Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

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左利きに天才が多いのは本当か?

2014-06-02 23:25:41 | コラム

この世は左利きに厳しすぎる?(Web本の雑誌の記事より)

『左利きに天才が多い』という伝説があります。
しかし、左利きの一人として個人的にどうなんだろうと思うフシがあります。

例えば、天才アインシュタインはなぜか左利きだと思っている人が多いですが、実際は右利きです。
ビートルズでいえば、ポップなヒット曲が多い優等生ポールに対して、天才ジョンはいい意味で変わった曲が多いです。
これだけ聞くと、ジョンが左利きでポールが右利きな気がしますが、実際には逆です。

どうも『左利き伝説』には血液型の性格判断と同じ匂いを感じるのです。
まず、イメージが先にあって、それに合う人を無意識にピックアップすることで更にそのイメージが強化されるという具合です。

では、スポーツではどうでしょう?
僕の好きなサッカーで言えば、確かに左利きの選手には一定の特徴がある気がします。
左利きの選手はとにかく自分のスタイルに強いこだわりを持っている選手が多いのです。

例えば、マラドーナは、伝説のイングランド戦の「五人抜き」も全てのタッチが左足です。
同じアルゼンチンのディ・マリア選手といい、左利きの選手にはほとんど利き足ですませる変わり者が今でもいます。
現役No.1のメッシは両足使えますが、良い意味で必殺技というか得意のパターンを持っている選手です。
オランダ代表のロッベンもその傾向が強く、もはや「わかっているのに止められない」といった感じです。

これも左利き自体のアドヴァンテージ故に矯正されずにこれたという後天的な面もありそうな気はします。
が、ともかく左利きの人は独自のスタイルを持つ個性派が多いというのは言えるかも知れません。

逆に元祖ファンタジスタ・バッジオを初め、ストイコヴィッチ、ジダンなど僕の好きな選手は右利きばかりです。
彼らは皆、創造性あふれる多彩な技を持つ天才プレイヤーとして知られています。

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※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

今世紀きっての天才といえば「ポアンカレ予想」の数学者グリゴリー・ペレルマンさんですが・・・どうやら右利きのようです


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3 コメント

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Unknown (背信的悪意者)
2014-06-04 23:28:43
天才とは全くかけ離れていますが、私ももともとは左利きでした。
左手で文字を書き箸をつかむ自分をみて、左利きだと今後何かと不便すると思い、無理やり右利きに矯正したそうです。

直したのは手だけなので、脚は今でも左利きです。

左利きの人は右利きの人に比べ寿命が短いという調査結果があった気がします。
天才ゆえに早世なのでしょうか…?
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Unknown (背信的悪意者)
2014-06-04 23:35:57
↑補足

矯正は自らしたのではなく、母親にさせられたものです。

そういえば友人にひとり両利きがいます。
自分もそうしてもらえれば便利だったかも
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Unknown (asanisimasa)
2014-06-07 22:20:17
左利きで特に不自由もないですが、漢字が特に書きにくくボールペンがすぐ壊れてしまうのだけは、結構ストレスですね。
これだけは右利きに強制してもらいたかったかもしれません。

ピアノだけは右の方が得意ですから、やはり練習次第でしょうね。
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