います)の体育館を建設する予定だったらしいです。それが没になってこの図書館建設が浮上したようです。「上尾メディックス」の体育館でしたら利用者は大人がほとんどでしょうからド田舎でも車で来られるでしょう。しかし図書館となるとその利用者は子供から大人まで総ての住民が対象になります。大人は大丈夫ですが、子供が利用する時は、場合によってはタクシー利用?かもしくは頑張って自転車で行くしかないでしょう。まず徒歩では辛いと思います。天候がいい時ならまだしも、荒天時や真冬、はたまた真夏の猛暑の中だったりしたら熱中症になりなさいと言っているように感じてしまいます。

こんな横暴をそのままにできないと、上尾市民は「上尾の図書館を考える会」という会を作って住民投票に持ち込むために署名運動をするとの事。
 市長がこの署名を受理するには地方自治法に基づいて有権者数(190,386人、9月2日現在)の50分の1以上の署名が必要になります。1/50とは3,808人です。これ以上の人が署名すればいいのでそれほどの量ではありません。こういう活動はとても貴重で素晴らしい事だと思います。10月1日から29日までの期間に活動するらしいのですが、残念ながら署名の詳細(場所や方法など)などはまったく記載されていません。自分たちの主張ばかり(問題提起だけ)で、その目的が何なのか?(署名を集める事でしょ)をすっかり忘れているように思えます。それともこの会も市が仕組んだパフォーマンスなのでしょうか?そしてもしその数が満たされて住民投票になった場合でも、その投票率を議会が設定し、それに満たない場合は無効なのだそうです。しかも住民投票はその結果に法的拘束力がないので、もし住民投票になって過半数が図書館の移転に反対しても、市側はそれに応じる義務はなく、強行に建設することもできる(違法にならない)オチまであるみたいです。でも、上尾市の将来のことを考えると例えこんな状況下でも一石投じることにはなるはずです。やらなくてはならないことと思います。

 よって市民の意向に沿う結果にはならないと思われます。だって我々が選んだ市会議員さんたちがやっていることですから。でもこういう市の悪政に目を光らせ、努力をおしまない「上尾の図書館を考える会」の会員の方々は立派だと思いますし、敬意を表します。ただ、残念な事にいつどこに行ったら署名が出来るのかがまったくわかりません。どこにも書かれていないようです。これではこの会の志に共鳴した市民が署名したくてもどうしたら良いのか?が分かりません。駅前のような街頭だけの署名運動なのでしょうか?勿論、それもあるでしょうが、署名運動をしていることを上尾市民に周知し、どこか定点での受付ることも必要だと思います。街頭では丁度そのタイミングで通りがかった人だけです。それで4,000人に達するのであればいいのですが、例えば駅前に机一つ置いてそこでは四六時中署名を受け付けるようにしたりしてもらえれば僕のように在宅で仕事をしている人間はきっとタイミングを見計らって署名に来てくれるはずです。とにかく今は署名を集めなくてはならないのですから署名してくれる人が署名しやすいような条件を整えなくてはならないと思います。
 結果は変わらないかもしれませんが、とにかく住民投票にこぎつける事で一石を投じられるようになることを願って止みません。

頑張れっ! 「上尾の図書館を考える会」!