あるBOX(改)

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実家で漫画を読みふける

2004年04月26日 | 生活
法事で実家に戻ってるんだが。

例によって中高生時代に買い集めた漫画本を読み漁っている。

記憶力が無いせいか、ストーリーも すっかり忘れてて、新鮮な気分で読めてしまっている。

また、昔は今以上に無知だったから理解不能だった箇所もある。

よって今でも楽しく読めてしまう、黄金期の少年漫画万歳・・・って感じで。

例によって実母との会話もそこそこに、2階に篭ってしまっている。

前回戻ってきた時は「マカロニほうれん荘」を読み返した記憶があるが。
今回は、やっぱり横山光輝先生が亡くなったって事で「バビル2世」。

「抜群に面白かった3巻まで読むか」と思いながら全11巻を完読してしまった。

ヨミとの第1回抗争ばかりでなく、ヨミ復活後の第2次抗争も面白く。
無敵だったバベルの塔も敵の侵入にあったり、ヨミとバビル2世の意外な関係が明かになったりとドンデン返しもあり。
すっかり熱中して連泊が終わってしまった。

しかし「記号化はなはだしい」と言われる横山漫画だが。娯楽に徹したストーリー展開は素晴らしく、主人公の無機質な性質も、ここへ来たらオールOKって気にもなるのだが。

まぁ、ヨミもバビルも結構部下の進言に耳を貸したりと、中小企業の社長的なトコロがあったり(笑)。←ヨミなんて、しょっちゅう会議開いて部下のアイディア募ってるし。

バビルもコンピューターやロデムあたりに意見されて「おぉ、そうか!」とか、しょっちゅう言ってるし。

ヨミも、窮地の部下を救出に走ったり、チャンスなのにバビルの力を評価しすぎて詰めを誤ったりと、悪役なのに人間的なトコロが見れて楽しかったりする。

むしろバビルの方が、ミモフタも無く残酷だったりして(笑)。

そういったトコロは、後の少年漫画の雛型って感じもして。
やっぱり、横山先生バンザイ!・・・って感慨を覚えたのでした。

P.S.
しかし、ホントは「伊賀の影丸」を今回読もうとしたのだが、殆ど揃っていなかったのね。東京に戻ったら漫画喫茶とかにあるかなぁ・・・。

そんで結局、「バビル」読んで。いま読んでも面白いってんで望月三起也先生の「ワイルド7」を熟読したのでした。

あ~、やっぱ面白いわ(時代掛かってるけど)。

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