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レッド・ツェッペリンが「天国への階段」盗作疑惑で勝訴

2016年06月26日 | 洋楽
米国時間6月23日(木)、レッド・ツェッペリンの代表作
『天国への階段』が盗作であると訴えられていた著作権
侵害訴訟に関して決着がついた。

ロサンゼルス連邦地裁の陪審の表決は以下の通り。

・ロックバンド=スピリットのギタリスト故ランディ・
 ウルフ氏の管財人代理弁護士は、L・ツェッペリンが
 この曲のイントロをスピリット1968年のインストゥル
 メンタル作品『トーラス』から盗作したと主張した。
・しかしながら、充分な立証が無かった。

~と云うもの。



ジミー・ペイジとロバート・プラントは
「我々は陪審の誠実な奉仕に感謝するとともに、我々の
 立場が認められたことをうれしく思っている」
「これで『天国への階段』の源流に対する疑義を晴らし、
 45年間誰もが知っていた事実を確認できた事になった」と、
バンドとしての声明を発表した。

2014年の訴状に端を発した盗作騒ぎ。

ランディ・カリフォルニアの筆名で作曲し、スピリットが
1968年発表したデビュー・アルバムに収録した「トーラス」の
2分38秒にわたるサイケ・フォークの展開に「天国への階段」は
酷似しているという主張だった。



楽曲では、アコースティック・ギターが奏でる神秘的なメロディが
やがて半音階ずつ下がっていくコード進行パターンへ繋がる。

ツェッペリンはキャリア初期にスピリットと同じステージに
出演しており、この「トーラス」を知って盗作した疑いがあると
ランディの代理人は主張。

ただし、両方の曲を聞き比べた限り「雰囲気こそ似ているが、
メロディを盗作したという程では無い」という印象しか感じ
られず、陪審も同様の理由で表決を下したのだろう・・・と
推測される。

有名税と思える反面、なんかZEPには「そういう体質」が
あるように思えてしまう。

「盗作訴訟で勝訴」というが、実際は「負けなかった」って
印象なんだよなぁ・・・。


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