あるBOX(改)

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がんばれテレ東

2007年01月23日 | 生活
「教えて!ウルトラ実験隊」でミソ付いたテレ東だが。

もともとは「大食い」もココ発信で
後続の民放が「バトル」を煽り、視聴者がそれをマネして悲劇が起きて

一時期、TVは大食いを封印してしまったワケで・・・。

また最近は復活した「大食い」だが
海外で“水大飲み”死亡事故あって、実は「ビクビクしてんじゃないの?」って気もする。

――テレ東って
本来、「その辺の喧騒の外にいる」イメージあるのよね。

ゴールデンタイムに
「ボーリングが苦手な芸能人に、プロボウラーのコーチを付けて成果を競う」
・・・なんて番組を企画したテレ東。

「スターボウリング」を放送した実績あるとは言え
マイナーな(失礼)ボーリングで、ゴールデンからプライムに掛けて長時間の尺を埋めてしまった、その感覚には感服。

しかもオチが凄かった。
プロの手ほどきを受けた石原良純と坂下千里子は、確かに素晴らしい進境を見せ

最後の対決は、まさにクライマックスとなる筈だった。

しかし
イザ本番、観客を入れてTVカメラもバッチリ準備されてのゲームでは

千里子は練習の力を発揮できず、手ほどき前に毛の生えた程度のスコアに終わり。

いよいよ劇的に上手くなった良純が名誉挽回・・・ってトコロで

良純の顔はコワ張り、嫌な汗が顔を覆い、ウェアの背中も汗で濡れ・・・・

投げる玉、投げる玉が狙いを外れ
教わったフォームもすっかり崩れ

これまた「手ほどき前」のスコアに逆戻り。

「頭にモノを乗せて歩き」
「手にペットボトルを持って」
行ったスイングやフォームの練習を重ね
練習では見違えるスコアを弾き出した結果が

「練習と本番は違う」
「緊張で手が痺れる」
「良純は目茶目茶プレッシャーに弱い」
・・・ってな
結論で終わったワケだ(笑)。

そして、それを「そのまま」流すテレ東の凄さよ!!

ここにテレ東の偉大さがある。

他の局なら「撮り直し」してます。
観客に記念品配って「上手く行ったってコトで」と言い含め、上手く行くまで繰り返してOK。
ヘタすりゃ「上手く投げた映像」と「客席の映像」を繋げて編集しちゃう。
それで放送してしまう。

それが現在の放送局の「常識」と推察されるのだが。

テレ東は「そのまま」放送してしまいました。
ゴールデンからプライムに掛けて。
「特訓してもダメだった」映像を・・・。

まぁ、オチはありましたがね。

“対決のゲーム”が終わった後。
「一回だけ投げさせて!」と懇願した良純が投げたボール

それが見事にストライ~ク!(笑)

フォームも教えどおりで
「なんで本番で出来ねぇんだよ~!!」と
良純が嘆いて終わり。

こっちゃ大笑いしたが
「スペシャル番組」のオチではありません。

それを流すトコロにテレ東の凄さを感じたのだが。
取り直す予算が無かっただけかも知れんが。

テレ東さんには、この路線を忘れないで欲しい。
妙に民放他局に毒されず、我が道を突き進んで欲しい。

頑張れテレビ東京!

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