あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

サンボマスター・ライヴに行ってきた!⑪

2005年04月15日 | 生活
しばらく放心するワタクシ・・・。全身汗まみれ、何度も床に落としたタオルで顔や首を拭う。

まぁ、「やっと終わった」って気もしない事もないが(笑)。
しかし、心底「プール通ってて良かった」と思いましたよ(笑)。

一時期の「駅の階段を駆け上がって駆け込み乗車、電車のなかでゼーゼーと息切れ動悸」やってた状態だったら持ってないだろうな。

週に数度のスイミングで心肺機能持ち直してるから、なんとかブッ倒れずに済んだ・・・そんな感じであった。

実際、この後で会場内でおちあった「連れ」は、「体力の限界・気分悪くなりかけて」前列から離脱したと白状してたし。

コンサートで、ここまで声が枯れたのも初めてだ(声が治るまで数日かかりました)。
横浜での「R・ブラックモア&レインボー」も歌い倒して声枯れたが(パープル・ナンバーも演ってたし)、やはりサンボは「日本語ロック」だからねぇ・・・。

――帰りは、渋谷方面から電車に乗る事に。
途中の居酒屋で、ビールを喉に流し込む。「旨い!!」。

後方の席から「サンボが・・・」「前列のコ、泣いてたね」なんて女性の声が聞こえた。

まぁ、熱心なファンぽくは無かったが、今日行った人だね。

CSで映ってた映像、前列の「光浦靖子みたいな女子」が凄い勢いでノッて、歌ってたもんなぁ・・・。泣かんばかりの勢いで、切迫した表情で・・・。

正直「ブッサイクだなぁ~(笑)」と思ったが。
反面「愛しいぜ!!」とも思った。

まぁ、ウチらも同じ様な観客なワケだが(笑)。
普通すぎる風貌の演者と同様の観客が織り成す相互確認のストーリーってか。

その一部となった感想としては・・・「悪くない」って感じ。

――そして、ふと考える。
「日本語ロック」・・・実はロックとして機能しておらず、多くがビジュアル演出やパクリ楽曲で繁栄している現実。それゆえ「ロックらしいロック」が あったとしても見え辛い現実。

連れの友人「デラマちゃん」の彼もバンド(インディーズだったが)やってて、けっこうイイ歌詞書いて面白い曲やってたんだよなぁ・・・。

でも、なまじルックス良かったから「普通のバンド」として認識されていた印象が・・・。

サンボくらい「普通」「つ~か異様」な風貌じゃないと「目立てない」現状もあるんだよな。

「逆ビジュアル系」
・・・そんな印象さえ感じたサンボマスター。
それゆえに多くの「普通人」の共感を得て、より大きな存在として成長して行きそうな勢いだが。

それゆえに「より大きな後ろめたさ」「重荷なほどの信頼」を背負っていく事になるだろう。

それも表現者の宿命。
サンボ(つ~か山ちゃん)には、その苦行も良く似合う。

これからも彼らの一挙一動を見守って行く事になるだろうが。

頑張って欲しい。・・・・心から、そう思う。

今後とも応援させて頂きますよ、サンボちゃん!

とりあえず、CS局Music On TVの番組「Not Only Music」MCに帰って来いよ――――!!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