あるBOX(改)

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弟マルケス、ストップ勝ち

2002年07月13日 | ボクシング
▲世界1位マルケス(弟)ストップ勝ち

IBF/WBO #1指名挑戦者、ラファエル・マルケス(メキシコ)がホルヘ・オテロに
ストップ勝ちを収めた。
マルケスは第1Rから左のショートフックでダウンを奪い、圧勝。
世界戦へ歩を進めた。

▲ラリー・ホームズvsバタービーンでPPVなんだかなぁ・・・(苦笑)。
19ドル95セント?ど~せ私は契約できないんでイイんですがね。

▲本日の試合予定(16:30-20:00)
奥田vsウィービー EDDEI'S WORLD Vol.19 大阪市中央体育館
○10回戦
奥田春彦vsトニー・ウィービー(豪)
高山勝成vs岡島孝
○8回戦
足立浄vs松本憲亮
竹田津孝vsタイ人
問い合わせ:エデイ・タウンゼント・ジム 06-6632-6176
チケットぴあ 06-6363-9966 ローソンチケット 06-6387-1900
あ、もう始まっている。メインには間に合うから お近くの方は今からでも!

1979年12月31日発表 WBAミドル級ランキング

2002年07月13日 | ボクシング
79・12・31 WBAミドル級ランキング

C:ビト・アンツォフェルモ(伊=ハグラーと引き分け、防衛1)

1位:マービン・ハグラー(米=同年11月ビトと引き分け)

2位:アラン・ミンター(英=翌年3月ビトに判定勝ち、同級王者へ)

3位:ウーゴ・コーロ(亜=元同級王者)

4位:ロニー・ハリス(米=前年コーロの王座に挑戦、判定負け)

5位:フリー・オベル(ベネズエラ=後にハグラーへ2度挑戦)

6位:トニー・チャベリーニ(米=同年6月レナードに4RKO負け)

7位:朴 鐘八(韓=OPBF王者)

8位:マルコス・ヘラルド(メキシコ=翌年ハグラーに判定負け)

9位:ルーベン・バルド(亜)

10位:フスタファ・ハムショ(シリア=後にハグラーへ2度挑戦)

ビトも波乱万丈キャリア(大西洋を行き帰りして欧州王者→世界王者へ)の後に
王者になってるから「ハグラーから逃げた」ばっかりの文脈で語りたくないが。

一回は挑戦受けて、不利の前評はねのけて引き分けてるし
※あの辺でのハグラー見ると「仕掛けの遅さ」が気になるのだが。アマニや
 シールズを前半でKOした破壊者ぶりとの二面性も気になるトコロ。

この辺のメンツは粗方ハグラーに一蹴される事になるワケだが。
マルコス・ヘラルドは「タフガイ」の名に恥じない粘りで、無冠時代のハグラーや
レナードに最終ゴングを聞かせてるし(後のハーンズ戦ではサスガにKO負け)。

オベルなど、ハグラー第二戦での敗戦時が38勝35KO2敗。つまりハグラー
以外には負け無し。しかも勝ちは殆どKO。81年には朴 鐘八をKOし、本場の
世界ランカーの力を東洋の第一人者へ教えている。
※後にピーク過ぎてS・ミドル級で世界王者となるも、白 仁鉄に王座を奪われ、
 江戸の敵を討たれているが。全盛のミドルで王座奪取ならなかったトコロに
 ブルース・カリーに通じる悲哀を感じさてくれますなぁ。

M・ハムショ(この人もシリアから船で米国に渡ってきた波乱万丈の選手)も
ハグラーの壁を越えられなかったファイター。
ミドル級進出を狙ったウィルフレド・ベニテスを体力差で押し切り判定勝ちするも、
ハグラー再挑戦では完璧なKO負け。

しかしハグラーって、ビト戦にしろ再戦では より力の差を見せつけて勝っている
トコロはサスガだ。
「ハグラー以前」の この時代も中々味ありかも。

コーロの動く映像は見たコト無しですが。
4位のロニー・ハリス(米)は、ブエノスアイレスでコーロに挑んで判定負け。
27戦無敗、メキシコ五輪ライト級ゴールド・メダリストのハリス。前半はアマ
仕込みのサウスポー・スタイルでリードしたが、後半スパートしたコーロの馬力に
押されたとの事。
ハリスの技巧を評価する声もあったが、ハワード・デービスやロニー・シールズ
系の選手だったのかも知れませんな。