日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

忘れられない映画。

2012-07-13 20:40:52 | 映画・音楽
ずっとずっと、心にひっかかってる作品てある。
自分がその作品のこと、好きなのか嫌いなのか(嫌いではない。)
もう一度観たいのか、観たくないのか。
それすらもはっきり答えることができない。
ただ、軽く「もう一度みたい!」なんて即答できる作品じゃないことは確か。
観た瞬間、とんでもない作品だ!と感じる。(ワタシの中では、群を抜いて凄い。
「白いリボン」も観た時は、感じたけど、それよりずっと強い印象)
他のことをいろいろ考えるから普段は、表面にこの作品のことが浮かび上がってくることはないんだけど、
心の底にいっつも、沈殿してるみたいにこの作品は存在している。
たまたま、気になるえいが監督のツイッターを辿って行ったら、
ワタシととても似た嗜好を持つ人のブログに行き当たった。映画のね。そこに見つけたタイトル・・・(忘れることのない)
世の中は広いんだ、とても気の合う人と、まだ出会ってないのかも。このまま出会えないかも。
その時がきたら、ワタシはもう一度この作品を観ないではいられないでしょう、理由も分からずに。
父、帰る

涼しい風♪

2012-07-10 21:25:08 | 自然
今日は、今年最高気温の32度超え。
暑かった。。。でも、エアコンつける気にならず、、、
用事も、チャリに乗ってスイスイ。汗だくだく。でも気持ちいい。
チャリに乗ってると風を感じるんだよね~。青い空に、遠くには山ばっかり(笑)
やっぱり、この生活がいい、って思った。
お昼はあんなに暑くても、夕方過ぎれば、ぐっと涼しくなり、
日によっては、寒いくらい。田舎のいいところ。☆も出てるし、これで蛍が見れれば最高なんだけどー。
今年は、エルニーニョ現象で冷夏になるかも、だって。

シベールアリーナ

2012-07-08 18:29:28 | 日々
アリーナ&遅筆堂文庫
縁って、なんて不思議なんでしょう。

山形に帰ってから、一度も芝居を見たい、と思ったこともないし、
ましてや、芝居をしたい、なんて一度だって、ちらっとだって考えたこともないほど
芝居の存在自体がワタシの中から消えていて・・・・

なのになんで、去年の秋くらいから急にそのことを思い出すようになったのか、
高校の時、井上ひさしさんの書いた「イーハトーボの劇列車」を見て、絶対この劇団(劇団ではなかったが)に入りたいと思ったこと、
研究所の入所を許してくれた本田さんの存在。あの頃あった色んな事・・・・次々に蘇ってくる。ワタシも歳をとって昔のこと思い出すようになっちゃった、って。

極めつけが、先週参加した「演劇WS(イッセー尾形の作り方)」(会場:シベールアリーナ)
なんでワタシはここに参加しようと思ってるんだろう、って思いながら、でも参加しなきゃいけないんだ、というまったく意味不明の確信に似た感覚。
ほんとに、参加してる時も(もちろん楽しくないわけではないが)「なんでワタシはここにいるの?・・・・」って何度思ったことか。(そんな、WSから帰ってきたある夜、FBにその劇団の同期・もう30年になろうかというのに・からフレンドリクエストがっ!!!)時々あるんです。自分の意志なのかわからないようなまま、あれよあれよ、と言う間に自分で何か行動を起こしてしまっていること。頭おかしいから?

そして今日、読んでみたい本がありそうなのでシベールアリーナに併設されている図書館に行ったのですよ。
WS受講のため一週間通いながらこの部屋の存在はまったく気がつかなかった。井上ひさしさんに縁のある方が紹介されている部屋が奥にあったのです。
はじめて足を踏み入れるとそこには、
「イーハトーボの劇列車」のパンフと舞台写真も一緒に展示されてました。
不思議です。とても不思議。WSを本田さんは、見ていてくれたのかな。
相変わらずド素人でしょ。。。。ごめんなさい。ワタシは本田さんにたくさん伝えたいことがあって、今更だけど心のなかで伝えようとしてる。
本田さんも、なにかワタシに伝えようとしているのかな?

探し物・・・

2012-07-06 15:40:12 | 日々
思いがけず借りた、「根をもつこと、翼をもつこと」(田口ランディ)という本を読んでいて
ある言葉を見つけた時、目が釘付けになって、自分の心が震えるのがわかった。。。。
それは、こんな風に書いてあった。

ほら、おまえはこれでもわからないのか。
誰かがそう言う。
世界はおまえの思うとおりに存在しているだけなのに。

ワタシが探していたのは、このことだ!震災でぐちゃぐちゃになった心が求めていたのは。
はっきりとわかった。
これは、ワタシにとっての希望?
「目に見える世界は、自分の心が見ている世界」
ここ数ヶ月、ずっと探してたものにやっと出会えた。
やっと見つけた。