夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

空振?

2022年01月17日 06時16分36秒 | その他
 15日の夜から16日の未明にかけて起きた津波に似た潮位変化。気象庁も今回の潮位変化は良く解っておおらず、とりあえず“津波”として対処したようです。今回の不思議さはハワイ・グアム・北マリアナ諸島には潮位変化がほとんど認められなかった事です。津波なら途中を飛ばして来ることはまず考えられません。では何か?と言われると全く解らないのですが。。。東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授は、気圧の変化(空振)が起こしたなどと、突っ込みどころ満載の奇天烈な説明をし出す始末。あれだけの水を動かす程の気圧変化って半端じゃないでしょう。加えて、あれだけの海水を動かすほどの気圧変化があったなら、同時に大きな天災が起こらないと可笑しいことくらい僕のような素人でも解ります。それと、空振であれば日本よりトンガに近いハワイ・グアム・北マリアナ諸島の方がより大きく影響が出るはずです。なのに潮位変化がほとんどなかったことです。この説明も出来ないでしょ。・・・矛盾だらけです。こういう専門家(もしかしたらこの教授だけがおかしいのかもしれませんが)でさえ何が何だか解らずに、無理やりこじつけた理由をさもありなんと公表してしまうほど今回の件には不思議がいっぱいなのです。こんな不思議な天災が発生している事に何となく鈍い恐怖を感じませんか?。何か大きな天変地異の前触れでなければいいのですが。
 実は・・・僕はある程度予想が立ってはいます。素人ですから合ってるかどうかは判りません。何せ検証する術を持っていませんので。それは・・・トンガの火山噴火によって、太平洋プレートに傾きが生じたのではないかと考えています。これならばハワイ・グアム・北マリアナ諸島の潮位変化がほとんどなかった事も説明が付きます。トンガ辺りと日本は太平洋プレートの対極に位置するからです。こちらも突拍子のない仮説ですが、上記の空振の説よりはこの方がまだマシ(矛盾が少ない)と思います。

GR YARIS - 1st Edition

2020年03月08日 23時16分15秒 | その他

 我が家では、僕が釣りに行きすぎるので、“臭いから”を理由に釣り専用車が許されています。その車が先日アクアラインのトンネル内でエンジンブローしてしまいました。コンロッドが折れました。原因は単純にエンジンの回し過ぎ。使用目的が違う車ですから致し方ありません。正直申しまして、コンロッドを折ったのはこれで3度目。ただ、今までの車はそれなりに改造してあたので納得なのですが、今回はフルノーマルで乗っていての出来事。メーカーさんはその辺の耐久性も考えて作って売っているはずなのに。まさか僕がその想定内以上の運転をしたとは到底思えません。ちなみに僕はプロドライバーでも何でもありませんから。
 ってことで、それはディーラーに修理に出して(修理と言うよりエンジンを載せ替えます)まだ乗ろうと思っているのですが、これからは地味に地味に走るしかありません。遠くでまた壊れたら悲惨ですから。
 が、時々はアクセルを踏まないとストレスが溜まります。また、それによって車の調子が確認できたりします。となるとアクセルを踏んでもいいような車を買い足さなればなりません。
 そして、このタイミングでピッタリの車が出ることを知りました。現在は先行予約中です。この車に目が行かないはずがありません。それはトヨタ自動車の『GR ヤリス』。ヤリスは基本はビッツです。それが新しいバージョンになり、その(ラリーなどの競技を考慮に入れた)スポーツバージョンがこの『GR ヤリス』です。これなら踏んでも壊れることはなさそうです。ちなみにこのテの車って以前、スバルのインプレッサSTIや三菱のランサーEvoなどがあったのですが、それらはみんな生産中止となり、(国内では)どこのメーカーからも新車を買うことはできない状況でした。要は収益が上がらない車と言うことです。このテの車は開発にお金が掛かりますし、生産にも気を使います。しかもこういう車を買う人は、そのほとんどがある程度車に精通した人が多いので、ディーラーにとっては厄介なお客でることが多いわけです。そんな中、こんな車を出してくれたトヨタさんには感謝&感謝です。

