都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

ウラジオストク到着

1992-10-05 | ロシア  

 9時頃、ウラジオストク駅到着。

ウラジオストク駅  Google Map

 駅は結構人が多い。相変わらず人込みに入ると緊張してしまう。他の人から離れないように、重い荷物を引きずって必死に着いて行く気分。でも塔がついた緑色の駅舎が可愛らしかったので、慌ててそれも撮っておく。

 駅を出ると出迎えの平和委員会の人が多いのでびっくりする。なぜそんなに大人数でお出迎えなのだ? 駅前広場も車が多く人も多い。去年より活気があるとのこと。

 道路は混雑し渋滞している。東欧、ロシア製の自動車は排ガス浄化されていないのでかなり臭い。このままでは、今後環境問題が多発してしまいそうだ。これらの車は馬力でも遙かに劣る。しかし車が多いので街に活気がある感じで、ちょっとこちらも元気になる。ロシア極東最大の都市に来たのに、活気がないとよけいに寂しくなってしまうから、これはこれで良いのかもしれない。

 迎えのバスで技術大学の寮(ドミトリー)に行く。おとといのホテルチャイカより設備は良い。窓もちゃんと閉まる。TVも電話も各部屋にある。湯水もしっかり出る。そんなの普通は当たり前なんだけど、それだけでうれしい。次第にロシアンペースが分かってきた。基本的生活ができれば最高なのだ。ドミトリーは3人部屋。おお、冷蔵庫もある!。しかし後で、冷蔵庫もTVも壊れていて使えない代物だとわかった。またかよ。

宿泊先ドミトリーの付属レストラン「熊」と送迎バス

 10:30にドミトリー隣の2階にある職員用のレストランで遅い朝食。手羽肉、酸っぱい油炒めライス。それにサラミ、チーズ、ジュース、紅茶、まあまあ慣れてきた。建物の外には「熊」と漢字で書かれたレストランの看板があったが、それは3階にあるもうちょっと良いレストランのことらしい。

1992年10月 ロシア日記・記事一覧

#鉄道  #自動車  #大学  #ネオ・ロシア 

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