日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

昨日の天体ショー(金星通過)に感じたこと。

2012-06-07 10:48:35 | 自然
あの神秘的な現象、そのものについて、ではなく。。。

「次にこの現象が見られるのは105年後」
・・という言葉について。

105年後といったら、ほとんどの人が「今回が最後。次に見る事はできないんだわ。」
と思ったからあんなにも一生懸命、自分の目に焼き付けようと思ったんだろうな。。。とすごく感じた。
しょっちゅう見られる機会があるものだったら、あそこまでわざわざ労力を使わないんじゃないだろうか、人間。
そしてなんとなく、他の人は見てるのに、自分だけ見ていないのは損した気分だな~って。(え、思わない?
もちろん、わたしもそう感じて(笑)「見られるものなら見たいものだ」
と思いましたが、生憎の雲。ずっと張り付いて観察していれば実際に見られる機会もあったのでしょうが、そこまでの気合いはありませんでした。

でも、考えたら変ですよね。たまたま、もう二度とは見られないって知ってたから熱心になるんだけれども、
現実では、(二度とその機会は巡ってこない)ってことを知らないだけでー知らなければ、全然平気であったり、かと思えば、「いつか」と先送りしていたことを後悔するはめ、になったり。それもまた、人間だから・・って言えるんでしょうけど・・・(なんじゃそりゃ)
後悔はきついから、ちょっと心の隅に、こういう風なことを置いておくといいのかも、ですよね。。。