夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

もう少しやらせてください

2017年09月14日 21時51分05秒 | 釣行報告
昨日は午前中に野暮用があったので午後からちょこっと行って来ました。
また一匹釣れて・・・使用した糸は30Lbです。現在このクラスの日本記録は15.05Kg。対してこちらは16.15Kg。その差1.1Kg。わずかですが上回っています。よって上手く行けばこれも日本新記録になります。

 現在、JGFAのラインクラスは2・4・6・8・12・16・20・30・50Lbの9階級です。そしてそのうちの4・12・16・20・50Lbは僕が持っています(2017年9月15日現在)。
 2Lbは現在空きです。誰も捕れていません。僕もチャレンジしているのですが、やはりこのクラスは超難関です。船釣りみたいに何も障害物がない所なら難しさはないのですが、僕が釣っている場所は障害物が多いのでそこに糸が触れてしまうのです。掛かったら糸が切れる寸での所までテンションを掛け続けていますから、糸がちょっとそういう障害物に触れたくらいでも切れてしまいうのです。2Lbだとそれくらいやらないとソウギョがこっちを向いてくれません。加えて、一番難しいのは取り込み。要はタモに入れる時です。ここで切られる事が一番多いです。タモに入れる、つまりタモの方に1Kg以上の力を掛けないで十数Kgの魚を引っ張るのですから、しかも取り込みの瞬間は糸がほぼ180度曲がっているのです。切れて当たり前と言えば当たり前。特に僕の場合は最初から最期まで一人でやるので尚更です(一般的にはタモ入れは誰か他の人にやってもらう事が多い・・・つまり糸が180度曲がらない)。ですからまだ誰も取れていないのです。でも、なかなか捕れないから日本記録なのです。

 話を元に戻します。
 これで今回の魚が日本記録に認定されれば9階級中の6個を僕が持っていることになります。あと3個取れば完全制覇。・・・やってみたいです。
 しかしながらちょっと問題があります。先日友達からソウギョを釣らせて欲しいという依頼を受けて案内して・・・彼が釣った魚も多分日本記録になりそうです(前スレに記載)。クラスは8Lb。今までの記録をわずかに上回っただけなので、この記録を抜くことはそれほど難しいことではありません。でも、もし彼の記録が認定されたら、それを破るのはなんか彼に悪い気がして。。。
 ですから、まずはそれ以外、つまり2・6Lbを取れば、私的には制覇したことにします。まずはじめに(2Lbは難しすぎるので)6Lb。そしてそれが取れたら最期に究極の2Lbにチャレンジしようと思っています。しかしながらいままで2Lbでは20匹以上のソウギョを掛け、その総て失敗しているのでまず捕れないと思っています。(こう思う気持ちが捕れなくしているという面もあります。)・・・でもやはり僕の釣り技術ではまだ無理に思えてしまいます。ただあの頃と違うのはその後何匹もソウギョを掛けて、彼らが釣り鈎に掛かった時にどんな動きをするか?がかなりの精度で読めるようになったことです。っしてその対処法もいろいろと体得できている事です。
 これでもし2Lbが取れたら私的には完全制覇ということにします。でも、その時は友達に打診して、もしOKがでたら8Lbもいただいて正真正銘の完全制覇としたいです。
 完全制覇・・・本来なら人気魚種(カジキやマグロなど)で完全制覇できたら凄いのですが、こちらはとても無理なので、あまり人気がないソウギョでコソコソと狙うしかありません。
 こんな事を考えていますので、人気度が低い魚種なので皆様にはつまらないでしょうが、もう少し続けさせてください。この完全制覇も(達成できてもできなくても)僕の中では一つの『夢のあと』になるのですから。

釣りは素晴らしい!