 で、色々と調べてみました。『GR ヤリス』には『RZ』と『RZ"High performance"』の2種類がリリースされます。両方とも同じエンジンを積んでいるので272psです。二種の違いはいくつかあるのですが、大きなところでは『RZ"High performance"』にはLSDとインタークーラーのスプレーが装備されていることです。その他の違いは走りにはほとんど影響しない程度の違いです。では、それらが付くとどのくらい車重が増えて、はたまた最低地上高は変わるのか?が知りたいところです。しかし、これらの諸元は全く公表されていません。こんな状況下でオーダーなんてできません。すでに沢山のオーダーが入っているようですが、とても勇気がある人だと思います。一般の移動手段としての車ではない車です。燃費などより車重、パワー、トルクなど、いわゆる諸元の方が大切な車です。その諸元を公表しないのです。ですから私的に『こんなユーザーを馬鹿にしているメーカーが出す車なんて買わない!』と思いました。
 が、他に僕が“買いたい”と思う車がないので諦めきれません。そこで色々と調べてみたのですが、なかなか情報が見つかりません。唯一の収穫は『RZ"High performance"』は『RZ』より100㎏~120㎏重くなる可能性が高いということでした。なんとなくたいした車じゃないように思えて来ました。今までの経験から、事前での情報ってあまり信用できないことが多いです。メーカーのロビー活動が情報発信源に影響しているのだと思います。

で、以下が僕が『GR ヤリス』辞めた理由です。

その1
  High performance Modelの車重が未だに不明な事。調査したけど、概ね100㎏~120㎏増えるらしい。 High performance Modelでない方は1,280㎏で272psだからpower-weight ratioは4.706。High performance Modelは1,380㎏~1,400㎏となりそうなのでpower-weight ratioは5.07 ~5.15。やはり100㎏~120㎏の増量はきついなぁ・・・。272ps程度の出力だと100㎏はかなりの影響が出てしまいますね。ちなみにHigh performance Modelでない方を買ってLSDは後付けで付けた方が軽いかも。

その2
  音が超ダサい。(下の動画参照)埼玉的な音と言ったらピッタリ?滅茶苦茶格好悪い音。モゴモゴしてまったく張りが感じられません。でもこれはマフラーをいじれば何とかなりそうな感じがしないでもない。そんなマフラーが発売されるか?が問題。https://www.youtube.com/watch?v=Dd8DzGKKoI4&fbclid=IwAR2NgkcQdiCuNePN42UZQwwVDZxgJk7d-_zfsH13GkUboXFinXsu6RPc-SY

その3
  車の挙動がイマイチ。上の動画を見て判るのですが、こんな程度の走行なら適当なその辺の車にLSD入れちゃえばできそうな走り。ドライバーが下手糞ってのも感じられますが、もうちょっとキビキビして欲しい。エンジンのふけ上がりなんか軽でももっとマシなのがゴロゴロしてます。クロスミッションを入れれば何とかなるのかなぁ。。。
 出来たら下の動画くらいキビキビした走りができるようにな車であって欲しいし、このくらいの運転ができるようになりたい(あくまでも目標ってことで)。とはうものの、この動画はボディーは同じようでもエンジンは別物(市販車は3気筒だけどこちらは4気筒)。ドライバーも別次元。https://www.youtube.com/watch?v=efSC6ENRDwo

その4
  踏み過ぎると壊れやすいかも。(上動画参照)

その5
 車体がイマイチ。全長がノーマルヤリスより10㎝くらい長いのがとても気になってます。しかも後部座席はチョー狭いです。こんな事なら2シーターにしてしまった方が潔いように思います。日本の道は狭いですから、この10㎝の差はとても気になります。

こんな事から現在は買うことを辞めました。

誰か背中を押してくれたらまた考え直すかもしれませんが。


謹賀新年

2018年12月31日 19時20分10秒 | その他
あけましておめでとうございます。
 僕の昨年はソウギョで世界記録級が釣れたりと・・・良い年でした。
今年は日本記録から世界記録に向け、新たな釣りの幕開けの年になればいいなぁ・・・。
 皆様にも沢山の幸が訪れる年になるよう祈っております。

新 『またぎや』  オープン!

2018年07月21日 14時32分24秒 | その他
 東京の立川でずっとやっていた“激うま焼き鳥”の『またぎや』。立川ではいつも満席ゴメンの激うま焼き鳥の店がなんと突然なくなっちゃいました。辞めちゃったのかと思いきや、なんと山梨にお引越しです。なぜにあんな遠くに?と思っていたら、店主の釣り好きが嵩じた結果のようです。僕もよく行く川なのでとても好都合です(笑。

 『またぎや』は焼き鳥が旨いのは当たり前、その他地元の食材を使ったヤマメの刺身や様々な店長の自信メニューがてんこ盛りです。店長は腰が低くてイケメンですが危険人物ではないので女性が一人でも大丈夫。とてもフレンドリーな人です。

 そんな『Newまたぎや』が今月26日(来週の木曜日) 17時(午後5時)に開店します。
 場所は地図を参照してください。徒歩の人は都留文科大学前駅(富士急大月線)から徒歩10分。その他の交通機関で行かれる方は都留バイパスにあるボウリング場(都留ファミリーボウル)や福島釣具店を目印にして下さい。フェスタインビルの1Fです。

