都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

清水銀座

2023-10-24 | 静岡県  
旧東海道 清水銀座 (東向き)
所在地:清水区銀座14
Photo 1995.5.7

 清水はサッカーの「清水エスパルスの街」として全国的に有名だが、旧東海道の清水銀座商店街は鉄道駅から離れていることもあり、往時のようには人が歩いていない。買い物客は地元の人に限られているようだ。

 清水銀座の建物は沼津の美観地区同様、歩道上に張り出している。というより、歩道が沿道店舗の敷地内に造られており、店舗の1階がその分奥に引っ込んだ形で造られている。この仕様は横浜の元町商店街と同様だ。またやや老朽化しているが、その一部は共同建物になっている。
 上写真の建物の様子は現在もほぼ変わっていないが、ビニール庇などは外され、現在の方がシンプルな感じになっている。また、写真左端の杉山洋品店は外装がリフォームされきれいになっている。


旧東海道 清水銀座 (東向き)
所在地:清水区銀座13
Photo 1995.5.7

 現在、電柱・電線は地中化され、車道や歩道はインターロッキングブロック舗装がされ、街灯も新しくなるなど、商店街はきれいになっている。Google Street Viewでの確認では、これらは2012年より前に既に行われていたようだ。

 ただこちら側の建物は、多くが撤去されたり建て替えられたりしている。2枚目の写真中で現在も残っているのは、電柱そばの壁が茶色の3階建てとその左の建物のみ。手前の、あおい、むさし屋などの看板がある3棟はいずれも解体されており、その一部にはPAL CITYという4階建てビルが建てられている。ただこの建物は昔のように歩道上空に張り出した建物ではない。また道路南側は駐車場が多く、やや歯が抜けたようで、街並みは不連続になっている。

静岡の建築・土木構築物 
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コメント
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