あるBOX(改)

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なぜかライヴ演奏されない名曲

2015年06月21日 | 洋楽
まだまだ「M・シェンカー&G・ボネット公演」の余韻が
抜けないワタクシ。

ウォークマンでUFOやMSGの音源、レインボーの
「ダウン・トゥ・アース」を聴きながら通勤&帰宅する
日々を送っております。

まぁ、あいかわらず
「やっぱ、dancerやArmed And Readyも聴きたかったなぁ」
・・・なんて、未練たらしく呟いてるんですけどね。



特に「ダンサー」なんて、シングルカットされてるし
メロディーも良い名曲だと思うんですけどねぇ。

マイケル・シェンカーがLIVEで殆ど(まったく?)
演奏しないというのも勿体無い気がするのよねぇ・・・。
※ボネットはアルカトラスで演ったんだっけ?

まぁ、シングルカット向きのポップな曲とも言えるから。
ある意味、「そんな曲を作ってしまった」と
ハードロッカーとして変に恥じたマイケルが、以降の
ライヴ演奏を嫌ってるのかも知れませんが・・・。



コージー・パウエルが、ポップな「Since You Been Gone」を
演りたがらなかった事にも通じるというか・・・。

※そのガンコさもコージーの魅力でしたが。
 屈託なく「Jump」を演奏してるヴァン・へイレンみたいな
 ミュージシャンも居るんですよねぇ・・・。

ボネットさんは元々はポピュラー曲もイケるくちだったから
やっぱりメロディアスなHRも全然OKってな感じなんでしょう。

それでもファンが望む「ステージで演って欲しい曲」と
ミュージシャンが「LIVEで演りたい曲」には、けっこうな
乖離があるというか・・・。



2000年代初頭のバッド・カンパニー再編ツアーDVDで
結構この傾向が窺えるシーンあり。

ポール・ロジャースが少し意外そうに
「アンケートでリクエストが多かったんだ」と語ったのが
サードアルバム収録の「SILVER, BLUE AND GOLD」。

・・・いやいや、メチャメチャ良い曲じゃないですか!
「意外に」じゃねぇだろう!?
アンタ自分の作曲能力を過小評価してないか?
円熟期にはポール・マッカートニーに通じる作曲術みせてるぞ!

・・・と、その場に飛んで文句を言いたくなりましたよ。



レッド・ツェッペリンではセカンドアルバム収録の
「Livin' Lovin' Maid~She's Just A Woman~」 ですね。

個人的には「やっぱり少しポップなリフが良い」と
気に入ってる曲なんですが、ライヴで演奏されたことなし。

R・プラントなんて作曲者の一人なのに「あんな曲」と
ばかりに全く気に入ってない様子。

「胸いっぱいの愛を」のB面シングルになったコンパクトな
好曲なんですけどねぇ。
日本盤だと両A面みたいな扱いじゃないですか・・・。


※昔、高校野球でブラスバンドが同曲のリフを吹いた記憶も。
 応援マーチというか、攻防チェンジの時だったような・・・

もちろんね
演奏する側が「やりたい曲」を演るのが一番だし。
それで楽しくノッてる姿を見つめるのがファンの喜びでもあります。

ただ、たまには・・・ね。

「ライヴで聴きたい曲アンケートやって、それを大きく反映する」
コンサートなんて実施して欲しいなぁ・・・なんて思いました。

そういやストーンズは、ネットが普及してすぐ
「インターネットでリクエスト」なんて事やってたなぁ。



ミックが“これみよがしに”ステージ大画面を指差し、
「さぁ、ネットでのリクエスト発表だぁ~」なんて叫んだりして。

若いというか、いつまでも新たしもん好きというか・・・。
感心いたしましたよ。

まぁ、70年代ミュージシャンも
今後はコンサートのリピーター獲得が必須になるでしょうから。
選曲含めて色々と工夫をお願いしたいと思うのでした。

あ、今回のコンサートに文句はないんですけどね。


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