 『このBlogを見た』と言ってもらえば少々の勉強があるかも・・・イヤイヤ、嫌われるかも(笑

将棋の駒

2017年10月11日 08時05分56秒 | その他
 画像の将棋の駒、なんだか普通の駒と違う感じがしませんか?いわゆる『盛り上げ駒』と言われる最高ランクの駒です。将棋の駒には彫り駒、彫り埋め駒、そしてこの盛り上げ駒があって、この順で製作難易度が上がるのだそうです。そしてその彫り師によっての個性もあるそうです。
 実はこの駒、当会会員のヘラおじさんの作品です。彼とは釣りを通して30年来のお付き合いをさせていただいています。そして、彼の半生を知る僕だからそう見えてしまうのかもしれませんが、この駒に美しさは勿論ですが、他の駒にはない何かを感じてしまうのです。
 彼との出会いは、僕が僕の渓流釣りのお師匠さんのお店にいた時。彼がわざわざ山梨からお師匠さんに合いに来た時でした。偶然にもそのちょっと前に、彼の庭と言っても過言でない川で団扇のような幅広ヤマメを釣ってお師匠さんの水槽に入れさせてもらい、仕事の帰りに時々寄りこんで見て楽しんでいました。ところがこのヤマメは餌の喰いが悪く、だんだんと痩せてきてしまって・・・お師匠さんの提案で彼に持ち帰ってもらって元の川にリリースしてもらう事になりました。嫌な顔一つせず、僕らの希望に応えてくれた彼。とても好感を持つことが出来ました。それからは何度も彼の住む街を訪れ、彼と釣りを楽しみ、あるときは某釣り雑誌の依頼で一緒に出たりもしました。
 その頃の彼は郷土料理屋をやっていて大繁盛。彼の料理はその地域では一線を画す素晴らしいもので、僕は大好きでした。そんな素敵な料理を普通に提供してくれていた彼ですが、ある時突然自信をなくした事があって。。。素晴らしい料理人であることは確かな事実と思いながらも、僕の舌がおかしいということも考えられます。そこで僕の業界で食通として名を馳せる人を連れて行って食べてもらったりしました。結果、帰りの車中でその食通は『赤坂かどこかの高級料亭の味です。もしかしたらこの地には合わないかもしれませんね。』と。あまりにもストレートであまりにも的確な感想を頂き、ビックリすると共に共感してしまいました。その事を彼に話すと彼も分かってくれて。しかし彼の悩みとはうらはらにお客さんはいつも満席。20~30人を収容できるそのお店はいつも満席で笑顔が溢れていました。
 そんな彼ですが、恐ろしい転機が訪れてしまいました。起業からずっと一緒にやってきた奥様が交通事故で帰らぬ人になってしまったのです。それからの彼の人生は完全に歯車が狂ってしまいました。お店も閉じ、また新たなお店を始めるもなかなか以前のように上手くはいかず。以前の大繁盛をしていた頃の彼のキラキラした瞳は曇り、友達として見ているのが辛くもありました。友達が辛い思いをしているのを見るのは、こちらとしても辛いものがあります。僕自身、徐々に彼の地に釣りに行くことも減っていきました。しかしよく考えればこんな時こそ友達が頼りなのです。ですから間違いなく彼の所に行くように、当会に毎年解禁には行く恒例行事を作りました。彼が苦悩した時間はかなり長かったです。しかし今思えば、それも彼がこういう素晴らしい駒を彫れるようになるための修行だったようにも思えます。
 お店を辞めた彼は職を転々とし、疲れ果てた毎日を繰り返していた中、偶然に駒作りの今のお師匠さん(大沢建夫氏)と出会ったのです。彼自身、最初はそれほど自分に期待せぬまま始めたと言う駒作りが、まだ始めて間もないにも関わらず思わぬ方向に走り出したのです。彼の駒は今年の日本将棋連盟の表紙を飾り(これって相当な名誉らしいです)、昨年リリースされた映画「聖の青春」でも使われたとか。昔からヘラ浮きを作ったりして器用な彼でしたが、ここまで素晴らしい駒を作れるほど器用だとは思ってもいませんでした(ゴメンナサイ)。今になって思えば、彼が今まで歩んできた人生の一つ一つが総て駒作りのためにあったように感じます。例えば・・・料理で培った美術的センス、そして包丁砥ぎ(良く切れる彫刻刀でないと文字のいい線が出ない)。そしてヘラ浮きでの漆塗りも、漆で文字を描く将棋の駒にはとても意味があったと思います。そういうことから考えると、彼はまだ駒彫り師としては新参者なのかもしれませんが、それに向けて今までずっと修行をして来たと言えるのです。それを加味すれば彼の駒は最初からベテランの域に達しているわけです。まさに彼の天職がここにあったわけで、今の彼は新進気鋭という言葉がピッタリ。友達だから担ぐわけではありませんが、僕はこの駒に彼の人生が見えてしまうのです。本当に素晴らしい駒だと思います。

