あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「80年代アダルトアニメの妖しき世界」(1)

2015年08月17日 | サブカル
行ってきました8/16の新宿ロフト・
プラスワン昼イベント。



LOFT/PLUS ONE 20th Anniversary!!!
「80年代アダルトアニメの妖しき世界」
【出演】吉田正高(コンテンツ文化研究者)、江戸栖方(触手博士)
【司会】かに三匹(埋もれたアニメ探究者)

「貴公、知っておるか、ワンダーキッズを」
・・・という事で

ほぼ、そのまんまの内容が楽しめました。



年別、製作会社別、ジャンル別と、それぞれの
切り口で語られる分析は非常に分かりやすく、
面白かった。

しかも、「くりいむレモンは取り上げない」という
頑なな姿勢で進められた解説は、コアな事この上なし。
※当事者は「これが当然!」の鼻息で御座いました・・・

ビデオジャケット写真とともに語られる時代の趨勢、
それぞれの作品に対する愛憎あふれるコメント・・・。

ゲーマーが「クソゲー」を嬉々と語る時の悦楽に似た
モノを感じましたよ。

日活や宇宙企画が参入し、やがて消滅の憂き目に会う
黎明期のアダルトアニメ・レーベル。

それに対する「愛」に溢れたイベントでした。

もちろんハイライト上映会もあり。
当初は「昼間っからは・・・」と絡みシーンは控えて
られたが、段々そんなシーンも登場し。

盛り上がる会場。
もちろん、エロいシーンだけじゃなく、バカバカし
かったり、「こりゃねぇだろ!!」ってシーンも
流されて、会場は爆笑!

「実写が入ったらダメ」「時代物に走ったらアウト」
・・・そんなコメントも清々しい。



「背景に宇宙、よくあるねぇ」「ロリコン物に行く前、
またはそれと平行して、羽中ルイ先生、ダーティ松本
先生の作品をアニメ化したトコロが凄い」
・・・そんな感想に皆が肯く。

※あがた有為先生原作の「ザ・サティスファクション」は
 ビデオ作品用に作られた曲が圧巻だった。素人くさい
 女性の声で「ザ・サティスファクション♪」
 ・・・なんという破壊力!
 ミック・ジャガーでは到底およばない素っ頓狂さ!! 



昼間というのに地下室でビールを飲み、マニアの極みの
ような方の高説を聞きながら
(DVD化不可能と言われる問題作含む)アダルトアニメの
ハイライトを鑑賞する。

贅沢だねぇ・・・。

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