あるBOX(改)

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秩父の「芝桜」に行ってきた④

2005年04月24日 | 生活
「せっかくだから、高い所から見渡すか」と傾斜を登る。

行列で混雑気味だが、イラつく気もしないのは、気持ちが和んでいるお陰だろう。
しかし、三脚カメラマン諸氏は、本当に混雑した時は邪魔になるだろうな。

果たして、高台からの見晴らしも壮観で。来た甲斐があったと思わせる気分。

――で。そこまで来て気付く上方のテント。
「あっちにも何か あるのかなぁ」と向かうと、一面に広がる売り場。
そこは、ちょっとした物産展。

実演販売の焼きソバ&広島焼き、おやき、ダンゴ、いちご、キュウリ、椎茸、ソフトクリームから、鉱物・化石まで(笑)。

器に数個入って100円のイチゴをツマミながら、他のブツを物色する我々。

なぜか、変わりダンゴに目が行って。チーズあん&みたらしカツオを購入し、美味しく頂く。
なんか、ホンジャマカの石ちゃんのサインが飾ってある店頭。
本店は、有名店か?名門の二代目ってな風情な夫妻であった。

車椅子の老人の姿もあって。ご家族が車で連れてこられたのだろうな・・・と、これまた和む。
子供の姿も多い。

老若男女で「芝桜の丘」を楽しんでいるワケで。
なんか、ひたすら和みっ放しのワタクシ。

そういえば、芝桜は拡張と増殖が行われ、広さは約14500㎡となっているそうだが。上方の畑も買い取って、もっと広げて欲しいな・・・なんて勝手な事を思ったのでした。

管理も、埼玉県の補助事業や観覧者のカンパで、結構まかなえているようで。昨年までの人手による散水から、機械散水へと移行しているとか。
もう、観光の目玉にさえなっている「芝桜」、今後も盛況は約束されたようなもんですな。

そういえば、この「芝桜」。ピンク・白・水色・紫など、11種が植え分けしてあるのだが。これが、ハナシノブ科フロクス属ってんで。
「桜」ってのは便宜上つけられた名称なワケですな。

まぁ、云われてみれば「芝桜」以外なにものでも無いので納得なのだが。

――秩父駅方面も色々あるってんで、そちらを目指し羊山の丘を下る。

バスの集団客とすれ違い、子供連れ・家族連れの一行の楽しそうな姿。

道路脇には本物の桜が並んでおり、桜吹雪を散らしている。

「日本人に生まれて良かったなぁ~」
久々に、そんな事をしみじみ思った。

――まだ続く

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