 そんな彼が所属する会(「富士駒の会」)の展示会が開催されたので行って来ました。まず表の看板に第27回とありましたのでこの会を率いる大沢建夫氏の半生がここにあるように思え、ワクワクして入りました。将棋の駒だけではなく他の芸術のブースもあるのですが、僕が行った時は他のブースは閑散としていたのに富士駒のブースには沢山の人。失礼ですが、僕は将棋の駒に世間の人たちがこんなに興味を持っているなどとは知らないでいました。ですからイメージとしては他のブースの方が圧倒的に人が入るだろうと思っていたのです。この人の多さは藤井四段の快挙や映画などで一大ブームになっている将棋の世界だからかもしれません。でも、理由は何であれ、友としてこの光景に嬉しさを感じました。
 すぐに彼は僕を見つけて出て来てくれました。そして彼と一緒に彼の作品や友達、はたまた他の人の駒を見せていただきました。お師匠さんも来てくれて。。。お師匠さんとは過去に一度お会いしているのですが、とても温厚そうで好感が持てる人です。僕は遊び将棋くらいしかやりませんので駒の良し悪しは判りません。でもじっくりと駒を見ていると心が落ち着いて来ます。これがとてもいい気持ちなのです。実はここに来る前に釣りをしていて、珍しく大釣りだったのです。その舞い上がっていた気持ちが、将棋の駒を見ていると和いで来ます。不思議です。やはり和の物はいいです。つくづく日本人だなぁ・・・なんて思えて来ます。
 そして将棋の駒に素人の僕に色々と説明をしてくれている彼にあの苦悩に満ちた日々を送っていた頃の曇った瞳が今はまたキラキラして来ていて、完全に昔の彼の瞳に戻っていました。彼がこうして幸福を得られたのはお師匠さんである大沢建夫氏の御尽力による物が大きいと思います。ここに友としてお師匠さんにお礼を述べさせていただきたいと思います。・・・本当にありがとうございます。

えっ?・・・その彫り師の名前?
そうかぁ・・・。彼の名前は『かく峯』というのですが、「かく」の文字がこのソフトでは出て来ないのです。「将棋の駒 かくほう」でググるとすぐ出ますのでよろしくお願い致します。

城南海 Dinner & Live Show 2017

2017年09月23日 05時27分01秒 | その他
城南海・・・最高の歌声でした。が・・・
 母がピアノ教室をしていた家に育った僕は、気が付いた頃から音に囲まれて育ってきた関係上、音にはとてもうるさい人間になってしまいました。特に時々我が家を訪れる調律師の人が来た時は、ピアノの構造と調律風景が見られる貴重な時間。そして僕の耳もその音を聞いて「もっと下」とか「もうちょっと上げて」なんて思っていました。これが後に音程を綺麗にトレースする歌の素晴らしさを知った原因にもなっています。そんな僕がカラオケバトルで『城南海』という歌手を知り、一度でいいからこの人の歌を生で聞きたいと思うのは当然の成り行きだったと思います。彼女の歌は音程が正確なので聞いててとても気持ちがいいのです。そして、今回始めて彼女の歌声に触れて来ました。

