あるBOX(改)

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Rainbow Live in Germany '76 (2枚組CD)

2010年06月03日 | CD紹介(洋盤)
ロニー・ジェイムズ・ディオ逝去ニュースの後、
結構レインボーばかり聴いてる

やっぱ「ライジング(虹を翔ける覇者)」は名盤だなぁ
そして、このラインナップのLIVEってイイなぁ・・・。

この時期のライブ音源に「オンステージ」があるが、
後発の「Live in Germany '76」は、いじくってない生々しいライヴ

私はこっちが好きかも

ディスク:1
1. Kill the King
2. Mistreated
3. Sixteenth Century Greensleeves
4. Catch the Rainbow

ディスク:2
1. Man on the Silver Mountain
2. Stargazer
3. Still I'm Sad
4. Do You Close Your Eyes



「ライジング」発表直後76年のドイツ・ツアーを収録したライブアルバム
「Live in Germany '76 (2枚組CD)」

録音も決して悪いわけでは無い。
ベースの音が弱い気がするが、これはリッチーの圧政下だから仕方がない。
コージーのバスドラの方が100倍目立ってるもんなぁ・・・。
マーク・クラーク(b)だって地味に弾かざるをえなかったもんなぁ
(テンペストじゃ凄いプレイしてたのに・・・)

ギターソロの時、ベースにファズ入ってるだけで迫力が違うんだけどね・・・

キーボードもD・パープルのJ・ロードさんみたいに中域太目で音を歪ませりゃ
存在感だせるし、全体の膨らみにも繋がるんだが、これまた暴君がそんなコト
許さなかったみたいだし・・・

まぁ、ボーカルがしっかり収録されてるから、今回のような「ロニー追悼」で
聴く分にはイイですが

8曲で約100分という収録時間はCDならでは

荒っぽいのギターには「本当のライヴ感」が漂う
※リアルタイムで発表されるライヴ・アルバムって
結構「差し替え」とか手が入ってるのよね

そして、なんと行っても公式ライブCDで唯一、名曲「スターゲイザー」が
聴ける感激!
※企画盤「モンスターズ・オブ・ロック1980」で
G・ボネット在籍時の同曲も聴けるが
個人的には、あっちの演奏の方が好きだが
あっちは未CD化みたいだし

やっぱりコージー・ロニー・リッチーが
揃ってる演奏を聴ける感激は別格

まぁ、「同じリフを延々と弾くのが退屈」とリッチーがレパートリーから外した
・・・なんて話も漏れ聞こえた同曲
リッチーのノリはギターソロ以外は微妙
頭のドラム乱打も超短縮されているし・・・

その辺は、「モンスターズ・オブ・ロック1980」の再発を待つか
「コージー在籍のラスト・ライヴだから、コージーの好きなスターゲイザーを
演奏リストに入れた。
だから気合が段違い」・・・なんて言われた演奏もまた聴きたいしねぇ

さらに、チャイコフスキーの曲に合わせて
コージー・パウエルがドラムソロを炸裂させる「1812」も聴きたいところだが

こちらは「ライブ・イン・ジャーマニー1976~ツアー30周年記念ボックス~ 」に
収録されてるって事で

まぁ、デジタル・リマスター版と言いながら、6枚組みで値段が3万ウン千円だから、
なかなか手が出ませんがね

コージー、ロニー、リッチーで火花を散らした1976レインボー
1998年に自動車事故で他界したコージに続き、ロニーも逝去・・・

こんな壮絶なライヴを展開していたメンバーのうち、2名がもうこの世に居ないのね・・・


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