11月8日(月)午後まで国会図書館で資料を読み込む。2時からは森ゆうこ議員の部屋で検察審査会の「くじ」の再現。パソコンソフトの保守点検を行う業者と最高裁関係者が出席。有権者100人から審査員(5人)と補充員(5人)を決める時間はほんの数秒。検察審査会にはフロッピーあるいはCDで選管から人口に比例して無作為で選んだ20歳以上の名簿が送られてくる。毎年のはじめに1年分400人が選ばれ、それをもとに100人づつにわける。そこから10人を決めるのだ。最高裁が依頼した業者(毎年入札で決まる)が100人に通知書を配送する。質問にコールセンターが答えるシステムもある。審査員を受けるかどうかの返事は検察事務局が受ける。10人が決まって辞退者が出れば追加補充員が再びくじで決められる。くじには判事と検事が立ち会うが、どこでくじをするかは決まっていない。会議室など「どこか」で行われるのだという。10人の審査員が決まってもその人が出席するかどうかはわからない。そのときには補充員が出席するから、選任されたときと議決が行われるときの平均年齢は異なる。東京第5検察審査会で2回とも平均年齢が34・55歳とは「数学的にありえない」(芳沢光雄・桜美林大学教授に聞いたコメント)。何しろ辞退者がどれだけいるか明らかにされないから、選任の母数はわからないままくじが行われている。したがって恣意的な議決が行われたとしても闇に隠されたままなのである。3時から5時まで「チームS」の検討会。川添由香子秘書と小野卓也秘書も参加。この問題は解決まで追及していく。