 結論から言えば彼女の歌声は『素晴らしい』の一言です。
 事前にCDを何枚か買って聞いたのですが、どれも昭和歌謡のような感じでキラッとする曲がありません。とても残念に思えてなりませんでした。あえて言えば(あくまで個人的にですが)『月と月』が曲としていいなぁと思った程度。普通、曲はワンフレーズを聴くと、きっとこの後はこうなるだろうと想像出来てしまうのですが、この曲は案外それを崩してくれるので好きになったのかもしれません。もっとも彼女のボーカルとしての才能は他を寄せ付けない物がありますので購入する価値としては充分過ぎるほどあります。しかし、その伴奏のアレンジの低さと言ったらこれまた他の追従を寄せ付けないものがあります(笑。こんな伴奏では彼女の歌が引き立つはずがありません。そういう意味からするとこれらのCDに点数を付けるとすれば30点くらいでしょうか?優・良・可・不可の通知表なら間違いなく不可に入ってしまいます。ただ、彼女の歌声だけは完璧に優を超えて優+と言っても過言ではありません。
 そして池袋の椿山荘で開催された『城南海 Dinner & Live Show 2017』に行って来ました。Dinner Showではなく、Dinnerの後に彼女のミニコンサートを聞くというものです。
 まずはDinnerです。ちょっと僕の期待が大き過ぎたのかもしれませんが、椿山荘ですからそんなひどいものは出されないと思っていたのです。それが・・・半端ではなく低級。まず席についてすぐ、ボーイさんが「お飲み物は何がよろしいでしょうか?」と来てくれたのですが、彼の息のニンニク臭さと言ったら「もう何でもいいから持って来て!話したくないから。」って言いたいほど。この時点で椿山荘の従業員の教育レベルが急激に下がった事を知りると同時に「シェフは大丈夫か?」と心配になりました。そしてその心配は見事的中。なんでこの素材をこんな味付けにしてくれたの?なんでこんな硬い肉を使うの?(隣の女性は「ナイフで切っているだけで手が痛くなる」って言ってましたので、みんながそう感じていたのだと思います。)お客さんのお目当ては城南海ですから、Dinnerなんかどうでもいいと思っているのでしょうか?それともシェフが若造か新人?・・・理解に苦しむ料理に圧倒されました。たとえお目当てが城南海であっても、少なくとも椿山荘の名を語るのですからそれなりの料理は出してもらいたいものです。
 そしていよいよステージの開幕。いきなり・・・ピアノの音が強過ぎて彼女の歌声が台無し。座席の所為?・・・でも太鼓の時はそれほど強くなかったので、タダ単にミキサーの人のセンスが悪さだけみたい。しかもそのピアノの低レベルな事といったら半端じゃない。まるで学芸会の低級伴奏。コードにリズムを付けて弾いているだけみたいな。きらりと光る不調和音なんてものも一切無し。音楽性をまったく感じられません。ピアノが邪魔でギターもほとんど聞こえず。あれだったらギターの必要はありません。他にチェロもいたのですが、この人が3人の中では一番まともだったかも。
 それにしても、こんな伴奏じゃ彼女の声が可哀想過ぎます。彼女の歌の凄さがみんな消えてしまっています。声帯が壊れるはずです。まるでキラキラ光る最高のダイヤモンドが付いた指輪の台座がハンダ・・・みたいな。今日来た人はヘタクソなピアノ伴奏を聴きに来たのではないのですから、もっとピアノは引っ込んで、彼女の歌声を表に引き出すような伴奏とミキシング、そしてアレンジを考え直したほうが良いと思いました。ちなみに、彼女のyoutubeで耳に良いのは、伴奏が裏方でしっかり彼女の歌を表に引き出すものです。決して伴奏が強く出ていません。最期に彼女がほんのワンフレーズですが伴奏もマイクもなしに地声で聴かせてくれました。これはもう本当に鳥肌モノでした。僕らの円卓の人も「スゲー」って。みんな同じに感じているんだなぁと、知らない人たちではありますが一体感が持ってしまいました(笑。
 参考までに僕が良いと思っている彼女のyoutubeです。
https://www.youtube.com/watch?v=fZiJM7Yvh5g
https://www.youtube.com/watch?v=-0LFz8LCOoc
https://www.youtube.com/watch?v=NvJJW3Qe-Io
https://www.youtube.com/watch?v=GXXCodx28z0
 みんな素晴らしい伴奏ですね。控え目なのにしっかり彼女の歌声を引き出しています。
ということで、彼女の歌声は最高!で超一流。しかし、その他はみんな三流以下という悲しい感想しか持てませんでした。
 もしかして、これは彼女の超一流を目立たせるための策?(笑。

【蛇足】
 これは完全に個人的見解で世間一般の見解とはずれているかもしれませんが、一般のコンサートと一線を画しているイベントですから、やはりある程度の服装で臨むべきと思います。ある程度のTPOを考えて来て頂きたいものです。城さん自身もラフな格好ではなかったでしょ。それから大騒ぎをしていた一部のオヤジ。まるでカラオケでもやっているかのような騒ぎ。品が無さ過ぎます。少人数のコンサートですから近親感が沸くのも解るのですが、やはりみんなお金を払って時間を作って来ているのです。その人たちの目にあれがどう映ったか?決して楽しい気持ちになるとは思えません。城さんのためにも下品な行動は慎むべきだと思いました。
 ということで、総てにおいて城さんの歌声だけが秀で、その他は総て彼女の将来に良くない影響をもたらすように思え、ステージで一生懸命に歌っている彼女が可哀想になってしまいました。
 彼女は僕にとって始めて出会えた素晴らしい才能の持ち主ですのでとても大切にしたい歌手です。だからそう思えてしまったのかもしれませんし、だからこそ言い辛い事も書いてみました。心当たりの方はとても気分を壊すかもしれませんが、僕も彼女を応援している一人です。人はそれぞれに色々な考え方がありますから、もしかしたら僕の考えが違っているのかもしれません。でも少なからずそういう人も見に来ていることをご理解願えたら幸いです。 

