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岩渕真也、OPBF3度目挑戦も7回TKOで王座獲得ならず

2016年02月15日 | ボクシング
プロボクシング
2月11日 東京・後楽園ホール
【東洋太平洋スーパーライト級王座決定戦12回戦】 
アル・リベラ 7回TKO 岩渕真也

元日本スーパーライト級王者で東洋太平洋同級3位の
岩渕真也(30才/草加有沢)が、東洋太平洋スーパー
ライト級王座決定戦に登場。

過去2度挑んで叶わなかった東洋太平洋王座奪取に
挑んだが、同級4位のアル・リベラ(22才/比国)に
7回TKOで敗れ、王座獲得はならなかった。

リベラは現在4連続KO勝ち中。
戦績は通算14勝(12KO)2敗。「ザ・マシンガン」の
異名ある、パワーとスピードを持つ強打者。

1回から先制を仕掛けられ、4回には右アッパーと左の
ストレートで2度のダウンを喫した岩渕。

得意の連打攻勢に出る事が叶わない。

ダメージは明らかで、以降も苦しい展開。
それでも根性で前進し、相手をロープに詰めて地力を
見せたが、第7回にはジャブから左ストレートを食らい、
レフェリーにストップされた。

日本王者時代、その連打の爆発力で「草加有沢の伝統を
受け継いだ選手だなぁ」と、思わせてくれた岩渕。

チャンス時のラッシュ力など、先輩の菊崎英二やコウジ
有沢を彷彿とさせる素晴らしいモノだった。

日本同級王座を返上後の13年4月に金民旭(韓国)、
14年8月には小原佳太(三迫)と、当時の王者に連敗。

「いい選手なのになぜ?」と思ったが、今回の試合中に
なんとなく思い当たるシーンがあった。

ボディワークを使ってても頭の位置が変わってないのだ。

ボディワークの目的として、リズムを作り身体を解すという
効果があるのだが。
その最大の目的は、「急所が集まる顔面を動かして相手に
パンチの的を絞らせないようにする」事。
それが、果たされていないように感じたのだ。

※解説席から「正面に立ってはいけない」というコメントも
 あったが、総合的に相手パンチを食いやすい状態にあった。

3度目の挑戦を「ラストチャンス」と臨んだ一戦。
進退については「後日・・・」と語った岩渕選手。

これで戦績は26勝(22KO)6敗。
欠点をクリアして再起して欲しい気もするのだが・・・。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-02-17 06:06:37
体を半身にしたり 折り曲げたりして変則に変則に
ボクシングしても小原は付き合わなかったもんね
草加有沢じゃ珍しい選手と思った むかし菊崎なんて
選手もいたが
返信する
コメント御礼&れす (ある@管理人)
2016-02-17 21:04:36
To Unknown
小原はじっくり見てパンチを当てて来た印象があります。

>草加有沢じゃ珍しい選手と思った 
―あまりボディワーク使う選手いないイメージありますもんね。

>むかし菊崎なんて選手もいたが
―石戸戦や飛鳥戦が思い出されます。凄い連打でした。
飯泉健二も強打者でした。

岩渕も立派に日本王者になったのですが、OPBFまで駆け上がって
欲しかったですね。
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