【ディソリューソン・エンジェル Desolation Angels】 Swan Song SS 8506(1979)
ヒプノシスのジャケットも麗しいバドカンの全米1位アルバム。正直、「なんで?」と思える出来なんすけど・・・。
79年あたりになると、英米のシーン分離が大きくなった記憶あり。
「英国じゃウケるが米国じゃ、まるでダメ」なバンドも現れてくる。逆に、フォガットやロビン・トロワーみたいに「米の方がウケてるだろうな」ってなバンドもある。
まぁ、陰影ある欧州フレーバーを排除し、景気一発やりゃOK・・・ってか?
誤解も含まってる事を承知で言ってますが(笑)。
――で。デソリューション・エンジェルですよ。
一曲目の「ロックンロール・ファンタゼー」、90年代のロジャース先生ソロ公演の初日・横浜公演の一曲目がコレでした。
場所が分からず、雨の中ずぶ濡れで捜した私が、遅れて入った会場の、入り口付近で聞こえてきたイントロ。
「うおお、ロックンロール・ファンタジーかよ!」と感激したんだか釈然としなかったんだか、よく分からない感情が甦る(笑)。
「ロックンロール・フーチークー(デリンジャー&ウィンター)」「ロックンロール・ドクター(リトル・フィート)」「ロックンロール・ストラテジー(38スペシャル)」・・・などなど。ロックンロールが冠されたイイ曲は多いですが、バドカンの曲もOKですよ。
いま聴くと、サビへの微妙な雪崩れ込みや、シンセ・ドラムがキツイですが・・・(笑)。
――以下、曲目。
1.ロックンロール・ファンタジー
2.クレイジー・サークル
3.ゴン・ゴン・ゴーン
4.イーヴィル・ウィンド
5.アーリー・イン・ザ・モーニング
6.ロンリー・フォー・ユア・ラヴ
7.オ-・アトランタ
8.タイク・ザ・タイム
9.リズム・マシーン
10.シー・ブリングス・ミー・ラヴ
――例によって無難な曲が並ぶ。
なのに、なんか枚数を重ねる度にスケールダウンしている気がする。
「バーニング・・・」の「マン・ニード・ウォーマン」みたいなブルース・フォームの曲「ロンリー・フォー・ユア・ラヴ」もあるし。
例によって、ハードロック味付けの曲あり、スローな曲もあり、構成も無難なのだが。
「これで全米1位?他に良いアルバム無かったの?」と言いたくなるのを堪え切れないワタクシなのでした。
次に発表されたの82年の「ラフ・ダイアモンド」(Swan Song 90001-1 US)は、契約履行の為に作られたであろう、消化試合的なアルバムなので。
今回、取り上げた「デソルーション・エンジェル」は、実質メンバーの仲が悪化する前のアルバムとしてバドカン最後のモノと私は捉えております。
帯には「ロッド・スチュワートをして『英国ロック史上最高のヴォーカリスト』と言わしめたP・ロジャースの歌唱が冴える!」みたいな煽り文句あったが。
ロジャース先生、ますます円熟味を増してますが。レコーディング時、蓄膿にでもなられていたのか?なんか、アルバム全般的に鼻声っぽいんですけど・・・・。
ヒプノシスのジャケットも麗しいバドカンの全米1位アルバム。正直、「なんで?」と思える出来なんすけど・・・。
79年あたりになると、英米のシーン分離が大きくなった記憶あり。
「英国じゃウケるが米国じゃ、まるでダメ」なバンドも現れてくる。逆に、フォガットやロビン・トロワーみたいに「米の方がウケてるだろうな」ってなバンドもある。
まぁ、陰影ある欧州フレーバーを排除し、景気一発やりゃOK・・・ってか?
誤解も含まってる事を承知で言ってますが(笑)。
――で。デソリューション・エンジェルですよ。
一曲目の「ロックンロール・ファンタゼー」、90年代のロジャース先生ソロ公演の初日・横浜公演の一曲目がコレでした。
場所が分からず、雨の中ずぶ濡れで捜した私が、遅れて入った会場の、入り口付近で聞こえてきたイントロ。
「うおお、ロックンロール・ファンタジーかよ!」と感激したんだか釈然としなかったんだか、よく分からない感情が甦る(笑)。
「ロックンロール・フーチークー(デリンジャー&ウィンター)」「ロックンロール・ドクター(リトル・フィート)」「ロックンロール・ストラテジー(38スペシャル)」・・・などなど。ロックンロールが冠されたイイ曲は多いですが、バドカンの曲もOKですよ。
いま聴くと、サビへの微妙な雪崩れ込みや、シンセ・ドラムがキツイですが・・・(笑)。
――以下、曲目。
1.ロックンロール・ファンタジー
2.クレイジー・サークル
3.ゴン・ゴン・ゴーン
4.イーヴィル・ウィンド
5.アーリー・イン・ザ・モーニング
6.ロンリー・フォー・ユア・ラヴ
7.オ-・アトランタ
8.タイク・ザ・タイム
9.リズム・マシーン
10.シー・ブリングス・ミー・ラヴ
――例によって無難な曲が並ぶ。
なのに、なんか枚数を重ねる度にスケールダウンしている気がする。
「バーニング・・・」の「マン・ニード・ウォーマン」みたいなブルース・フォームの曲「ロンリー・フォー・ユア・ラヴ」もあるし。
例によって、ハードロック味付けの曲あり、スローな曲もあり、構成も無難なのだが。
「これで全米1位?他に良いアルバム無かったの?」と言いたくなるのを堪え切れないワタクシなのでした。
次に発表されたの82年の「ラフ・ダイアモンド」(Swan Song 90001-1 US)は、契約履行の為に作られたであろう、消化試合的なアルバムなので。
今回、取り上げた「デソルーション・エンジェル」は、実質メンバーの仲が悪化する前のアルバムとしてバドカン最後のモノと私は捉えております。
帯には「ロッド・スチュワートをして『英国ロック史上最高のヴォーカリスト』と言わしめたP・ロジャースの歌唱が冴える!」みたいな煽り文句あったが。
ロジャース先生、ますます円熟味を増してますが。レコーディング時、蓄膿にでもなられていたのか?なんか、アルバム全般的に鼻声っぽいんですけど・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます