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井岡一翔が3階級制覇

2015年04月29日 | ボクシング
さすがに
「プロ18戦目で世界最速!ジェフ・フェネック(豪)の
20戦を塗り替えた」などと言われると「え?」と言いたく
なったが。まぁ、8度防衛の王者からの奪取だし、
酷い被弾もなく勝利したのは認めたいトコロであります。

4月22日 大阪府立体育会館
「WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦」
同級3位・井岡一翔 判定 王者フアン・カルロス・レベコ

挑戦者の井岡一翔(26才/井岡)は、王者のフアン・
カルロス・レベコ(31才/アルゼンチン)を2―0の
判定で下し、王座を奪取。3階級制覇に成功した。

日本人では亀田興毅に続いて2人目で、自身の叔父である井岡
弘樹氏(元世界2階級王者)が成し遂げられなかった井岡家の
悲願を成就させた形である。

ただ、この辺は「記録には残るが記憶に残らない」という
お仲間になってしまったなぁ・・・という印象ですねぇ。

試合としては
遠い距離から飛び込んで手数をまとめる王者に対し、ジャブで
距離を保ちつつ迎え撃ち、時に先制するパターン。

第2Rに左フックで王者の腰を落とさせる見せ場を作ったり。
自身は広めのスタンスで重心を下げ、圧力に負けないボクシング。

レベコはジャブ、フックと左パンチを中心に繰り出したものの
大振りで、井岡に距離やボディワークで外されるシーンも多々あり。
井岡はポイントでやや上回った印象でした。
2-0の判定は・・・あんなモンですかね。

まぁ、現実には他に世界戦が続くし、印象的には突出する事なく
埋もれていってる気がします。
「快挙」という割りにスポーツ紙の扱いも大きくなかったし・・・。

レベコの上にもスーパー王者がいるし、アムナットと再戦しても
勝機あるかは分からないし。

※レベコとアムナットはタイプが違いますからねぇ。
 鄒市明(ゾウシミン)にも勝ったアムナットは、すっかり
 スター候補キラーですなぁ・・・。

さてさて、陣営は「統一戦」などをブチ上げて、埋もれないよう
アッピールされておりますが。
まずは「仮想アムナット」みたいな選手を挑戦者に迎えて
苦手な相性を克服するキャリアを積まなきゃいけないんじゃ
ないですかねぇ・・・。


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2 コメント

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日本伝統の (幸夫)
2015-04-29 21:00:17
タッチアンドラン tbs判定、強制試合を避けるじゃ
亀ボクシングの継承ですね
アムナットさんやロマゴンとの対決待ってますよ
いまのままだとボクシング界のmisonoですから
(何を言っても叩かれる)

アムさんとやる前にフライの王座とったら
ベルトは返上して上を・・・
相当天狗になってましたもんね

フライ級は日本電灯のっていわれてましたけど いまは豆電球ですからね
返信する
コメント御礼&れす (ある@管理人)
2015-04-30 17:05:34
To幸夫さん

かなりのTBSタイトルマッチっぷりでしたね。
当事者(身内)たちで過剰に感激し、外野は・・・という構図は、
かなり亀ファミリーに近付いてまいりました。

まぁ、8度防衛の王者からの奪取ですから立派といえば立派なのですが・・・。
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