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ポール・ロジャース・ネタで引っ張る!フリー、バッドカンパニーのアルバム・レビュー(11)

2005年11月26日 | CD紹介(バドカン)
未完のフリーが解散し、安定したバドカンに安住を求めたロジャース先生だが。
見事なバドカン1stの成功に続き、それを磐石な物にしようとした野心のセカンド。

それが「ストレート・シューター」。



――とは言え。カジノ・ジャケットを見る限り、まんまアメリカ化を感じるアルバムなんですなぁ・・・。
まぁ、好曲は多い。ロジャースのハイトーン・ヴォーカルが聴ける「グッド・ラヴィン’(ゴーン・バッド)」。

今もレパートリーとしている「フィールライク・メイキン’ラヴ」。
亡くなったコゾフを歌ったともいえる(芸能界で栄光を掴むも薬で命を落とす“ジョニー”を主人公としたバラード)「シューティング・スター」。
これまたハイトーンで歌い上げが聴ける「ディール・ウィズ・ザ・ティーチャー」

・・・等々、良い曲が多いですよ。他のバラード系もコナれてるし。
まぁ、無難な曲が多い・・・ってのがバドカンの弱点でもあるんだよなぁ。



――以下、収録曲。

【Straight Shooter】オリジナル盤1974年発表
1.グッド・ラヴィン’ゴーン・バッド
2.フィール・ライク・メイキン’ラヴ
3.ウィープ・ノー・モア
4.シューティング・スター
5.ディール・ウィズ・ザ・ティーチャー
6.ワイルド・ファイアー・ウーマン
7.アンナ
8.コール・オン・ミー



――曲によっては、ストリングスも盛り込まれてたりして。
これを当時の専門家は「バドカンの進化」と評したが。私は贅肉つけた散漫な演出だと思うのです。
ブリティッシュ色は後退したかな。音も結構、乾いてるし・・・・。


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