その後

2017年03月08日 02時43分13秒 | その他
少しづつ、そしてまた少しづつ心が平穏に戻りつつあります。
 その日は昼間から予感がしていました。15年7ヶ月を生きて来たラブラドールですから昼に呼吸困難(鼻の穴が塞がって)を起こしたときも、口呼吸をさせながら「もう頑張らなくていいよ。パパは大丈夫だから。」と心で伝えた。荒い呼吸の中でも少しビックリしたような瞳で僕を見たので無理して笑顔を返した。こんな状態で生きているのは辛いだろう想像がついたから。これから頑張って生きても苦しみはあってもそう沢山の幸せはないだろうと思えたから。ただ、もし願い事が叶うなら苦しまないで逝って欲しい。それだけが僕の希望だった。
 そして彼はその通りに命を終えた。旅立ちの瞬間は誰も気が付かないほど静かに。フンもヒーも言わず、さっきまで寝てたその体は1mmも動いていなかった。ただ少量のオシッコとウンチをペットシーツにしてあっただけ。想像するに、まるで蝋燭の炎が消えるように、スーーーッと命の灯が消えたようだ。ある意味僕が望んでいた事。でもその瞬間に僕が気が付かなかったことには少々悔いが残る。僕の想像では少なくとも1時間くらいは苦しんで、僕は少しでも楽にしてあげようと必死の介護をして、そしてその時を迎えるものと思っていた。ところがまったくこちらに気付かれぬように逝くなんて。最後まで僕の言う事を聞いてくれた。

 お前は凄い犬だったよ。いままで生きてきて感じていた僕の疑問に答えてくれたし。一つの命を預かる事の大変さも教えてくれた。本当にありがとう。お前と逢えて幸せだった。お前は一生僕の心で生き続ける。僕の自慢として。

 命を終えたラブはその日の夜に業者に頼んで火葬してもらいました。ラブが大好きだったお散歩コースで。きっと今頃は楽になった体であの辺りを走り回っているのではないかと思います。
 骨壷に入って白い布で包まれて帰って来たラブ。あれから毎日撫でてあげています。生きている時と同じように。そして目を閉じるとそこには元気な頃のラブがウットリして、安心しきった眼で僕を見ています。・・・忘れないよ。


 皆様にも大変な心配をおかけして本当に申し訳なく思っております。その上沢山の方からラブにお花や弔電が届き、恐縮しています。多分僕が死んでもこんな沢山のお花は届かないでしょう。少しだけラブに嫉妬してしまいます。そんな事を考えながらも今の僕はそれらの一つ一つに勇気付けられて生きています。皆様のお心遣いに感謝しています。ありがとうございます。失礼ではありますがここでお礼を述べさせていただきます。

 まだ寝ていると1時間ごとくらいにラブは大丈夫かな?と目が覚めてしまいます。でも隣には誰もいません。そして「そうだ。いないんだ。」と。するとこないだまでの事が脳裏を過ぎり涙が止まらなくなってしまいます。だから寝るのが恐いです。寝なければ居ない事は分っているのでこんなことはありません。ラブは苦しくなく逝ったのですから喜ばなくてはいけないのに。あとはこちらが寂しいだけなのです。この寂しさは自分ではどうにもなりません。時間がこの寂しさを薄めてくれるのを待つだけです。そろそろ釣りでも始めましょうか。

旅立ち

2017年02月26日 06時07分33秒 | その他
今朝4時50分頃、愛犬ラブが旅立って行きました。
 苦しむ事もなく、寝てると思っていたのですが、動かなくなってたので脈を取ったら消えていました。
 2年3ヶ月の間、こちらも命がけの介護をしてきたのでやりきった感はあります。が、それでも辛いです。
 このワンコと過ごした15年と7ヶ月は僕の心に生き続けるでしょう。

 ラブ、いろいろとありがとう!

バレンタイン

2017年02月15日 23時24分26秒 | その他
糖質制限中の今年はこの日が辛いだろうと思っていた。
チョコレートをもらってもちょっときついから。
でも一部の人たちはそんな僕を気遣ってしっかりと対応してくれた。
そんな中の一つがこのカップ。
日本記録となったソウギョの写真と共に仲間の顔写真が添えられ、面白おかしく加工してあってとても面白い一品。これなら食べなくて済むから安心していられる。
どうもありがとう!

でも、知らないで持って来られたチョコレートたちはどうしましょう。昨年までならしっかり頂いて感想を伝えていたのですが、今年はそんな事をしたら体が壊れてしまいます。
申し訳ないけど今年は遠慮させてもらいます。・・・ごめんなさい。

あけましておめでとうございます

2016年12月31日 19時33分33秒 | その他
放っておいてもあけるのに、『おめでとう』って何か意味があるのでしょうか?
でも、この何も無い平穏こそが幸せなのかもしれません。

昨年はワンコの介護に追われてとんでもない年だと思っていましたが、最後の最後にそれなりの魚が釣れたので、なんか良い年だったなぁ・・・なんて思えてます。

皆様も昨年に幸せを感じられたことを願うと共に、今年はさらなる幸せが皆様に訪れることを祈っています。

間もなく訪れるその時を想う

2016年09月07日 15時50分52秒 | その他
ヤツの後足が利かなくなって早1年半。この間の僕は大好きな釣りも自粛してヤツの後足になって生活しています。そんな我が家のワンコが先月の25日に満15歳を迎えました。・・・パチパチパチパチ!  その夜はお誕生日を祝ってヤツが大好きなマグロの赤身を少々多めに。
 黒のラブラドール・レトリバー。といっても、もう白髪だらけで黒とは程遠い感じ。お医者さんの話では「だいたい人間の年齢に換算すると100歳」なのだとか。後足が立たなくなってしまっていますが、それでも100歳ともなれば致し方ないようにも思えてしまいます。毎日何度も外に連れ出して用を足させるのも、最初は苦痛(特に夜中)でしたが今では日課と化して、大変だとかそういうことは超越してしまいました。それどころかハーネスに助けられながらも一生懸命に歩こうとしているヤツの姿に逆に勇気付けられる日々となっています。幸いにも食欲は旺盛、排便・排尿も実に正常。足以外にはほとんど異常はないようです。
 そんな我が家のワンコですが、先月の27日から急に前足も立たなくなり、ハーネスを使ってもただぶる下がっているだけになってしまいました。要は介助してもまったく立つ事が出来なくなってしまったのです。いわゆる“寝たきり”です。「犬は歩けなくなると早いよ」って聞いているのでかなり心配です。実際、毎日ただボーっと焦点が合わないような瞳で空中を眺めているだけになってしまっています(画像)。なんか悲しいです。今僕がそう感じているのは以前のようなアイコンタクトがなくなってしまったのでこちらが寂しいだけなのかもしれません。それでも喉が乾いたりお腹が空けばフンフン言って知らせますし、用が足したい時は「ワン」って吼えます。こんな状態ですからいずれにしてもその時は近い将来訪れるでしょう。その時はどんなふうになるのか?想像も出来ません。ただ、痛い・苦しいがない事を祈るだけです。
 一般的に、そのような状態になった時はお医者さんに連れて行くのでしょう。でもすでにお医者さんからは「もう立てるようにはならない」と告げられているので、もし一時立てるようになったとしてもこの歳だとまた同じことを繰り返してしまうように思えてならないのです。要は何度も苦しみを味合わせてしまうように思えてならないのです。そのくらいならいっそお医者さんには連れて行かないで、僕がその最後の時にヤツをしっかり抱きしめた状態で迎えたいのです。
 ついこないだまでの奴は外に行って返って来る時、階段を登り終えると(実際には僕が吊るし上げていてヤツはほとんど力を使っていないのに)一旦振り返り、踊り場から階下を見下ろして「どうだ」って顔して威張っていました。その時の目の輝き・・・。そしてご飯を食べている時の幸せそうな顔。そして時々出されるマグロの赤身を食べている時のウットリした顔。そのどれもこれもがみんなヤツの至福の時なのです。ところが27日からはそのような表情や嬉々とした眼差しがすっかり消えてしまいました。いつかこうなるだろうと想像はしていましたが、徐々にそうなるのかと思っていた僕にとってはあまりの急さに少々驚いています。まさにあの日のあの時をもって表情が一変してしまったのです。加えて自分のことが何もできなくなってしまったことのショックか?夜鳴きが始まり(いままで一度としてなかったのに)、1時間くらい寝て目を覚まし、鳴いて・・・僕が目を覚まして添い寝して全身を撫でて鎮め。何の要求であることが判ったときにはそれを満たして上げて落ち着かせ。そしてまた寝て1時間くらいするとまた目を覚まして鳴いて・・・を繰り返しています。僕も毎日完全な寝不足。1分も体を動かさずに居るとどこでも居眠りをしてしまいます。頭痛も酷く、脳が破裂して飛び出してしまうような日々です。立ち眩みも多くなり、寝起きに必ず起こりますので動き出すまで少々時間が掛かってしまいます。もっともこんな状態ですから、僕自身も寸暇を惜しんで寝ているわけで、そのトータルでみれば1日あたりの睡眠時間はある程度は取れています。とはいえ朝昼の区別はなく、長時間一気に眠れることはなく、不定期で短時間の睡眠だけでは体調が崩れても仕方がないことです。とはいうものの、こちらが病気になってしまったら介護できなくなってしまうので注意しなくてはならないことも事実。でも、だからといって介護の手を抜いたり休んだりする事もできない。そんなジレンマの狭間でも“介護ってこういう事なんだ”と改めて感じています。


