自殺のニュースは人の心を暗くする。
今夜の報道番組は、松岡農水大臣の自殺のニュースでほぼ一色となった。
死者に鞭打つようだが、この松岡大臣、胡散臭さ、金の臭いでは議員バッジを付けた人たちの中でも際立っていた。
彼の死は痛ましい。だが、今回のスキャンダルの根の深さを考えると、その痛ましさに事実の追求の手を緩めることがあってはならない。
永田町周辺で自殺者が出ると、ほぼ決まったように、捜査陣に「死者に鞭打つなかれ」の空気が生まれ、やがて「黒い霧」捜査の幕引きがはかられる。今回も、スキャンダルに関わったのは、その規模からして松岡大臣1人の話ではあるまい。少なくない政治家や関係者を巻き込んでいるはずだ。だが、永田町では早くも幕引きのシナリオがささやかれている。
状況からして検察が松岡氏周辺なり、本人の取調べに動いていたことはまず間違いない。なのに、検察は松岡氏を取り調べても、またそうするつもりも無かったようなことを言っているが、これはもしかするとスキャンダル隠しにつながる幕引きをはかろうとしているという意味するかもしれない。
今夜の報道番組は、松岡農水大臣の自殺のニュースでほぼ一色となった。
死者に鞭打つようだが、この松岡大臣、胡散臭さ、金の臭いでは議員バッジを付けた人たちの中でも際立っていた。
彼の死は痛ましい。だが、今回のスキャンダルの根の深さを考えると、その痛ましさに事実の追求の手を緩めることがあってはならない。
永田町周辺で自殺者が出ると、ほぼ決まったように、捜査陣に「死者に鞭打つなかれ」の空気が生まれ、やがて「黒い霧」捜査の幕引きがはかられる。今回も、スキャンダルに関わったのは、その規模からして松岡大臣1人の話ではあるまい。少なくない政治家や関係者を巻き込んでいるはずだ。だが、永田町では早くも幕引きのシナリオがささやかれている。
状況からして検察が松岡氏周辺なり、本人の取調べに動いていたことはまず間違いない。なのに、検察は松岡氏を取り調べても、またそうするつもりも無かったようなことを言っているが、これはもしかするとスキャンダル隠しにつながる幕引きをはかろうとしているという意味するかもしれない。