あるBOX(改)

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「輝け!ロック爆笑族」の思い出

2016年02月03日 | 邦楽
「輝け!ロック爆笑族」とは
1990年代にフジテレビで深夜放送された特殊な番組で
紅組と白組に分かれて売り出し前・大物の関わりなく、
ミュージシャンが音楽VTRを制作し、それを見た審査員が
優劣を採点する・・・という、
勝敗なんてどうでも良いプログラムだった。

出演者は昨日記事にあげた通りだが、改めて思い出すと
色々と印象深いですよ。

モダチョキ、ビンゴボンゴは新人時代。
マリちゃんもユースケも若かった。ピチピチしてた。
※ユースケの芸風は変わってないが。

みうらじゅん&人間椅子のユニットは「君は千手観音」を
ハードに演奏。



昨年亡くなった国本武春さんはロック三味線を披露。

つのだ☆ひろさんは、「ご機嫌なオカズを盛り込みながら
リズムキープしてるのに『ドラム走ってるよ』と言われ、
『走ってねーよ!』と言い返すも、すぐ横を足の生えた
ハリボテのタムが走っていく」というネタを見せた。

そして、やはり今は亡き成毛滋さん・・・。
棟梁の格好をし、本当にエレキ&金槌でハンマリング奏法を
披露し、「どうでぇ!」と見得を切る。
それと同時に長髪ヅラが飛び、禿頭が露になるネタを見せた。

審査員ほぼ全員が「な、成毛さん・・・」と絶句。
※そりゃそうだ。皆、成毛さんの「教則テープ」でギターを
 学んだような人達だもんなぁ・・・。

私も笑ってイイんだか何だか困惑したもんだが、
後で氏の人となりを読んで、なんとなく納得した。

学生時代は景山民夫氏などとコント作家をやったり・・・と
多彩な人だったのよね。



その縁で「Dr.シーゲルのフライドエッグ・マシーン」の
ジャケ絵を景山氏が担当・・・。

その景山氏も、既に故人。

時は過ぎ去り。
無常感を覚えてしまいますねぇ。


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