あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

最近の収穫:「KEEF HARTLEY BAND LIVE 1970」

2014年12月03日 | CD紹介(洋盤)
3rdアルバム発表直前の充実期に録音されたライヴ盤、
「LIVE AT AACHEN OPEN AIR FESTIVAL 1970」

キーフ・ハートリー・バンド発掘モノ。
音源は70年7月の独・アーヘン公演。
音質は粗いが、ドラマーがリーダーを務めるバンド独特のドライヴ感が味わえる。

このバンドの持つエネルギーが良い形でパッケージされた見事なライヴ盤。
これは良い買い物した・・・とホクホクなワタクシです。



メンバーは、キーフ・ハートリーの他、ミラー・アンダーソン(G/Vo)、
ゲイリー・セイン(B)、デイヴ・カズウェル(Trumpet)、
ライル・ジェンキンス(Sax/Flute)の5人。

ミラーのエモーショナルなリード・ギターとソウルフルなヴォーカル、
さらにホーンが乱れ飛ぶ演奏は、スタジオ盤以上の迫力。

英国ホワイト・ブルース・ロックというか、フランク・ザッパ的な
ジャズ・ロックの香りさえ感じる充実盤だ!

以前、私はハートレイのドラムを「いい意味で野暮ったい」と書いたが、
ここでの演奏はエネルギッシュながらスタジオ盤よりジャジーでスマートだ。

器用貧乏なトコロがあるミラー・アンダーソンも、ライヴでは吹っ切れている。
シャウトが素晴らしい!

洗練と混沌が一体化した見事な演奏。
キレイすぎない音質もむしろ効果を上げている。

Amazonのマーケットプレイスで千円台で買えた。
とってもオトクなCD。英国ロック・ファンには堪らない逸品で御座います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