小保方氏論文:早大総長「学内で検討」「最終的な権限を持つのは総長」…調査委発表受け (毎日新聞の記事より)
例えば、お金を貸す方と借りる方ではどちらが立場が上でしょうか?
普通は借りる側の方が立場が弱いものです。
お金を借りるのに頭を下げて、返すのにももうちょっと待ってくれと頭を下げます。
しかし、その借金が膨らんでかなり大きい額になってしまったらどうでしょう?
貸し手の方も借り手が破産でもして借金を全てほっぽり出されたら大損してしまうでしょう。
この段になると、今度は貸し手も何とか借り手が潰れないようアドバイスをしたりと大変です。
下手をすれば、担当者は内部で責任を取らされ自分の立場も危ないです。
借り手の方は、そんな弱みにつけ込んでさらなる融資をしてもらいやすくなるかもしれません。
バブル崩壊後不良債権が問題となった時、抱えている預金者を人質にほとんどの銀行は税金で助けてもらい潰れませんでした。
莫大な有利子負債を抱えつつも潰れるどころか今も絶好調の某企業も似たところがありそうです。
上記事の小保方さんも、やったことがもう少し小規模なら逆に学位は取り消されたかもしれません。
しかし、ここまで事が大きくなってしまうと他の学位取得者や審査した教授など巻き込まれる人が多くなりすぎます。
もしかしたら今頃、大学側が自主的に学位を返上してくれないか頭を下げに行ってるかもしれません。
客と店、上司と部下、男女の間など一見すると上下関係があったとしても決して一方的にはなりえません。
上手く立ちまわって相手に深入りさせてしまえば、立場は逆転することもできるのです。
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