あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

サンボマスター・ライヴに行ってきた!②

2005年04月08日 | 生活
私がロック・バンド「サンボマスター」を知ったのは昨年。「連れ」経由であった。

ミュージック・ステーションに出演し、激しい演奏とともに「タモリさんに逢えて嬉しい」とタモリのLPを何度も聴いた事を嬉々として語っていたというエピソードが、何より興味をそそったのだ。

そして、CS音楽局で「ライヴ生放送」をチェック。

予想以上に激しいライヴと、ヴォーカル&ギターの山口隆という男の激情にショックを受け。
また、3ピースゆえ、より貢献度を求められるドラム&ベースも味ありまくりキャラ&激情プレイで、こちらの心を熱くさせてくれたのでした。

曲間に山口が語るMCも、時に語り掛け、時に煽りたて、情念の深さを感じさせて。

「あんたら、他のカップルとかが腕組んで歩いてる金曜の夜にこんなトコロへ来て・・・。最高だよ!」
「今夜、間違いないのは、このライヴは『伝説のライヴ』になるって事ですよ!!!!」
――などと言ってくれるワケですよ。

そして、その声に大きな声援で応え、彼等を圧倒的に向かえる観客の熱狂も凄まじく。
一曲目からの大合唱に、山口も「お前ら、歌ってくれるのかよ!?!?」と感極まった表情。

・・・「こんな若者達が居るなら日本も安心だ」と思わせたりしてくれたのでした。


熱い歌と演奏、そして普通すぎる外見がブレイクした要因とも思われるサンボだが。

山ちゃんの風貌はキャイ~ンの天野くん的とも言えるし(その高いギターの構えは、とても「普通」とは言えません!)。
太目の今ちゃんも存在感あるし。
ドラムの木内君は、そこそこイケてる風貌ながら「モテ」よりも「野郎同士の語らい」優先しそうなタイプだし。

そして、最前列に陣取るサンボ・ファンたちも、決してイケてるようには見えず。

「嘘臭いオシャレさ」より「リアルな情念」を選択した、つ~か選択せざるを得なかった者たちの切実な感情のキャッチボールが会場で繰り広げられる、それが「サンボマスターのライヴ」だと感じられたのでした。

演芸好き、お笑い好きを公言しながら「俺は今、ロックがやりてえのだ!!」と叫ぶ山ちゃんの情念に触れたい。同じく初期衝動を楽器に叩きつける今ちゃん、木内っちゃんの演奏を見届けたい・・・・その思いで、連れと2人にてSHIBUYA-AXのエントランスをくぐったのだった。

――続く(前置き長ぇぞ)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