夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

歩行器完成間近

2016年05月30日 21時02分49秒 | その他
やっと出来上がりました。
これで僕の左手も少し楽になりそうです。
が、あんまり喜んでくれません。少しは動くのですが、喜んで動き回るって感じではないです。
やはりハーネスを使って手で支えてあげた方が好きみたいです。

ちなみに、足が悪くなると頭を振ってその反動で勢いをつけて歩こうとしますので両脇にある板に当たってしまいます。余裕をもって幅を広くしたつもりだったのですが、画像からも判るように思った以上に首を振ってしまいます。甘やかして育てたので首までデブなので尚更です。
 機会を見て当たる部分の板を削って上げるつもりです。

サクラマス狙い

2016年05月30日 06時36分06秒 | 渓流釣り
ってことで今年用にこんな毛鉤を巻きました。要はHPにあるさか「さま毛鉤」と「アンバランス毛鉤」です。
勿論狙いは今が旬のサクラマス。でも基本的にサクラマスは餌を喰わない魚です。餌でつれてくるのはモドリと言われるものです。サクラマスは餌は喰わないのでライズもしません。産卵に向けて上流を目指し、底でユラリユラリとしているだけです。ところが一般的なてんからは水面付近で毛鉤を虫らしく動かして魚の食欲を促し、水面まで魚を引きずり出して掛けるのが基本です。こうなるとてんからでは無理と判断するしかありません。底波に毛鉤を入れて、サクラマスの前で毛鉤を動かしてファイティングバイトを期待するしかないと思えます。よって、この釣りに限っては根掛かりが少ない上記二種類の毛鉤を使って、テンカラの技法にまで頼らざるを得ません。でもナチュラルドリフトではないのでテンカラとも違います。『てんカラ』とでも表現しましょうか?
 今まで前回の釣行から3度チャレンジしました。各一時間くらいですからトータルで3時間くらいやっていると思います。でもこれの毛鉤がいけないのか?魚信すらありません。
 っていうより、やはり誘い方だろうなぁぁぁ。。。

でも、いいんです。釣れなくても広い川で竿を振っていると実に気分が晴れますから。これが一番の釣果だと思っています。

良き友

2016年05月29日 16時59分34秒 | 渓流釣り
久しく渓流釣りから離れ、タナゴ釣りで気を紛らわせている僕。
こんな状態が一年近く続くと気が病んで来ます。
もっと時間が経てばその病も治ると信じて耐えてました。
しかし、なかなかその病は良くなってくれません。
家族に当たり、従業員にも当たり・・・トゲトゲした毎日。
完全に自分に負けている自分に自己嫌悪が募るばかりで、正直、本人が一番疲れてます。
唯一、釣り友と話しているときが心休まるひとときでした。

そんな僕を見ていた古くからお付き合いを頂いている釣り友が『そんなんじゃダメだョ』って叱咤してくれました。やはり昔から僕を見ている人は僕の変化に気が付いてくれます。それは本人が一番良く分っていました。しかし、この状況は自分ではどうにもなりません。ですから自分がどこまで耐えられるか?チャレンジを楽しんでいるつもりでした。
そのくらいしか出来なかったのです。ろくに運動もせず、釣りでさえもエンコ釣りの代表みたいなタイリクバラタナゴ釣りですから体を使いません。でも、食事は以前と同じ量を食べてますからデブになり、筋力も衰えてしまっています。渓流に行くって言ったってその体力があるかどうかさえ不安です。しかし、彼はそれさえも見透かしていて『本流なら大丈夫だよ。』って。確かに、もし行ったとしても短時間の釣りしかできないのですから本流なら大丈夫かもしれません。同行をお願いして行って来ました。