2017年09月07日 18時46分51秒 | 釣行報告
奥山文弥という名前を聞き、釣りをする人ならピンっ!と来るでしょうが、釣りをされない方のためにちょっと彼のプロフィールを書かせていただきます。彼のBlogによると『「釣りを魚類学するフィッシングジャーナリスト。魚類研究家。東京海洋大学客員教授。専門はサケ科魚類。また、「おさかなコンサルタント」としても活躍。東京海洋大学で月1回、フィッシング・カレッジという公開行事を行っている。』とあります。また彼は日本人初のIGFAローヤルスラムクラブ入り(トラウト・サーモンのダブルゲット)。幅広く海外の釣りを経験した上で、身近な河川や海の魅力を再発見し、ビギナー指導、セミナーを開催している。著書は「サケマス・イワナのわかる本」などをはじめ多数。・・・です。
 難しいことはさておき、現在の釣り業界の第一戦で活躍されている方です。ひょんな事から彼と知り合い、それからJGFAを通しても(彼はJGFAのアンバサダーです)懇意にさせていただいております。
 そんな彼が最近僕が釣っているソウギョを釣りたいといらっしゃいました。実は彼のソウギョ釣りは今回で3回目なのですが、過去の2回は共に条件が良くなくてソウギョに出合うことはありませんでした(鯉は釣りましたが)。ソウギョは大きくなる魚なので餌を沢山食べなくてはなりません。ということは、一ヶ所に何匹も居られません。その場に餌がなくなってしまうからです。要は数が少ないのです。その少ない魚を釣ろうというのですからそう簡単には釣れないのです。最も難しいのは出会いです。出会いがなければ絶対に釣れません。要は魚が居ることが大切です。そして次に難しいのは餌に食いつかせることです。魚が居たとしても餌に食いつかなければ鈎は掛かりません。そして餌に仕込まれた鈎を餌を食ったと同時に口に掛けなければなりません。そして最期に糸が切れないようにタモ網まで連れてくる必要があります。以前彼がニジマスの日本記録を取った時に同行させていただいた事があるのですが、掛けた後の彼と魚のやり取りはまるで芸術を見ているように素晴らしいものでした。今まで沢山の大物と対峙して来た彼だからこそ出来る技です。ですから今回も掛けてしまえば捕れるという確信を持っていました。とはいうものの、今日の彼は8Lbという細い糸を使うとのこと。8Lbとは4Kgで切れる糸ということです。4Kgで切れる糸で15~場合によっては20Kgを超える魚と釣るのですから、並大抵の釣り技術では釣れないのです。かなり上級な釣技が必要になるわけですが、彼なら充分と思えていました。要は彼の案内役である僕が彼に掛けさせることさえできればいいだけなのです。責任重大です。前述したように過去2回失敗していますので今回は失敗できません。しかも今日は午後から天気がくずれる可能性があります。
 釣り場について早い朝食を摂り、最近実績が上がっている場所からスタート。しかしさっぱり魚信がありません。それどころか気配すらありません。一匹だけ姿を見せてくれましたが餌の位置とはまったく別の所。ここでしばらく頑張ってもらったのですが状況に変化はありませんでした。最期に釣って一週間しか経っていないのにこんな大きな変化をするなんて。。。仕方なく場所を移りました。ここは今釣った場所のすぐ上流で、僕が一度も釣った事がない、いわゆる処女地。こちらでは時折餌を食む音が聞こえています。期待は充分。しかし結果は鯉が一匹連れただけ。ソウギョは完全に沈黙を守っていました。そしてどんどん場所を移しているうちに結局元の場所に戻ってしまいました。先程やって釣れなかった場所なので彼のモチベーションも落ち気味。しかし、朝一匹確認していますので頑張ってもらいたいところです。しかしながら時間的にもお昼になってしまったので「ここを釣ったら昼食に行きましょう。午前中の最期の場所だからもう少し頑張って!」と。普通ソウギョは岸近くを泳いでいるのですが、時折移動したりします。朝見た時は川の真ん中でしたので、数投岸辺を釣った後真ん中を狙ってみて下さいと。彼のキャスティングは至極性格ですから、指示した場所に見事にピタッと入れてくれました。しかし魚信はなく、どんどん仕掛けが流されて行きます。どんどん仕掛けが遠くなって、そろそろ100mくらいになった時でした。ウキの回りの水面がわずかに揺れ、ウキがフラフラと安定を欠いて。その直後ウキのところで飛沫が上がりました。・・・ソウギョです!その後の彼は僕が想像していたよりもずっと素晴らしいやり取りをしてくれました。過去スレを見てもらって判るように僕も何匹かソウギョを捕っていますが、掛かってから上げるまでにはそれなりの時間が掛かります。相手が大きいですから。しかし彼はあっと言う間に足元まで連れて来てしまったのです。しかも、もうタモですくえるくらいの状態まで魚は疲れています。タモを催促されて始めてまだタモの用意が出来ていない事に気が付きました。まだまだだと安心していたのです。とんでもなく間抜けなアシスタントです。しかし彼はそれさえも容認して僕を焦らせる事もなく、僕がタモの用意が出来るまで魚を遊ばせてくれていました。僕も釣り師ですからこんな時の釣り師側は本当にイライラします。場合にってはこの遅れがとんでもない事態を引き起こす事があるからです。しかし、彼にそんなそぶりはまったくなく、タモの用意を終えた僕に的確な指示をして見事にランディング。まさに極上のファイトを見せてくれました。
 タモに入ったソウギョを二人で岸に引きずり上げ(重いので)作戦大成功!安堵の気持ちが僕を支配しました。しばし魚を見つめた彼は最初に「ソウギョ・・・始めて釣ったよ。ありがとう!」と。“何がありがとうダョ!”“こっちが「ありがとう」って言いたいよ(某CM風に)”って感じでした。
 釣りはこうして一匹の魚を釣っただけで釣った本人は勿論、周囲の人たちも幸せを感じる事が出来ます。本当に素晴らしい娯楽であることを再確認することができました。
 計測したあとリリースして釣り完了!(画像はリリースする奥山氏)

