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朝日記者飲酒運転で検挙 でも…

2006-09-21 13:16:50 | Weblog
 福岡の悲惨な事故を契機に全国的に飲酒運転への目が厳しくなる中、朝日新聞甲府総局の中川裕史記者(27)が、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で山梨県警甲府署に検挙されていたことが分かった。同署は近く書類送検する。

 中川記者は19日未明、自宅近くの市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した状態で検問に引っ掛かり、検挙されたもの。調べに対して同記者は「17日夜から18日朝にかけ、自宅や居酒屋で約8時間ビールや焼酎などを飲んだ。私用で外出した」と供述したが、朝日新聞社の調査には「18日は休みだったので、昼に酒を飲んだ」と話しているという。

 同社によると、中川記者は警察取材を担当し、同県身延町教育長が19日に酒気帯び運転容疑で検挙された記事の取材・執筆にも携わったという。20日付で本社管理本部付に異動させ、さらに調査のうえ処分する方針だそうだが、その「方針」とやらに注目させてもらおう。

 朝日新聞は、武内健二編集局長が「飲酒運転による事故の悲惨さを伝え、紙面を通じて運転手の自覚を促している報道機関の一員として、情けないとしか言いようがありません。深くおわびいたします。私たち自身をさらに厳しく律し、社会的責務を果たしていきたいと考えています」とのコメントを出したが、何か上辺だけの様に感じてしまうのは私の性格が悪いせい?

 新聞各紙がこのニュースを一斉に報道したのは言うまでもないが、気になったのは毎日新聞の記事だ。

 「酒気帯び運転の基準となる呼気1リットル当たり0.15ミリグラムをわずかに上回るアルコールが検知された」
 という書き方はいかがなものか。同業者への甘やかしというか、「持ちつ持たれつ」精神なのか知らないが、これは読んでいて不快になる。

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