6月30日(火) 2009年もこれで半分がすぎたことになる。高島平へ。7月18日の集会のためのチラシをあるグループの中心人物にお渡しし、これからの相談。大原町、泉町。さらに仲宿を歩く。昨日より過ごしやすいとはいえ、汗ばんでくる。歩け歩け。「意見広告7人の会」の同志である日垣隆さんと重村智計さんの原稿をお勧めする。いずれも『WiLL』(ワック出版)に掲載されている。日垣さんの「爆弾レポート」は足利事件についてのスクープ。しかも13年も前に「論座」に掲載されていることに驚く。まずは「科警研の捏造」という新稿から読むといい。朝日新聞幹部、警察庁から圧力があったことも知らなかった。日垣さんが指摘しているように、メディアは警察や司法を批判するだけでなく、「科警研の捏造」など報じるべき「タブー」をいまも曖昧にしたままだ。重村さんの論文は北朝鮮の後継問題がいかに操作されたものかをテーマとしている。「金正雲」後継ではなく、「金賢」後継だと重村さんは分析する。花田紀凱さん責任編集のこの雑誌には、これまた「意見広告7人の会」の勝谷誠彦さんも連載をしている。映画好きの花田さんらしい「戦後史のこの一枚 女優篇」など、個人的趣味としては共感できることが多い。だがいつものことだが安倍晋三、森喜朗元首相など政治家インタビューとともにバカでかい肖像写真が掲載されると、恥ずかしくなってしまう。まとめ買い対策と邪推してしまうのは偏見か。