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メリー・クリスマス<br>英国音楽チャンネルがクリスマス・ソングのトップ10を発表

2004年12月25日 | 生活
英国の音楽チャンネルにVH1ってのがあるそうだが。

そこが「これまで発表された最高のクリスマス・ソングのトップテン」を発表したそうな。

まぁ、毎年この時期になるとラジオで掛かるクリスマス・ソングと言えば色々頭に浮かぶのだが。

日本では山下達郎の「クリスマス・イヴ」とか。
――正直ワタシは大好きです(笑)。
つ~か、あの曲が入った「メロディーズ」は名盤ですから。

あと、クレイジー・ケン・バンドの「クリスマスなんて大嫌い、なんちゃって」も泣ける?

――とは言え、英国誌ですから。その辺が選ばれる事は無く。

オンライン投票で選ばれたベスト10位には、バンド・エイドの「Do They Know It's Christmas?」が、オリジナルと最新の2曲でランクインしてたりして。

やはりオリジナル曲(‘84年)が、強く。今年再レコーディングされたバンド・エイド20を上回ったとか。

定番曲としては、ビング・クロスビーの往年の名曲「White Christmas」や、この時期ウザイほど流れるジョン・レノンの「Happy Christmas(War Is Over)」などが選出されている・・・なんてアリガチな話もありましたとさ。

その「クリスマス・ソング・トップテン」を挙げていくと・・・。

10位:イースト17「Stay Another Day」
  ――知らん(笑)。←オマエなぁ・・・

9位:ジョン・レノン「Happy Xmas (War Is Over)」
  ――ベタですが仕方なしか。オノ・ヨーコのウザイ声が無ければ・・・。

8位:ビング・クロスビー「White Christmas」
  ――定番中の定番ですからな。

7位:ウィザード「I Wish It Could Be Christmas Everyday」
  ――ウィザードって、ロイ・ウッド(Move~ELO)の?
  いきなりキャッシャーの音(P・フロイドが「マネー」でも使った)で
  始まってますぞ!皮肉効いてますぞ!
  関係ないが、大瀧詠一さんは、ここらのホーン・アレンジから相当に
  影響受けてますなぁ・・・。

6位:マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」
  ――まぁ、ここ数年の定番って事で。

5位:バンド・エイド20「Do They Know It's Christmas?」
  ――まだ聴いてません。

4位:スレイド「Merry Xmas Everybody」
  ――スレイドと来たか!!

3位:ワム!「Last Christmas」
  ――まぁ、これも定番になってるからねぇ・・・。

2位:バンド・エイド「Do They Know It's Christmas?」
  ――これも定番?「イスラム国とか、ありがた迷惑」とか言われてたが。
  提唱者の某氏は必死に反論してたな・・・。

1位:ザ・ポーグス&カースティ・マッコール「Fairytale of New York」
  ――そう来たか!!!!!!!!!!!

さすが英国の放送局!定番曲を押しのけ、ポーグスの「ニューヨークの夢(Fairytale of New York)」をトップに持ってきましたかい!!!!

そしてロイ・ウッドの曲をB・クロスビーより上にランクするか!?
スレイドを4位にするか!?

これが米国だったら「J・レノンで決まり」だぞ。多分。
「ハァ~、メリ、メリ・くりすま~す」なんてオノ・ヨーコの声が1位だぞ!?

英国サイコ―――――ッ!!!!!!(笑)
やっぱ俺イギリス大好きだわ。

希望としては、エマーソン・レイク&パーマーの「夢見るクリスマス(I Believe In Father Chrismas)」のランク外が解せないのだが(←オマエはELPを推さなきゃ気が済まんのか!?)。
ELO系入れるならELPも入れてよ・・・ってんで(笑)。

まぁ、元々ポーグスってバンドは、アイリッシュ旋律あるわけでもなく、パンキッシュで好きではなかったが。
この「ニューヨークの夢」という曲の歌詞には泣けたのよね。この歌詞をモノにしただけでエライって感じなのですよ!

P・バラカンさんは「老夫婦が『苦労もしたが、それも思い出だ』と語りあう歌詞」と仰ってるが。
和訳では、そうは感じられない。でも、和訳の方が泣けるので、そっちの方でOK!!!
以下、その和訳の書き写し。

メリー・クリスマス!!!!!!!!

【ニューヨークの夢(fairytale of new york)】
クリスマス・イヴだった トラ箱の中で一人のじいさんが俺に言った
もういっちょいかねえか それからじいさんは一曲歌った
<世にも稀なるウイスキー>を 俺は顔を背け、お前の事をぼんやり考えた

大穴を取ったよ 18倍もついたんだぜ 今年は俺と君の年さ 
そんな気がするんだ だからクリスマスおめでとう 
愛してるよ、君の事 ふたりの夢がかなう時が 俺には見えるんだ

酒場みたいな大きな車をみんなが持っているのね 河には黄金が流れてるのね 
でも身を切るような風が吹くのね 年取った人のいる場所じゃないわね

あなたが初めて私の手を握った時 とある寒いクリスマス・イヴに
あなたは私に約束してくれた ブロードウェイが私を待っているんだと

あなたハンサムよ 君はすてきだよ ニューヨーク・シティの女王様だ
バンドが演奏を終わると みんなはもっとやれと怒鳴っていた

シナトラがスウィングしてた 酔っ払いがみんな歌っていた
ふたりは街角でキスを交わし その晩を踊り明かした

ニューヨーク市警の合唱団が <ゴールウェイ・ベイ>を歌っていた
教会の鐘が鳴りわたっていた クリスマスを祝って

あんたは飲んだくれよ あんたなんてクズよ
お前はクスリ漬けの淫売じゃないか あのベッドの中で
注射でほとんど死んだようになってるじゃないか

あんたって最低ね あんたなんてウジムシよ 貧乏ったらしいオカマ野郎よ
クリスマスおめでとう、ケツの穴さん 私たち もうお終いね

ニューヨーク市警の合唱団が <ゴールウェイ・ベイ>を歌っていた
教会の鐘が鳴りわたっていた クリスマスを祝って

俺だって、ひとかどの人物になれたかも知れないんだ 
誰だって、そうなれたかも知れないわよ
初めてあんたに会った時に、あんたはあたしから あたしの夢をみんな奪っていったのよ
俺はおまえの夢を取っておいたのさ 俺の夢と一緒にしてね
ひとりだけの夢になんてしておけない
俺はおまえのまわりに 俺の夢を積み上げたんだよ

ニューヨーク市警の合唱団が <ゴールウェイ・ベイ>を歌っていた
教会の鐘が鳴りわたっていた クリスマスを祝って

words music by shane macgowan

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