 15年の月日は長く思えますが私的には短く感じています。こないだまで子犬だったのに、もう今は撫でて上げても反応がないくらいになってしまっていて・・・まるで生ける屍。ただ毎日、食べて、飲んで、用を足して寝る・・・それだけ。自分では何もできなくなってしまったので、何か要求があるとフンフン鳴いて、でもしゃべることは出来ませんからこちらは何を要求されているのか?が判らない。で、要求の的に合わないときっとまどろっこしくなるのでしょう。フンフンではなく大きな声でワンっ!って。我が家のワンコはド太い声なので夜中にこれをやられると近所迷惑です。ですからそうならないように、思いついた事を片っ端からやってみるしかありません。要は要求に応えるのにとても時間が掛かってしまうのです。その間、ワンコはイライラするでしょうし、苦痛を感じていることだってあるかもしれません。僕が仕事に出ているときも、足がまともな頃は喉が渇けば自分で水を飲みに行けたわけですが、今では僕が帰るまでどんなに喉が渇いても我慢することしか出来ないのです。幸い職場は同じ敷地内なので合い間にちょくちょく見に行くのですが、それでも時々は職場までワンッと聞こえることもあります。喉が渇いたとかお腹が空いたとか、そのくらいなら良いのですが(ホントは良くない)、背中が痛いとか(背骨が曲がっているのでそういう時もあるらしく、背中をさすっていると鳴き止んで静かになることも多々あります)、そういう時はかなりの時間苦痛と不安を持ったまま過ごしている事になります。こんな感じで過ごす毎日ですから、客観的に見ても本人(本犬?)はもうほとんど幸せを感じていないように思えてしまいます。こんなことで生かしておくのは・・・どうなんでしょ。幸せが感じられなくなったら・・・そして、思い通りにならない不安と痛み、そして自分の体が思い通りにならなくなってしまった落胆と共に生きているだけだったら・・・。
 もう100歳を超えているのだから延命治療は避けて、でも痛いとか苦しいとかそういう不快は出来るだけ感じさせないで(これはあくまでも希望)、この犬が最期を迎える時は僕の腕の中で終わらせて上げたいと思っています。これは僕自身、その時はそうして欲しいと思っているからです。でもこれは僕のエゴなのかもしれません。
 間もなく来るだろうXデー。僕はその時どう思い、どう行動して送って上げられるのか?その時この犬に“この人に飼われて良かった”と思ってもらえるのか?アイコンタクトが出来なくなった今、それを知る術をもなくした僕。でも、そう思ってくれるかどうか?なんて判らなくてもいいようにも思えています。ただ、この犬が来るべき最期の時ににそう思ってくれることを願って、わずかに残るヤツの命の灯火を僕のできる限りの応援で燃やし尽くしてもらえればいい。だから今考えられる出来る最大限のことはして上げたい。たったそれだけのこと。
 

歩行器完成間近

2016年05月30日 21時02分49秒 | その他
やっと出来上がりました。
これで僕の左手も少し楽になりそうです。
が、あんまり喜んでくれません。少しは動くのですが、喜んで動き回るって感じではないです。
やはりハーネスを使って手で支えてあげた方が好きみたいです。

ちなみに、足が悪くなると頭を振ってその反動で勢いをつけて歩こうとしますので両脇にある板に当たってしまいます。余裕をもって幅を広くしたつもりだったのですが、画像からも判るように思った以上に首を振ってしまいます。甘やかして育てたので首までデブなので尚更です。
 機会を見て当たる部分の板を削って上げるつもりです。

犬の歩行器

2016年05月16日 20時47分12秒 | その他
高齢になって自分では立てなくなり、僕を悩ますワンコですが、一昨晩はまったく立てなくなりました。これまではこちらが立たせて上げればちょっとの間は歩けたのですが、一昨夜は立たせてもすぐに崩れ落ちてしまって。
 翌朝になったらまた少し歩けるようになったので一安心ですが、近い将来立てなくなるのは間違いありません。
 で、昨日は釣りを諦めてワンコ用の歩行器を作っていました。今日中に仕上げてしまいたいと思っていたのですが、できるだけ廃品利用したかったので色々時間がかかってしまって・・・。結局仕上げられませんでした。でも骨組みだけは完成したので、あとはワンコを支えるストレッチャーを付けるだけです。
 使い勝手を第一に考えて作ったので強度に不安が残ります。ダメそうだったら補強して行こうと思います。

 できればこんな物を使わなくてもいい状態が続いてくれる事を祈っていますが、やはり歳には敵わないですから、近い将来こんな物も必要になることでしょう。