好きな外国料理、1位日本料理、2位イタリア料理、3位中国料理・・・モスクワやサンパウロなど新興国の6都市(毎日新聞の記事より)
雁屋哲さん原作の料理漫画『美味しんぼ』にこんなシーンがありました。
高級フランス料理屋を訪れた海原雄山が肉料理に取り揃えてあるソースをかけず自前の醤油とわさびで平然と食べ始めたのです。
見てるこっちが恥ずかしくなるおこちゃまぶりですが、訪仏時の北大路魯山人の逸話がモデルです。
上記事を見ても、ランキングにフランス料理が入っていません。
美味しいフレンチのお店は沢山ありますが、有名な料理の多くは宮廷料理に由来します。
イタリアンや中華と違って家庭で手軽にできるものが少ない点で人気が落ちるのかもしれません。
それに代名詞となっているホワイトソースには一言申したいところがあります。
ウスターソース、ケチャップ、マヨネーズ、味噌と同じく、入れたら最後、素材の繊細な味わいは消え去りソースの味に染まります。
できあがりに75点以上は約束されるが、決して100点はとれない味です。
以上は、美味しいお店にいけない貧乏人の愚痴です。
実際、しばらくヨーロッパにいたことのある父の話だとフランスは田舎料理もとても美味しいとのことです。
では、1位の日本料理はといえば、日本人のくせに個人的にそれほど愛着がありません。
日本の料理は煮物からめんつゆ、お惣菜にいたるまで隙あらば砂糖やミリンで甘ったるくしようとします。
これが非常に苦手で、子どもの時に使っていた甘いシロップの風邪薬や甘い歯磨き粉と同じ違和感があるのです。
で、2位のイタリアンと3位の中華ですが、僕はイタリアンの方が好きです。
中華も美味しいですが、こちらは主に豚肉などの動物性の旨味を引き立たせるものが多いです。
それに対してイタリアンは植物性や魚介類の旨味だけでも深い味わいのあるものが多いのがポイントです。
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