―――こりゃまた驚き。
まぁ、米のヒットチャートったって色々カテゴリーあるから何とも言えないが(笑)。
9/24、最新の米ヒットチャートで、ザ・ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のリミックス版が初登場1位に輝いたって事で。
1968年、同バンドの最高傑作とも言われるアルバム「ベガーズ・バンケット」のオープニングを飾った異色の楽曲、それが「悪魔を憐れむ歌」。当時のプロデューサーはジミー・ミラー。この時代に、アフロと言うかサンバ・リズムと言うか、そんなパーカッシヴな楽曲を作り上げたってトコロに、ストーンズの異能ぶりが良く分かるのだが。
すでにミクスチャーしていたのだ、ストーンズは(つ~か、それこそがストーンズの凄さなのだが。ブルースもR&Bのカントリーも噛み砕いて消化する強い胃袋を持ったバンドだったのよね)!
今回のリミックス版は、人気プロデューサーのネプチューンズ、ファットボーイ・スリム、フル・ファットなどが、それぞれリミックスを担当。7つの違ったバージョンが収録されてるそうで。
米国では先週から発売開始。同バンドが以前所属していたABKCOレーベルからリリースされているとの事。
「悪魔・・・」に1位を明け渡したのは、
故エルビス・プレスリーが69年に収録した「ラバーネッキン」のリミックス版って事だから。
こりゃ「リイシュー部門ベストテン」とかの首位じゃないのか(笑)?
「悪魔・・・」、日本のボクサーで誰か入場曲に使っていたような(あれは元曲だったが)?打楽器と叫びのオープニングは、ボクシングの会場に良く合っていたと思う。
リミックス盤は未だ聴いていないが。国内盤は出てるのかしら?大胆なリミックスがなされてたら面白いから聴きたいな。
「悪魔を憐れむ歌」で思い出すのはゴダールの「ワン・プラス・ワン」。
ストーンズの録音風景に、当時の時代背景の寸劇をコラージュのように織り交ぜた半ドキュメント映画。
ずばり、ストーンズが録音しているのは「悪魔を憐れむ歌」。
アレンジは全くの白紙で始まったリハーサル。完全に行きあたりバッタリで。初期リーダーのB・ジョーンズはクスリで朦朧、仕事にならず。ミックとキースで必死の創作風景。途中、煮詰ったり。
驚いた事にオルガンの入った荘厳なヴァージョンも見られ。「テンポが ゆったりとした、こっちの方も聴きたかったな」と思わせてくれたり。
――で。歌詞と歌メロは、ほぼ出来ているのだが。決定的なアレンジが見つからないミックとキース。他のメンバーは指示待ち(笑)。
イラつきながらもダラダラとリハーサルは続き。スタジオ代が、かさんで行く。
映画のガイドでは「途中、魔法のように楽曲に生命が吹きかけられる。“あの”リズムが組み込まれるのだ」みたいな評を読んでたから。
どんな風にアイディアが生まれるんだろう!?」とワクワクして見てたら。
「寸劇終わってカメラがスタジオに戻ったら、もう“あの”リズムで、あのアレンジで演っていた」
・・・・なんじゃい!?そりゃ「魔法」のようなワケだよ!
こっちゃ「こんなのどうだい!?」とかミックかキースが譜面持って・・・みたいなのを期待していたんだが。完全な肩透かし。
まぁイイけどね。ど~せ、プロデューサーが連れてきたアフロミュージシャンがコンガ叩き始めて、皆が「これ、イタダキ!」って言って決まりだったんだろうから。
それこそ雑食バンド、ストーンズの真骨頂って気もするんだが。
ゴダール、そのとき寝てたのか?ダラダラ・リハーサルに付き合いきれずに(笑)。
―――そんな思い出ありの「悪魔を憐れむ歌」。
リミックス・ヴァージョンにも興味大ありのワタクシでした。
まぁ、米のヒットチャートったって色々カテゴリーあるから何とも言えないが(笑)。
9/24、最新の米ヒットチャートで、ザ・ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のリミックス版が初登場1位に輝いたって事で。
1968年、同バンドの最高傑作とも言われるアルバム「ベガーズ・バンケット」のオープニングを飾った異色の楽曲、それが「悪魔を憐れむ歌」。当時のプロデューサーはジミー・ミラー。この時代に、アフロと言うかサンバ・リズムと言うか、そんなパーカッシヴな楽曲を作り上げたってトコロに、ストーンズの異能ぶりが良く分かるのだが。
すでにミクスチャーしていたのだ、ストーンズは(つ~か、それこそがストーンズの凄さなのだが。ブルースもR&Bのカントリーも噛み砕いて消化する強い胃袋を持ったバンドだったのよね)!
今回のリミックス版は、人気プロデューサーのネプチューンズ、ファットボーイ・スリム、フル・ファットなどが、それぞれリミックスを担当。7つの違ったバージョンが収録されてるそうで。
米国では先週から発売開始。同バンドが以前所属していたABKCOレーベルからリリースされているとの事。
「悪魔・・・」に1位を明け渡したのは、
故エルビス・プレスリーが69年に収録した「ラバーネッキン」のリミックス版って事だから。
こりゃ「リイシュー部門ベストテン」とかの首位じゃないのか(笑)?
「悪魔・・・」、日本のボクサーで誰か入場曲に使っていたような(あれは元曲だったが)?打楽器と叫びのオープニングは、ボクシングの会場に良く合っていたと思う。
リミックス盤は未だ聴いていないが。国内盤は出てるのかしら?大胆なリミックスがなされてたら面白いから聴きたいな。
「悪魔を憐れむ歌」で思い出すのはゴダールの「ワン・プラス・ワン」。
ストーンズの録音風景に、当時の時代背景の寸劇をコラージュのように織り交ぜた半ドキュメント映画。
ずばり、ストーンズが録音しているのは「悪魔を憐れむ歌」。
アレンジは全くの白紙で始まったリハーサル。完全に行きあたりバッタリで。初期リーダーのB・ジョーンズはクスリで朦朧、仕事にならず。ミックとキースで必死の創作風景。途中、煮詰ったり。
驚いた事にオルガンの入った荘厳なヴァージョンも見られ。「テンポが ゆったりとした、こっちの方も聴きたかったな」と思わせてくれたり。
――で。歌詞と歌メロは、ほぼ出来ているのだが。決定的なアレンジが見つからないミックとキース。他のメンバーは指示待ち(笑)。
イラつきながらもダラダラとリハーサルは続き。スタジオ代が、かさんで行く。
映画のガイドでは「途中、魔法のように楽曲に生命が吹きかけられる。“あの”リズムが組み込まれるのだ」みたいな評を読んでたから。
どんな風にアイディアが生まれるんだろう!?」とワクワクして見てたら。
「寸劇終わってカメラがスタジオに戻ったら、もう“あの”リズムで、あのアレンジで演っていた」
・・・・なんじゃい!?そりゃ「魔法」のようなワケだよ!
こっちゃ「こんなのどうだい!?」とかミックかキースが譜面持って・・・みたいなのを期待していたんだが。完全な肩透かし。
まぁイイけどね。ど~せ、プロデューサーが連れてきたアフロミュージシャンがコンガ叩き始めて、皆が「これ、イタダキ!」って言って決まりだったんだろうから。
それこそ雑食バンド、ストーンズの真骨頂って気もするんだが。
ゴダール、そのとき寝てたのか?ダラダラ・リハーサルに付き合いきれずに(笑)。
―――そんな思い出ありの「悪魔を憐れむ歌」。
リミックス・ヴァージョンにも興味大ありのワタクシでした。
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