宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

拉致被害者家族の動向の所見。

2007-11-16 07:23:13 | 北朝鮮
あいも変わらず拉致被害者ご家族の皆様はお元気ですね。
もう自分たちの被害者はこの世にいないと思っていますね・・・
いくら締め付けをアメリカに求めたって、それは他力本願、儚い望みでありましょう。
だからそのような運動をするのでしょう・・・・
憎さだけが前面に出ております。
本当に帰ってきて、会いたい、と思うなら、わたしだったらその国へ乗り込んでいきますがねえ・・・・?お気持ちが分かりませんねえ?
外野から、やっつけてくれ!・・・・っていくら騒いだところで、お相手は一生一代の恥になるようなことはしませんよ。

そこのところがどうも腑に落ちませんですな。
圧力を掛けて、動じるような国ですか?・・・・イチかバチか・・・で、アメリカ軍隊と渡り合ったような国ですよ、捨てるものも何も無くなった国ですよ、拉致被害者家族の方々が、憎さで糾弾しようったって無理な話です。

あなた方も政府も拉致問題にワダカマリを持って運動しておれば、同情する日本国民の支持を得られるからと、考え方を変えることができないのでありましょう。

しかし、却ってその固定した考え方が、日本国を追い込んでいるのですよ、核開発を真剣必死になって取り組んだのも、北朝鮮排斥への動向が推し進めた結果となっているのです。
結局は日本外交も、あなたがたも、北朝鮮には相手にもされず、遠吠えするだけじゃないですか・・・もういまではあなたがたや、日本政府、アメリカ政府までもの、その遠吠えも痛くも痒くもないのです。

選挙の予定がなければ、福田さんだっていつでも経済制裁は止めたいのです。
そうしなければ話が進まないからなのです、早く解決してあげたい、して拍手喝采を浴びたいものなのです。しかし、この拉致問題がもう票にはつながらないことも承知のすけだろうと思います。何故なら、そのために日本国の孤立化は賢明な選択であるとは言えないからです。
「拉致」よりも「核」なのです、日本政府が拉致のために核放棄の問題にタッチすることが、させてもらうことができないのは「愚か」の一言なのです。
元々は「核とミサイル問題」においてこそ、日本が6カ国協議に無理やり参加しようとしたものなのです。それがいつのまにやら「拉致解決なくして国交正常化なし」という大儀ができあがっていたのです。小泉さん、安部さんの右翼連合であったからでありましょう、多くの国民の琴線にも触れたのでしょう・・・・?
しかし、北朝鮮を追い込むことに大衆はそろそろ疑問を感じている筈です。私のような批判は言わずもが、で、抱いていると思われます、面と向かって言わないだけです。
あなた方は、よってたかって、逆に解決を先延ばししてきているのです。
憎い気持ちは分かりますが、知恵があるとは言えません、
憎さをぶつければ、喧嘩を売られている国の人は、当然誰でも開き直るものなのですよ。
もう流れは喧嘩の収拾に移行してきているのです。どのような形で拳を下ろすかの段階です、それをあなた方は必死に拳を下ろさせようとしていないのです。
ますます解決を先送りにしようとしています。
その意味は何なんでしょうか?・・・・・帰して欲しくない・・・・としか思えません?本当に被害者のことを思っているのでしょうか?私にはいささか疑問です。
死んでいるのは確か、と思っているとしか思えません・・・・・
情報を受け取っているのではないですか?だから会いに行こうともしない、孫にも会わない、私には信じられません!!
私だったら娘の情報を知りたいから、また、素直に孫に会いたいと思う・・・・
矢も立てもたまらず・・・・でしょうか・・・・・