驚いたのは、高速道路に乗る事さえ一年ぶりなので、高速に乗った時点から懐かしさが込み上げて来たことです。
先に釣りの方の結論を言ってしまいますと、彼の技術をもってしても釣れませんでした。でも、大きな空の下で瀬音に耳を傾け、時折優しい山の風が頬を撫で・・・その非日常に自然の偉大さを感じていました。そしてその大自然の中で優雅に竿を振る彼。それを見ているだけで今日の僕には有り余る幸せでした。久し振りに味わう清々しい気分です。その1秒1秒に心が洗われて行くのが実感できます。彼がどうして僕を叱咤したか?その理由がはっきり解りました。そして改めて彼の大きな優しさに気付かされました。

前回と今回の釣行。これを境に再び以前の自分に戻れたのは言うまでもありません。
すさんだ気持ちはとても醜いものです。

良き友・・・人が生きて行く上でとても重要な存在です。

ここに当会会員、そして旧友に心からお礼を述べさせていただきたいと思います。
ありがとう!


犬の歩行器

2016年05月16日 20時47分12秒 | その他
高齢になって自分では立てなくなり、僕を悩ますワンコですが、一昨晩はまったく立てなくなりました。これまではこちらが立たせて上げればちょっとの間は歩けたのですが、一昨夜は立たせてもすぐに崩れ落ちてしまって。
 翌朝になったらまた少し歩けるようになったので一安心ですが、近い将来立てなくなるのは間違いありません。
 で、昨日は釣りを諦めてワンコ用の歩行器を作っていました。今日中に仕上げてしまいたいと思っていたのですが、できるだけ廃品利用したかったので色々時間がかかってしまって・・・。結局仕上げられませんでした。でも骨組みだけは完成したので、あとはワンコを支えるストレッチャーを付けるだけです。
 使い勝手を第一に考えて作ったので強度に不安が残ります。ダメそうだったら補強して行こうと思います。

 できればこんな物を使わなくてもいい状態が続いてくれる事を祈っていますが、やはり歳には敵わないですから、近い将来こんな物も必要になることでしょう。

最近のタイリクバラタナゴ

2016年05月05日 16時25分52秒 | タナゴ釣り
 我が家から車で10分もかからないタイリクバラタナゴのポイント。数も出るようになったし、色も出てきて個体によってはMAXになっています。
 画像は今日釣ったタイリクバラタナゴです。ノッコミに入った鯉に邪魔されながら朝の2時間で数も147匹ですので、性格が粘り強ければ一日で十束も可能です。でも、僕の場合どうしてもこの釣りは飽きてしまうので2時間くらいにしておくのが丁度いいのかもしれません。

 タナゴ釣りは冬が旬みたいに言われていますが、僕はタナゴ釣りの旬は冬以外だと思っています。と言いますのも、冬だけはどのタナゴも色が出ていないからです。どうせ釣るなら婚姻色が出たタナゴを釣りたいと思ってしまうからです。冬が旬と言われるのは他の釣り物がなくなる冬でも釣れるからかもしれません。しかし、冬は海釣りが旬を迎えます。ほとんどの海水魚は冬が美味しい季節です(マゴチなどは夏が旬と言われます)。ですから僕の場合、9月末で渓流が終わるとヒラメ釣りに移行し、海が時化たりするとタナゴ釣りに移行するパターンが多いです。ここのところワンコの事やその他の諸事情で家を空けられる時間はせいぜい3時間。よってヒラメ釣りは間違いなく無理。渓流は近場なら1時間くらいは出来ますが、朝早起きして高速使って1時間釣って帰ってくるってなんか忙しなさ過ぎます。で、我が家から10分もかからないで、とりあえずタナゴ族が釣れる場所に行ってしまうのです。もうこんな生活が一年近くも続いています。早く身辺整理ができて高速乗って青空の下でのんびりと糸を垂れる日を夢見て、今はこんな釣りしか出来ませんが出来ないよりはマシなのでこの釣りの楽しみ方をこれからも探して行こうと思っています。
 ちなみに画像はゴム手してます。グルテンアレルギーの僕はこの釣りにゴム手は必至なのです。