 その後二人で食事に行きました。僕の案内ですからろくなお店ではありません。それでも今日はとても美味しく感じられました。彼は「お礼です」と言って僕の分までお金を払ってくれました。ありがとうございました。そして何より釣ってくれてありがとうございました。僕も役目を終えてホッとしております。しかしちょっとだけ後悔があるのです。それは・・・こんな事なら最高級レストランに行くべきでした(笑。

JGFAに入会してみませんか?

2017年01月17日 17時34分40秒 | 釣行報告
JGFAとはジャパンゲームフィッシュ協会(Japan Game Fish Association)の通称です。
 釣りを通して自然の中で魚との攻防を心から楽しみたい。野生の魚が生息できる自然環境を守っていきたい。大物と出会ったときは、感動の証として記録を残しておきたい。そう思う同志が『いい釣りを、いつまでも。』をモットーに集まった非営利団体がJGFAです。

 僕は何も考えず、ただ『いい釣りを、いつまでも。』というモットーに魅力を感じて入会させていただきました。JGFAのHPを見てみると多岐にわたる活動をされており、とても頭が下がる想いでした。その一つに日本記録を公認することがあります。そしてそのHP中にある日本記録を見てみると・・・デカイのばかり。自分ではまったく手に負えない魚ばかりでした。日本記録ですから日本の頂点に達している魚です。当たり前と言えば当たり前ですね。で、そんな大物は自分には捕れないと思っていました。
 が、・・・ある時当会のkajikiさんとヒラメ釣りに行った時のことです。当時は僕もkajikiさんもヒラメに熱くなっていたので仕事を終えたら即行で船に向かい席取りをしていました。時間があるのでその時は港近くに流れ込む川でスズキを狙ってみました。その時僕に3匹の大きな魚が掛かったのですが、みんな糸が切れて釣技の無さを露呈してしまいました。・・・恥ずかしいやら悲しいやら。そんな僕を見かねたkajikiさんが釣り方のヒントを話してくれました。それの教えが何故か僕に、まるで子守唄のように心地良く思えたのを覚えています。そしてそれが今でも僕の釣りの基礎となっています。とても理論的なその釣り方に興味を持った僕は早速実践配備しました。そうしたら案外と細い糸でも、それ以前は絶対に無理だと思われる魚も上げられるようになり、それがまた快感にもなって行きました。100kgの魚もワイヤーか何かで上げたら簡単に釣れてしまいますが、1号のナイロンで釣ってくださいと言われたらまず無理だと答えるでしょう。でも、もし1号のナイロン糸で100kgの魚が釣れたらその喜びはこの上ないものとなるはずです。日本記録ではないですが世界記録では多分それ以上の魚が釣れているはずです。『釣り』を知り、技術を磨けば誰でもそういう信じられないような釣りができるようになる要素を持っているってことです。ただズボラに竿を出して買って来た仕掛けで魚を釣っているのはとてももったいないと思えてしまいます。釣りに行く回数はその人によって違うと思いますが、一回一回の釣りを充実させた方が楽しいと思いませんか?そのためにはまず相手を知ること(対象魚の習性を熟知すること)、そして釣り具の機能・性能を熟知し、それのスペックを実践で100%駆使出来る事。そうすれば思っている以上の釣果に遭遇することになるでしょう。そしてそれは釣り師にとっての至福の時となるでしょう。するともっともっと釣りのことが知りたくなり、想像を膨らませたオリジナリティーにあふれた釣りを展開できるようになり、釣りの楽しさが無限に広がって行くことになります。加えて良い魚がどういう所で釣れているか?も気になるようになります。要は狙う大魚が棲息できる環境はどのようなものなのか?そして結果として自然環境にも目を向けるようになります。やはり良い魚は良い自然環境が整っている場所に居る事が多いからです。そしてそのような釣り周辺の事までを自分の釣りに融合し、その結果素晴らしい魚が釣れたらその釣り師の考えが正解だった証なのです。そしてこれが釣技の進歩なのです。僕にこのようなことを気付かせてくれたのはKajikiさん及びJGFAだと思い、とても感謝しております。
 さて、今回のソウギョもこの一匹を釣るには沢山の知見が必要でした。今まで取った日本記録は海という環境でしたが、今の僕はワンコの介護で海に行けなくて、川の釣りで日々のストレスを紛らわせています。ソウギョ釣りはそんな今の僕が楽しいと感じられる唯一の釣りです。何が楽しいのかというと、近所で釣れる1mを超える魚であることがまず第一に上げられます。ソウギョは流水で浮遊性の卵を産みます。ソウギョの場合、それが孵化するまでに時間が掛かるのでそれに見合う流程がないと卵は海に行ってしまい孵化しません。よって、棲息できる場所は限られてきます。そのような場所が我が家の近くにあったことは幸運でした。そしてJGFAのラインクラスを見てみたら2Lbと4Lbはまだ誰も釣っていませんでした。