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桜井孝雄氏お別れの会

2012年03月06日 | ボクシング
日本アマチュアボクシング唯一の五輪金メダリストで、1月10日に死去した故桜井孝雄氏(享年70才)のお別れの会が、
3月3日に千葉県船橋市のセレモ船橋駅北口ホールで行われた。

葬儀委員長は、プロでの恩師・三迫ジム会長の三迫仁志会長、副委員長は同ジム出身の元世界王者・輪島功一氏。
中大OBでローマ五輪銅メダルの田辺清氏、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長ら約200人が参列したそうな。

会場には桜井氏が64年の東京五輪で獲得した金メダルなど思い出の品が飾られ、同大会のVTRが流れる中、長男で喪主の桜井大佑氏が挨拶されたとのこと。

息子さんもアマチュアでボクシングをやってられたが、プロ転向はなかった模様。

輪島さんと桜井さんの関連では、「年齢は1才しか違わなかった」「元祖カエル飛びは桜井氏」「桜井氏のジムワークに魅せられて三迫ジムに入門した」などが語られていましたね。

桜井氏といえば安全運転な試合で野次られ、記者からの指摘もあったそうだが
「じゃあ、鼻が曲がって耳が腫れ上がったオレの老後を面倒見てくれるのか?」と反論してた・・・なんてエピソードも
『日本名ボクサー100人』で紹介されてました。

桜井氏の現役時代は知らない私だが、アマ時代のハイライト映像で前に出てくる相手を右フックで引っ掛けて倒すシーンは「凄い」と思った記憶がある。
「プロでも応用出来る技術だ!」・・・と。

私なら、桜井氏の「鼻が曲がって」の主張(選手哲学)をどう受け止めたろうなぁ・・・。

「だったら技術で倒してよ!」
「前に出てくる相手を右フックで回して、死角からビシビシと右ジャブ・左ストレートを突き刺してさ!」とか言ってそうだなぁ。

アマ→プロへの転向、スタイル転換・・・など
色々と考えるべき事を残した選手だったが、『オリンピック金メダル獲得』という実績は不滅だ。

改めて桜井孝雄さんの御冥福をお祈りいたします。

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