日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

タップがなまってる。。。。

2014-04-03 09:59:23 | ダンス
昨夜のレッスンのこと。
「タップにもなまりがあるんだ・・・」!!生徒さんの踏んだステップに、突然感じたこと。
リズムが間違っているともいえない・・・ニュアンスが違う、っていうのか。
アクセントが違う?ほんとに微妙な間合いが、それをつくり出す?
昨夜は、瞬間「あ、これはなまりだ!」って、はじめての感想に自分でも面白くなってしまった。

以前、山形ブラジル音楽普及協会の会員だった時、山形でこのクオリティーのライブが聴けるの?!っていうくらいに凄い音楽のシャワーを浴びて、交流会とかで、ワタシの全く知らない音楽の話を聴けたことは、ものすごい財産。あと凄かったのは、楽器のWS。プロ志望のミュージシャンですら叶わないであろう講師による・・・パンディエロ、打楽器の手ほどきを受ける機会を得られたこと!。。。(マルコス・スザーノ氏、ヤヒロトモヒロ氏)なまりで思い出したのは、パンディエロのリズム。あ、アフリカギニアのジェンベ奏者サイオンのリズムも!西洋の♪の長さどおりのリズムを刻んだだけでは全然魅力的にならない、ということ(正確に刻むのはもちろん技術が必要ですが)すっごくたくさんの良質なブラジル音楽を聴かせてもらったから、そのリズムを聴き分けることはできる。でも、そのニュアンスを含んだリズムを自分で再現しようとしても、全然できない。やっぱり、そこから先が楽しいと思うんですよね。ま、オタクという領域になるかと思うんですけど~(笑)(プロと言われてたって、そうじゃない人たくさんいるし。。。)ちなみに先日のジオ・グイドとヤヒロさんのライブでは、お客さんがあまり音楽を聴く機会がないような人も多かったようで、なにが凄いのかが全く理解できていない様子でした(笑)。。。それも全く正しい音楽鑑賞のひとつではあると思っているけれど(笑)ワタシが山ブラ(山形ブラジル音楽・・の通称)で学んだ一番の大きなこと。一流の音楽家は、テクニックの凄さを見せたがる。でも、超一流になると、お客がそれに全く気づかない領域に入っちゃう!って感じかな。謙虚な方ばかりだし、パフォーマンス中、不思議と本人の存在が消えちゃうように感じるのに、絶対にその人にしかできないこと。しかも、その凄さに気づけるのは一握りの人だけ。ワタシ、今まで結構そういう人達に出会えてるんだ、びっくりするくらい。そういう世界がいいなあ。今の日本のクリエイティブな世界の幼稚な感じは、見てるだけでも苦手すぎる(苦笑)。現実逃避に近いのか、外国に行きたいっていう気分はすごくあるな~。でも、まずは、現実、現実。タップなら、田舎でもひとりコツコツ続けていけるのかな~なんて思っています。田舎ゆえ、逆に何かに縛られることもなく、注目されることもなく(笑)。続けるということは、自分の意志で叶えられることだと思うので。ただ、続けられたらいいと。あ、唯一の望みは、ワタシと同じように、ひとつのことを掘り下げて追求していきたいと願う楽器のできる人に巡り会いたい、ってことかな!ははは、幸運を自分で祈ろう!!

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