これは僕にやれ!と言っているようなものです(笑。要は誰もチャレンジしていない、もしくはチャレンジしても達成し得ないクラスということですからそう易々と捕れるとは思えません。・・・だったら尚更面白いじゃないですか。たとえ釣れなくてもこういうチャレンジは釣り技術の向上にはなるはずです。で、早速2Lbの糸を買い込みチャレンジを開始しました。2Lbを先にやったのは、感触を得るためと、もし捕れたら4Lbはもっと捕りやすいと思ったのです。しかし、実際にやってみるとその難しさに驚きました。何匹も掛けましたがそのほとんどが瞬殺でした。時々瞬殺されない時もありましたが、そのような場合はソウギョをまったく寄せることが出来ず、流れに乗って下るソウギョを止める事が出来ずにただダラダラと糸が出て行き結局切られるハメになりました。ただ一度だけ手前まで寄せられた時がありました。この時は運良く、僕が釣っているところでは小さい方のサイズでした。それとても寄せに入ってタモ網に入れようとした時にラインブレイク。あまりの捕れなさい心が折れてしまいました。そこで4Lbクラス狙いにシフトしました。そして何回か掛けてもまた切られまくり。誰もなし得なかった理由が少しづつ解って来ました。そしていままでやっていた2Lbでのチャレンジが如何に無謀なチャレンジであったかも解り過ぎました。でも、切られ続けているうちに幸運の日がやって来ました。その日は午前中に瞬殺されてまた心が折れかかっていました。帰宅して落ち込みながら午後の釣りに向けて仕掛けを直している僕をみて、午後は女房が一緒に来てくれるとのこと。女房もワンコの介護で疲れているのでちょっとの間だけでも外の空気が吸いたかったのではないかと思います。そしてそれからはラッキーの連鎖が始まりました。午後は障害物が少ない場所を選びました。あまりソウギョは見られない、いわゆる魚影の薄いポイントです。しかし、行ってみるとその日はなんと3匹もソウギョらしき魚が!そして一匹目と二匹目は無視されたものの、三匹目は一投で掛けられました。その後もラッキーは続き、そしてランディングに成功!何度も心が折れかけた後の一匹でしたので嬉しさ倍増です。数学の問題でもすぐに出来てしまう問題は感動がありませんが、なかなか解けなくて、でも頑張って解けた問題は嬉しくて忘れないものです。要は同じ結果を得たとしても、人はその過程が困難であればあるほどその壁を乗り越えられた時には幸せを感じられるのです。
 今回、幸運にも日本記録と認定されましたが、その認定にあたってJGFAは様々な審査のための試験をします。そしてそれらの総てがチェックされ、審査会で合否を決定されます。でも、正直に申しまして何かの不備があって日本記録として認定されなくても自分の中ではそのクラスのラインで捕っているのですから何も問題はありません。自分の中では納得済みなのですから。でも、認定されれば公に認められたのですから嬉しさはより一層大きなものになります。
 基本的に記録狙いとなると他の人との勝負のようにも思えます。確かにその一面がないとは言えません。しかし、釣りは基本的には相手は人ではなくて魚です。大きな魚を如何に細い糸で釣るか?がラインクラスであり、それは釣り人の技術が顕著に現われるものだと思っています。勿論運も大きく関与しますが、運をモノにするのも自分の技術です。記録の更新ということは今までの輝ける記録を結果的には隠蔽することになりますので人を蹴落とすように見えます。しかし実際にやっている人たちはそんな事はまったく考えてないと思います。記録は破られるためにあるのですから、たとえ破られてもとにかく釣技の向上を目指しているのが実際のところだと思います。少なくとも僕はそうです。ですから誰でもが、自分の記録が破られてもその人を賞賛し、再び技術の向上に向けてにまい進するのみなのです。これは素晴らしいことだと思います。
 ところで皆様は今ここで生きている証をお持ちでしょうか?僕のように確実に人生の折り返し地点を通過すると、もしこの世を去った後この世界に自分が居た証があったらいいなぁ・・・なんて思ってしまいます。もしあなたが何か公の記録を取れば、たとえそれが破られようと、何年何月何日にこの記録を持っていた人を検索すれば永久にあなたの名前が存在するはずです。これは釣りに限ったことではありませんが、釣りもその一つです。つまり、一度記録が認定されればその人の名前はJGFAが無くならなければ永遠に残るのです。これもまたJGFAという公認の団体だから出来る事です。
 色々とクドクドと書きましたが、要は『釣り』というものは、一匹の魚を捕るという行為だけでこれだけ楽しめるということです。このことを教えてくれたJGFAにはとても感謝しております。皆様もJGFAに入会してこんな至福を味わってみませんか?入会した後は皆様の釣りが大きく進化することと思います。そしてその時あなたが居た永遠の証をもってみたらいかがでしょう?

