あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

職場にカワイコちゃんが遊びに来た♪⑤

2005年01月29日 | 生活
――凹む。

「世界中のカワイコちゃんは俺の物」と思ってる身からすると、“オトコの話”延々と聴かされるのは凹む。

まぁ、実質フラれた話のようだが。
つ~か、こんなカワイコちゃんを振るなんて・・・なんて言ってると「私だって20代後半ですよ」と返される。

しかし。
オレが恋愛相談を受けるタマか?オレのモテなかった話を延々としてやろうか?チミの方が若いけど、何倍も恋愛経験あるよ、絶対。

そう思うも、一応オレは「世帯主=勝ち組」で、カワイコちゃんは「自称・負け犬」。

「いや、結婚年齢も出産年齢も今は上がってるしさ・・・」とフォローするも、恨めしそうな上目遣いに遭う。

「あるさんは どうだったんですか?」と聞かれ、拙い経験談を話す。

まぁ、しかし。
男と女の揉め事は大体同じパターンで。「男=鈍感、女=愛情を求める」「男=面倒臭がる、女=怒る」なパターンで。

カワイコちゃんが怒ってる事は、大体オレも連れにヤって怒られてる事ばかり(苦笑)。

「も~、なんで男の人ってそうなんですか」と怒られてる気分。
・・・なんでオレが。

こっちが「男って大体怒ると黙るでしょ?言わなくても判れよな・・・って感じなんだよね」なんて言おうモノなら。
「それが頭に来るんです、人間なんだから会話で解決しようって思わないの!?・・・って」ムキになられる。

・・・なんでオレが怒られてるの?

「まぁ、妥協ですよ、妥協」なんて誤魔化しながら自分の失敗談など話して、少し笑いを取り。

脇の通路を通る若手の「いいな~、あるさん」の視線を維持する。

・・・・なんなんだよぅ。
なんで「カワイコちゃんとの楽しい語らい」が こんなノリになってるんだよ(涙)。

ムリヤリ音楽の話に持ってって「イイの来たらコンサート行かなきゃ」と言っても
「チケット貰えたらなぁ・・・」と知人らしき広告代理店野郎の存在をチラつかせる。

あぁ、住む世界が違っちゃったのね・・・。

つ~か、自分の好きなミュージシャンのコンサートくらい自腹で行けや!!

・・・と喉まで出掛かったが我慢(「その金が無いんですよ!」とブチ切れられそうだし)。

そういや以前「オデッセイのチケット調達してもらう事できたんですけど、エアロじゃない日で・・・。おもわず『バカッ』って叫んじゃいました」なんて言ってたなぁ・・・。

イイ娘だったんだけどねぇ。いや、今でもイイ娘なんだけどねぇ・・・。

まぁ、最後の方で「最近もこんなの買ってさぁ」なんてミュージックライフ75年2月号なんて見せたら、やっと食いついてきて。

パラパラめくってるトコロで「75年ならエアロもデビューしてるけど、まだ載ってないねぇ」とフォロー。
「ジェフ・ベック特集」のレコード・コレクターズにエアロのフォトがあったから見せてみる。

喜ぶカワイコちゃん。
あぁ、同僚時代にレココレのエアロ特集あげたっけ・・・。

小野真弓ちゃん系の笑顔だねぇ。または、さとう珠緒ちゃん系・・・。

やっと願望が叶い掛けてきた・・・と、ミュージックライフのネタを引っ張る。

「表紙の人、オレが一番好きなヴォーカリストなんだよ」
「へぇ~、そうなんですか」
「でもさ、今度クイーンのメンバーと組んでツアーに回るんだよ、クイーンのヴォーカル扱いでだよ!!」
「あら、それは嫌でしょうね~」
「チミだって嫌だろ!?エアロのスティーブン・タイラーがKISSのヴォーカルとしてツアーに出たら!」
・・・・と畳み掛けたら。

「いや、スティーブンだったら許せるかなぁ」(笑顔)

「ええええええええ!?顔とか塗っちゃうんだよ!?星とか描いちゃうんだよ!」

「スティーブンだったら似合うかも♪」

「ま・まぁ、そうかも知れないけど・・・火とか吐いちゃうんだよ!?」

「スティーブンだったら何でも許しちゃう♪」

―――ダ、ダメだ。
こいつもオレの手に負えねぇ・・・・・。

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