あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ベルトランがドーピング失格、粟生は現役続行

2015年06月08日 | ボクシング
米・ラスベガスで行われたプロボクシングWBO世界ライト級王座
決定戦で、レイムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回TKO負け
した、元世界2階級制覇の粟生隆寛(31才/帝拳)。

「負ければ引退」と公言しての3階級制覇チャレンジ失敗だけに、
引退もあり得ると思われたが、都内の所属ジムにて現役続行を表明。

引き続きライト級で戦い続ける事を明言したとの事。

「やめた後に『あの時、やっておけば…』とか思いたくなかった」と
説明した粟生。
帝拳ジムの本田明彦会長に直訴し、現役続行が了承されたそうな。

ちなみに相手のベルトランは、
同試合後の検査で筋肉増強剤スタノゾロール陽性反応が出て、
粟生戦の勝利は無効となったたとの事。
(米スポーツ局ESPN情報)

粟生は「信じられない」とコメントしたが、
ベルトランは体重を作れなかったうえに筋肉増強剤使用という
二重の違反を犯した訳で、これにより資格停止は間逃れない状況。

※・・・というか、
 サイドメン含めて一定期間の出場停止の措置が待たれます。

結果として、ベルトランvs粟生は無効試合となり、敗北は
取り消される模様。
失った世界ランクが復活する可能性も出てきた。

「それでも倒された事実は変わらない」という粟生。
以前にも述べたが、同時打ちタイミングで相手のパンチを
先に食らうなんて姿は想像できなかった選手だけに、
KOされた事実以上にその打たれっぷりがショッキングだった。

まずは身体をライト級に慣らす事。
その順応が急務だと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