日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

シベールアリーナ

2012-07-08 18:29:28 | 日々
アリーナ&遅筆堂文庫
縁って、なんて不思議なんでしょう。

山形に帰ってから、一度も芝居を見たい、と思ったこともないし、
ましてや、芝居をしたい、なんて一度だって、ちらっとだって考えたこともないほど
芝居の存在自体がワタシの中から消えていて・・・・

なのになんで、去年の秋くらいから急にそのことを思い出すようになったのか、
高校の時、井上ひさしさんの書いた「イーハトーボの劇列車」を見て、絶対この劇団(劇団ではなかったが)に入りたいと思ったこと、
研究所の入所を許してくれた本田さんの存在。あの頃あった色んな事・・・・次々に蘇ってくる。ワタシも歳をとって昔のこと思い出すようになっちゃった、って。

極めつけが、先週参加した「演劇WS(イッセー尾形の作り方)」(会場:シベールアリーナ)
なんでワタシはここに参加しようと思ってるんだろう、って思いながら、でも参加しなきゃいけないんだ、というまったく意味不明の確信に似た感覚。
ほんとに、参加してる時も(もちろん楽しくないわけではないが)「なんでワタシはここにいるの?・・・・」って何度思ったことか。(そんな、WSから帰ってきたある夜、FBにその劇団の同期・もう30年になろうかというのに・からフレンドリクエストがっ!!!)時々あるんです。自分の意志なのかわからないようなまま、あれよあれよ、と言う間に自分で何か行動を起こしてしまっていること。頭おかしいから?

そして今日、読んでみたい本がありそうなのでシベールアリーナに併設されている図書館に行ったのですよ。
WS受講のため一週間通いながらこの部屋の存在はまったく気がつかなかった。井上ひさしさんに縁のある方が紹介されている部屋が奥にあったのです。
はじめて足を踏み入れるとそこには、
「イーハトーボの劇列車」のパンフと舞台写真も一緒に展示されてました。
不思議です。とても不思議。WSを本田さんは、見ていてくれたのかな。
相変わらずド素人でしょ。。。。ごめんなさい。ワタシは本田さんにたくさん伝えたいことがあって、今更だけど心のなかで伝えようとしてる。
本田さんも、なにかワタシに伝えようとしているのかな?