宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

自民党政治と高齢化社会

2007-12-13 06:59:21 | 政治
自民党、ますますボロボロですね。
やっぱり「姿勢」に問題があるのでしょう・・・?
渡辺さんの若さで一生懸命天下りに取り組んでも、自ら(自民党)が作り上げた、利用した、おいしい水を飲ませる(つまり、何かの問題発生が原因で役職を辞めさせようとする時、なかなかその席から離れようとしない、傲慢なしがみつく人たちがいる。それを奪い取る政治家としての力量のひとつとしての、こっちの水は、つまりこっちの役職はおいしい水だよ、が必要だった)・・・・ 
その極めて日本人的な美しい?筈の解決策が、現在の「天下り」のどうしようもない悪癖になって、官僚に伝わり、大企業を通して下々へまで伝染していっているのであり、子会社を作り、出向などと言う形となって現在に至っている。
昔、財閥、今、グループ化となって多少の違いはあるが、効率を考えての長きに渡った自民党政権システムのやり方が疲弊してきているのだ。
みんながみんなグループ化による、「細胞の新陳代謝」の行き詰まりに直面しているのである。
そして、みんながみんな必要がなくなったのを自覚しつつ、その甘い水にしがみつき、発展途上の若き会社まで、蜘蛛の糸よろしく引きずり込んでいくのである。
上を(大企業以上・・・)助け、下を(格差に怒る貧民)くじく政策を仕方なくやらざるを得ないのが、自民党政権の泣き所でもあるのだ。


舛添さんももう投げ出したい気分であろう・・・・?
自民党が、そんな官僚たちを育ててしまったのだ。ありていに言えば、国民がそんな自民党的体質を営々と許認可してきてしまっていたのである。
どこかでその弊害に気づく必要があったのであるが、時々、そのブレーキ役の必要性が生まれつつ、高度経済成長の美名・・・?の名の下の軍門に下ってしまっていたのである。
この上、なけなしのお金を「軍事という防犯警備費部門に回す」どうしようもないアホらしさは、「気が狂ったか!・・・・」と思わずにはいられない地団駄である。
それもこれも本来必要性の無くなった大企業を救うための軍事物資、武器産業への転換を促す政策であろう・・・・?(そこに拉致、経済制裁が組み込まれている)つまり、解決を長引かせる企図と表裏一体なのである。自民党右翼タカ派やヤクザの思惑と一致しているのだ。
そうして政治と産業界が一体となって、意味のない軍事にお金を貢ぐ哀れな構図である。
大企業が潰れない社会というのも、おかしな社会であるし、もうすでに潰せない時期にきている現状はもっとおかしな歪んだ社会である。
折角みんなで、最初は真似からであったが、仮にも技術立国として稼いだ大事なお金を、何の役にも立たない部門で無駄に浪費するほど、これ以上のバカはおるまい。
前にも書いたが、自民党の老衰は実際であった証明であろう・・・・?
高齢化社会の弊害が、自民党にも忍び寄っているのである。
早く、この「しがらみ文明」から脱しないと、立ち直るにも膨大な月日を擁するのである。