 ちなみに日本記録は釣ってから会員になっても認定されません。釣った時に会員である必要があります。世界記録はIGFAルールで釣ったのであればJGFAの会員以外でも申請できます。この場合JGFAの会員であれば世界記録への申請は無料ですが、非会員は有料となります。

※画像はいじってあります。

二つのチャレンジ

2016年12月05日 09時12分14秒 | 釣行報告
釣りを食材を取るための行為と捉えるか?あくまで遊びと考えるか?はその人によって違いがあると思います。
僕の場合、後者ですから釣った魚もほぼ100%リリースします。捕る事が目的ではありませんので糸もできるだけ細いものを使ってチャレンジする気持ちで釣りを楽しんでいます。
昨日釣ったこの魚も一旦自宅に持ち帰り、計測したりして(もしかしたら日本記録になるかもしれないので)また釣った場所に行って逃がして来ました。
 掛けた時は明るかったのですが、思ったよりも上げるまでに時間が掛かってしまい、計測時にはもう真っ暗になっていて。魚もまさにまな板の上の鯉のようになってしまっていたので・・・もう逃がすのを辞めようかと思ったのですが、まだ鰓が動いていたのでチャレンジしてみました。そうしたら、なんとも無かったように悠々と深みに泳いで行きました。

 昨日は二つのチャレンジに成功!・・・久し振りの「いい気持ちの日曜日」でした。

たつや様の釣行記

2008年06月09日 04時00分18秒 | 釣行報告
今日、僕は霞ケ浦に行けませんでしたが、このブログにカキコしてくれるたつや様が、今日霞ケ浦に行かれ、報告を頂きました。以下は概要です。

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 ギリギリまで何処に向かうか迷った挙句、まずはあまり行ったことのない場所に行ってみました。
 でもサッパリ分からず川もホソも検討がつかないまま湖岸を見て周りました。来るのはオオタナやギルばかりでした。早々にここは諦め、他の場所に移動しました。

湖岸を走っては止りを繰り返し、湖面を確認して回っていたらキラキラを発見!早速竿を出すとかかってきましたが、そこはまるで女子高の体育祭のようなポイントでした。元気一杯の♀アカヒレタビラが遊んでくれました。♂が来るまでと粘ってみましたが画像の通りです。(たつや様からは三枚の画像を頂きましたが、勝手ながら他の2枚は割愛させていただきました。どうも、この掲示板は1枚しか表示できないようですので・・・たつや様、ごめんなさい)

どうしても川ヤリ探しがしたくなり、まだまだ魚信はあったのですが、大移動をし、再度川トライ!あえなく撃沈トホホです。川ヤリがどこに付くか?つり方など等分かってない模様(たつや様は僕と同時期にタナゴ釣りを始めましたので、僕同様、試行錯誤の連続だと思われます)。近くで釣っていた方が可愛そうに思ったのかエサをくれました(蛾の卵?)がダメでした。
何時になったら会えるのかヤリ君に・・・
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女子高生の運動会・・いいですね!ということは、我々は女子高生にチョッカイ出している変態じじぃ。・・・的を得てます。
蛾の卵って、ピーピー虫(イラガの幼虫)のことでしょうか?僕はまだ使ったことがありませんが、相当良い餌のようです。

たつや様、ご報告をありがとうございました。